取り巻きがたくさんいて、気に入らない人の悪口を言っている。そんな「ボスママ」に気づいたら自分がなってしまっていた…?! という自戒を込めた失敗談に多くの反響がありました。承認欲求をこじらせてしまうと…厄介ですね。

自分に自信のない凛子が、くじ引きで幼稚園の会長になってしまったことから全ては始まります。


■私が幼稚園の会長に!? そんなのできるわけ…

学生のころから「長」の付く役職とは無縁の凛子にとって、幼稚園会長の役は正直無理としか思えませんでした。しかも、副会長はちょっと冷たい印象の葵さん。凛子の不安は募りますが…。


失敗しないように、がむしゃらに役割をこなしていたら、ある日、役員メンバーから思ってもみなかった感謝のメッセージを受け取ります。副会長の葵さんからも…。


普段、家庭でほめられることのない主婦業につまらなさを感じていた凛子は、頼りにされたことが嬉しく、もっと周りに良く思われたい…人から認められたい…。と積極的にイベントを企画するようになります。

凛子が企画した子連れで楽しむ「屋台ごっこ」は、ママたちからも大好評。「すごい」「ありがとう」と褒められ、感謝され、凛子の心は満たされていきます。すっかり気持ち良くなって、幼稚園の中心人物は私…!そんな風にすら思うようになっていたのです。



■嫌がらせが止められない…!

しかし、そんな幸せな時期は長くは続きませんでした。凛子が、ボスママへの道に突き進むきっかけとなる出来事が起こります。

幼稚園のバザーに遅れて駆け付けた凛子が目にしたのは、待ちわびていたみんなの視線…ではなく、副会長の葵さんが他の役員にちやほやされている光景。

あそこで褒められていたのは私だったはず…と、どうしてもイライラを止められなくなってしまった凛子。

こうして葵さんに対して激しく嫉妬し、対抗心を燃やすようになってしまいます。

役員会では…

多数決で決まりかけた案件を強引に会長意見で覆し、役員会では会長の意見が絶対!とアピールします。

さらに

さまざまな嫌がらせはエスカレート。それでも変わらず冷静な態度の葵さんに、凛子はさらに苛立ちを募らせていきます。そしてついに、その矛先は葵さんの娘ユヅキちゃんにも向いてしまいます…!


この後、坂道を転げ落ちるような展開となりますが、性格の悪い「ボスママ」となってしまった自分自身に気づいたとき、素直に間違いを認めることができるのか…? 考えさせられるストーリーでした。


こちらは投稿されたエピソードを元に4月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。


「主役は子ども、親はわき役に徹すべし」と読者も忠告
自己肯定感の低さが、行き過ぎた承認欲求を生んでしまったのかもしれませんが、幼稚園という子どもが主役の場で問題を起こしてしまった凛子には読者からも批判のコメントが集まりました。


・やっぱり自己肯定感低い人って環境変わって肯定されるとどこまでやったらやり過ぎなのか分からなくなる傾向にあるな。結局みんな承認欲求を持ってるんだから、家族が満たしてあげないと暴走しちゃうよ。

・こうやって下らない会長が生まれているんだと実感しましたw

・凛子さんの人の好き嫌いや嫉妬や妬みのマイナスの感情もわかりますが、それを人前や子供まで巻き込んでやるのはアウトですよね。お子さんにも今の自分のやってることをやるような人間になって欲しいか考えないといけないと思います。

・幼稚園等は子どもたちが主役で親はわき役みたいな感じだと思います。 親がギスギスしてたら子どもたちが可哀相です。 親が子どもたちをも巻き込む問題を発生させてはいけないと思います。

・幼稚園や学校は子供の社会で、親はあくまでも補佐的役割なのに、役員に限らずママ友グループが出来てその中でいじめがあったり、他のグループとマウント合戦があったりちょっと理解ができないときがあります。

・ママ友トラブルの話はよく聞くものの、ボスママ側の闇、加害者側の心情が分かって参考にはなった。しかしながら主人公の行動や言動はいただけないし、共感は一切できない。今回のエピソードに限らず、トラブルを起こしがちなワーママ、専業主婦双方とも、結局のところは自分の自信のなさからくる、行き過ぎた承認欲求が原因で、全てそれに帰結すると思う。


どん底に落ちた凛子に救いの手を差し伸べた葵、そんな葵を称賛する声も多く集まりました。感情的にならず、冷静に客観的に物事をみて判断する…。なかなか難しいですがそうありたいですね。


・(ボスママ凛子の不の感情は)みんなが持つ感情のように思いました。どこまで自分をコントロール出来るか…難しいですけど。葵さんが、歩み寄ってくれる冷静な人で救われます。なかなかいないです。私が葵さんだったらそこまで出来るかな? 出来る自分でありたいです。

・これまで沢山のママ友エピソードを読んできましたが、今回のお話は特に身につまされました。私も凛子さんの気持ちがよく分かります。この記事に登場する葵さん、普段は喜怒哀楽を表に表さないけど、とても心の広い優しい方ですね。こんな素敵なお母さんを持ったユヅキちゃん、きっといい子に育つんだろうなと思います。私は凛子さんみたいな人だったけど、葵さんのように思いやりのある、そして感情的にならない人にならなくてはと、今でも本当にそう思います。

・こんな風に客観的に物事を見て正しく判断し、はっきり主張できる葵さんみたいな方も貴重な存在ですよね。憧れます。


加害者側が描かれている、いわゆる悪役側の心情がわかるエピソードは貴重です。承認欲求は、誰しも持っているものですが、その願望が暴走して周りが見えなくならないように、そして子どもを巻き込むことのないよう気を付けたいものですね。


(ウーマンエキサイト編集部)