スウェーデンのエリクソンとトルコ通信大手のタークセルは8月16日、タークセルのネットワークにエリクソンの5GクラウドRAN技術を試験的に導入し、成功したことを発表した。今回のトライアルは、同技術の世界初の導入事例の1つで、オープンRANへの移行を目指すタークセルの戦略を支援するという。

エリクソンのクラウドRANは、RAN機能を仮想化し、ハードウェアとソフトウェアを切り離すクラウドネイティブなソリューション。このトライアルで、エリクソンはハードウェアおよびソフトウェアを提供し、デモやテストケース、パフォーマンス評価を実施した。

タークセルは、クラウドRAN技術の採用により新たなソフトウェア機能を導入し、サービス管理・オーケストレーション(SMO)フレームワークにオープンRANのアプローチを組み込むことを目指している。

タークセルのチーフ・ネットワーク技術・オフィサーであるVehbi Cagri Gungor氏は「このトライアルは、世界初の事例の1つで、ネットワーク運用のクラウド化に向けた当社の戦略強化に貢献するもの」とし、「当社の技術的リーダーシップの新たな一歩となる」と述べた。一方、エリクソンの中東・アフリカ地域バイスプレジデントを務めるIsil Yalcin氏は「今回のトライアルで、タークセルのネットワークをよりダイナミックに展開、管理、アップグレードする技術の可能性を実証できた」とコメントしている。

資料

  • Ericsson, Turkcell complete 5G Cloud RAN trial deployment(https://www.rcrwireless.com/20240820/networks/ericsson-turkcell-complete-5g-cloud-ran-trial-deployment)
  • Ericsson and Turkcell strengthen partnership with 5G Cloud RAN trial deployment(https://www.ericsson.com/en/press-releases/5/2024/ericsson-and-turkcell-strengthen-partnership-with-5g-cloud-ran-trial-deployment)
  • (https://www.telegraphic.jp/weekly/)