「つばめ専用賃貸 平成25年築 敷金・礼金0円 家賃0円」。不動産屋のそんな貼り紙が、ネット上で注目を集めています。実はこれ、お店の自動ドアセンサー部分にツバメの巣があることを知らせるものです。「今年も5羽が入居中です」と話す社長に話を聞きました。

豊中市の不動産屋

 大阪府豊中市にある不動産屋「イーエステート」。ツバメが巣を作っているのは、自動ドアの頭上にあるセンサー部分です。

 足元のマットには「ツバメ子育て中 ご迷惑をおかけします。気を付けてお通り下さい」と貼ってあり、巣の右側には5羽のツバメのイラストとともに、こんな紹介文があります。

 つばめ専用賃貸

 1ルーム

 平成25年築

 敷金・礼金0円

 家賃0円

社長に聞きました

 ツバメの巣があることをユーモアを交えて紹介したこの貼り紙。

 ツイッターで紹介されると「大阪らしい」「しかも警備付き」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。

 「お店がオープンしたのが平成25年2月で、まもなくして巣作りが始まりました」と社長の今泉守也さん。

 巣立った後もそのままにしておいたところ、毎年ツバメが来るように。

 「巣立った子が戻ってきたのかどうかはわかりませんが、自分たちで補修しながら住み続けています」

まもなく巣立ち

 「つばめ専用賃貸」と貼ったのは3〜4年前。不動産屋らしい表現で巣があることを知らせようと考えたそうです。

 店の出入り口にあるため、こまめな清掃は欠かせません。「巣を潰すわけにもいきませんからね」と今泉さん。

 今年育ったのは5羽。昼間は外を飛び回って練習しているようで、巣立ちは近いようです。

 「毎年、お客さんも立ち止まって見てくれる人が多いです。みなさんが楽しんでもらえているなら嬉しいです」