三人のお子さんを育てるママでタレントの藤本美貴さんが、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。視聴者から寄せられる大量の質問に、バンバン答えていきました。

「人の悪口ばかり言うママ友と距離置きたい」

藤本美貴さんは2009年に「品川庄司」の庄司智春さんと結婚し、子どもたちは小学4年生の長男、6歳長女、1歳次女の3人。YouTubeチャンネルでは、竹を割ったような性格が存分に発揮された相談企画が人気のようです。そんな藤本さんが10月13日に生配信を実施し、視聴者から次々寄せられる質問に回答していました。

たとえば、子育てをしていると一度はぶつかる「厄介なママ友の悩み」。「人の悪口ばかり言うママ友がいます。距離を置きたいって思うのですが何度もLINEきて、用事があると言っても数分でもいいから話そうと言われます。でも約束した時間には遅れてきます。どのように付き合えばいいかアドバイスお願いします」という相談に、藤本さんはズバリ「付き合わない」という選択肢を提示しました。

「これはねえ、数分でもいいから会おうって言って、相談者さんが優しいから、会ってあげるからLINEが来るんですよ。それはもうやだなって思ったら『いやちょっと今日は無理なんだよねー』って言い続けるんですね。そしたら『あ、この人なんか捕まらないな』って思って、たぶん違う人を捕まえに行くので。これで逃れられると思います」

(藤本美貴さんYouTubeより)

さすがのズバッとした切れ味ですね。また、いつも明るく元気に子育てしているように見える藤本さんに対して、「子育てに疲れたときはどうしてますか?」「子育てつらいと思うときありますか」「子どもにイライラしてしまう」といった質問・相談も多数ありました。

藤本さんは、子育てにつかれることも、子育てがつらいと思うことも、子どもにイライラしてしまうことも、全部「ある」と言い、疲れたときは「早く寝る」に限ると話しました。いわく、疲労困憊の日は「もう(今日は)ママはいないものと思ってくださいって子どもたちに通達します。自分でできることをやってください、ママはもういません」とママを閉店するそうです。

食事はデリバリーやテイクアウトも活用し、「そりゃね、そんな毎日死にそうになっても(ごはんを)作りますっていうそんな強い気持ちはないよ」と力説。疲れ切って暗い食卓になるより、いろんな美味しいものを笑顔で食べられたほうがきっと家族も幸せですよね。

ミキティ人生相談相談会♡

三回の出産で一度も無痛分娩にしなかった理由

長男、長女、次女と三回の出産を経験した藤本美貴さん。「3人とも普通分娩ですか?」という質問を取り上げ、「そう、3人とも普通分娩なんだけど。3人めを産むときは、さすがになんで無痛にしなかったんだろうって産みながら思った(笑)」と、過去の出産を振り返る場面もありました。

1人目は、出産の痛みはどんなものか? と興味があり「まあちょっと経験してみたいなってことで」、無痛を選択せず自然分娩で出産。2人めのときは、「1人目より2人目って楽っていうからどんだけラクなんだろうと思って」、やはり無痛を選ばなかったそう。

3人めのときは、産院で無痛分娩も和痛分娩も可能なことから、助産師に相談したところ、「無痛は大体(通常の出産費用に)プラス10万円くらいかかる。もったいないんじゃない、3人目だからきっと(お産の進みが)早いし。するなら和痛じゃない?」と言われたそうで、持ち帰って検討。すると実母に、「普通で産みなさいよ、もうこんなの二度と味わえないんだから」と言われたそうです。

「はっ、たしかにもうこれで最後の出産だ、と思ったら……ちょっといっとくか。と思って、で、産んだんですけど(笑)。今の時代は選べるからなんで無痛にしなかったんだって思いましたけど」

(藤本美貴さんYouTubeより)

壮絶な痛みだとわかっていながら、「ちょっといっとくか」。藤本さん、強い……! ただ、無痛分娩を否定したり自然分娩を礼賛したりするわけでは全くなく、あくまでも自分自身の選択。これから出産予定で分娩方法を迷っている人に向けては、「1人目で無痛にすると2人目、3人目を産むのもいいっていいますよね」とアドバイスしていました。

そっくりと評判の次女と藤本美貴さん

お産の痛みを緩和する無痛分娩

無痛分娩は、手術などで使われている麻酔薬を用い、出産時の痛みを和らげる方法。“無痛”といっても一切痛みを感じずに出産できるというわけではありませんが、陣痛の痛みが軽減されるだけで妊婦さんの緊張や不安が軽くなり、リラックスした心と体でお産に望むことができます。陣痛などによる痛みを和らげることで、産後の回復も早まるとされています。

お産の痛みは、子宮が収縮したり子宮口が広がることで始まり(これが陣痛です)、その後、分娩が進むにつれて腟や外陰部など(産道) が開く痛みに変わっていきます。痛みだけでなく、吐き気や発汗などの症状が起こることも。無痛分娩では、この陣痛と産道が開く痛みの両方、あるいは片方を麻酔薬を使って緩和していきます。

無痛分娩では、背中側から背骨に針を刺して麻酔薬を注入する「硬膜外鎮痛」が主流ですが、そのほか吸入や点滴または注射で麻酔薬を投与する「全身投与による方法」、 「神経ブロック」 などいくつかの方法があります。

硬膜外鎮痛は痛みを抑える効果が高い一方で、母体への影響が少なく、薬が胎盤を通っておなかの赤ちゃんに届くことがほとんどない方法と言われています。そうした理由から、日本を始め、多くの国で硬膜外鎮痛が無痛分娩の第一選択になっているようです。

公益社団法人日本産婦人科医会が2017年に行った調査によれば、医療機関2,391施設(回答数は1,423施設)のうち3万6,849件、全体の6.1%が無痛分娩を行っています(平成28年度。回答のあった施設の全分娩数は60万8,450件)。[*1]。

参考文献
[*1]第115回記者懇談会(H29.12.13)いま、医会が考える医療安全について「分娩に関する調査」