中国政府が国内初のローカル5Gライセンスを国有航空機メーカーの中国商用飛機(COMAC)に付与したと現地のChina Dailyが報道した。「5G plus industrial intenet(5Gと産業用インターネット)」の用途拡大を目指す政府の幅広い取り組みの一環だという。

同媒体によれば、中国工業情報化部(MIIT)は11月27日、湖北省武漢市で開催された「2022 China 5G plus Industrial Internet Conference」の中で、COMACへの企業向けローカル5Gライセンスの付与を発表。割り当てられる帯域は産業向けの5.925-6.125MHzおよび24.750-25.15GHzで、高速接続・低遅延が特徴だという。

COMACは、2008年に設立された中国唯一の国産ジェット機メーカー。同国初の国産単通路旅客機「C919」の開発で知られる。中国政府は、同社へのローカル5Gライセンス付与により、航空機製造現場へのAIやロボットなどの最新技術の導入促進を期待している。

MIITのZhang Yunming副部長は「5G plus industrial internetの革新的な発展により、企業は品質の向上やコストの削減、効率の向上、グリーンで安全な開発を促進することができる」とコメントしている。

[関連情報]
・China grants first 5G private license to COMAC(https://www.chinadaily.com.cn/a/202211/21/WS637b33aea31049175432afed.html)
・CHINA'S FIRST PRIVATE 5G LICENCE GOES TO AIRCRAFT MANUFACTURER(https://totaltele.com/chinas-first-private-5g-licence-goes-to-aircraft-manufacturer/)
・Chinese government grants private 5G license to aircraft manufacturer(https://www.datacenterdynamics.com/en/news/chinese-government-grants-private-5g-license-to-aircraft-manufacturer/)