離婚を思いとどまった奈々子に嫌がらせを始めた明美。しかし別の同僚が明美を制した。















元夫とも実両親とも絶縁していた明美は、仲間が欲しかったんじゃなくてずっと家族が欲しかったのでしょう。今思えば、私が想像できないほどの孤独を抱えていたのかもしれません。でも、私たちは本物の家族にはなれませんでした。お互いに目指す幸せが違っていました。
たまに明美と過ごした日々を思い出すことがあります。そして、あの時と変わらず、私は「もしも」の時のために今もフルタイムを続けています。もし彼女に出会っていなければ、私はまだ夫に頼りきって孤独で不安な毎日を過ごしていたはず…。きっともう会うことはないけれど、どこかで元気で幸せに暮らしていてほしいと思っています。
※この漫画は実話を元に編集しています
この話のイラストは、一部下記クレジットの写真を使用しています。
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(ウーマンエキサイト編集部)