「転職したいなー、と思っても、何から始めたらいいのか分からない」というそこのアナタ! 小さくても一歩を踏み出さないと、いつまでも何も変わりません。そこで、家でスマホ片手にゴロゴロしながらできそうなことから、休日にカフェで過ごすひとときに楽しんでできそうなこと、休日にちょっと挑戦できそうなことまで、転職に向けて今すぐできそうなアレコレを過去の連載記事から厳選しました!

まずは、家でゴロゴロしながらできること

1.転職サイトに登録してみる

 転職活動の第一歩は、やはり転職市場の動向を知るところから。気になる転職サイトがあれば、いくつか登録してみよう。定期的に求人情報をチェックすることで、転職を具体的に考えられるようになってくるはず。

【主な転職エージェント】
◆リクルートエージェント
◆マイナビエージェント
◆パソナキャリア
◆JACリクルートメント
◆MS-Japan
◆ビースタイル
◆ワークポート
【主な転職サイト】
◆DODA(パーソル キャリア)
◆リクナビNEXT(リクルートキャリア)
◆エン転職(エン・ジャパン)
◆ビズリーチ
◆日経キャリアNET(日経HR)
◆女の転職@type(キャリアデザインセンター)
【派遣、人材派遣】
◆テンプスタッフ
◆アデコ
【パラレルキャリアの仕事紹介】
◆Waris
(参考記事)
転職白書 女性がよく使うエージェント 活用のメリットは?

2.なぜ転職したいのか、自分を見つめ直してみる

 なんとなく「転職したいなー」と思うけど、次の一歩を踏み出せない、という場合、本当に変えたいのは職場や仕事ではなく別のものであることも。

 明確な理由はなく、漠然とした不安を解消する手段として転職を考える人もいる。「自分はなぜ転職したいと思っているのか」、「変えたいものは何か」、いま一度見つめ直す時間を持ってみることも大切だ。

(参考記事)
その悩み、職場を変えたら本当に解決しますか?

3.今の職場で転職力を高める方法を考えてみる

 「今ではないけど、時期がきたら転職したい」と思っている人は、今の職場で転職力を高めるために何ができるかを考えてみよう。転職エージェントによると、

1.とにかく仕事で成果を上げる
2.ポータブルスキルを高める
3.専門性を高める

ことが転職力を高めるポイントだという。転職を意識することで、日々の仕事の大切さも実感できるようになってくるだろう。

(参考記事)
満足度の高い仕事をするために「今できる」3つのこと

カフェでコーヒーを飲みながらできること

 今度は、夏休みや休日にカフェに出掛けて、ゆっくり自分のキャリアと向き合ってみては? 短時間でチャレンジできること、自分のやりたいことを見つけるためにできる具体的な方法などを紹介しよう。

4.WILL・CAN・MUSTで整理する

 転職活動を始めるに当たって、やってみてほしいのが、「Will(やりたいこと)Can(できること)Must(やらなければならないこと)」の3つのフレームでキャリアを整理することだ。

 まずは、「Will」で「自分が何をやりたいのか」「どうなりたいのか」を考え、「Can」で「自分のスキルや経験」を洗い出してみよう。その上で「Must」の「自分がしなくてはならないこと」(今の仕事で実績を上げる、資格を取る、転職活動を始める……など)を考えてみると、やるべきことが明らかになってくるだろう。

(参考記事)
働き方に悩んだ33歳が転職で見つけた2つの仕事条件

5.三角形でキャリアビジョンを考えてみる

 「転職したい」という気持ちをもう少し具体的にしていく方法の一つが、「三角形のキャリアチャート」を描く方法。

 三角形の頂点に「職種」「業界」「社風・環境」と書き込み、それぞれについて「大事にしたい」程度を書いてみるというもので、転職する上で大事にしたい自分の価値観、物差しを見える化することができ、キャリアビジョンを描くきっかけになるはずだ。

(参考記事)
この三角形を描けば、キャリアビジョンが見えてくる

6.人生予定表を書いてみる

 「なんとなく転職したいけど、何がしたいのか分からない」という人は、転職活動に踏み出す前に、5年後、10年後、自分がどんなふうになっていたいのか、「夢」を予定のように書き出す「人生予定表」を書いてみるのもおすすめ。

 その「夢」をいつどうやって実現させるか、と考えていくと、「今、何をすればいいのか」が自然と見えてくるだろう。

(参考記事)
夢が見つかり理想に近づく「人生予定表」の書き方

7.職務経歴書を書いてみる

 転職活動の際、必ず書くことになる「職務経歴書」だが、転職活動に入る前に、ぜひ一度書いてみてほしい。職務経歴書を書くことで、自分が身に付けたスキルや経験を整理することができるだけでなく、「よく頑張ってきた」「ずいぶん成長している」と、自信を持てるようになり、前向きな気持ちで転職活動に向かえるようになる。

(参考記事)
高評価をもらう経歴書は、きちんと“編集”されている

休日の予定をちょっと変えるだけでできること

8.仕事以外のコミュニティーに積極的に参加してみる

 最近はSNSによって、仕事以外にもさまざまなつながりを得ることができるようになり、友人や知人などからの紹介によって転職する「紹介転職」も増えている。

 学生時代の友人や転職した元上司や元同僚などと再会したり、趣味のサークルや勉強会などに参加してみると、意外なところで転職に通じる貴重な情報が得られることも。その際は、支障のない範囲で、転職に興味を持っていることや自分の仕事について伝えておくことも忘れずに。

(参考記事)
増える「紹介転職」うまくいく人、失敗する人 違いは?

9.憧れの人、気になる人に会って話を聞いてみる

 「こんな仕事をしたいな」「こんな会社で働きたいな」と思う夢があっても、「私にはとても無理」と諦めてしまっていないだろうか。

 どんな仕事でも、誰かがその仕事をしているのであれば、そこに至る道は必ずあるはず。それを知るためにも、憧れの仕事、働き方をしている人がいたら、思い切って連絡を取って会いに行き、話を聞かせてもらおう。実際に会って、具体的な話を聞いてみると、自分が取るべき次のステップが見えやすくなるはずだ。

(参考記事)
夢が見つかり理想に近づく「人生予定表」の書き方

10.転職エージェントに相談に行ってみる

 「転職には興味があるけれど、何がしたいかよく分からない……」ともやもやしている人は、思い切って転職エージェントに相談してみよう。オンラインや電話での相談も受け付けているが、時間があれば、一度足を運んでみるのがおすすめ。話すだけでも気持ちが整理され、次の一歩につながる気付きが得られることだろう。

(参考記事)
転職エージェントにモヤモヤ相談していいか聞いてみた

文/井上佐保子 写真/PIXTA