三人のお子さんを育てるタレントの小原正子さんが自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、トイレトレーニングについて「しなくてええねん!」と持論を語りました。悩んでしまう親も多い子どもの「トイトレ」。小原さんはどう捉えているのでしょうか。

「まったく焦る必要ない」

小原正子さんオフィシャルブログより

小原正子さんは元プロ野球選手のマック鈴木さんと結婚し、6歳の長男・誠希千くん、4歳の次男・誠八くん、2歳の長女・こうめちゃんを子育て中。YouTubeでは、「3歳の息子がなかなかおむつが取れません。いつかはとれると気長に待っているのですが、ちょっとイライラしてきています」という相談を取り上げ、トイレトレーニングについて語りました。

小原さんは「3歳ですよね? 焦る必要ないないないー!」と相談者を安心させつつ、「みんな同じ道たどるんやと思いますよ。私も誠希千のときちょっとだけ悩んだ、ちょっとだけね」と、自身の経験を明かしました。

誠希千くんが3歳になったくらいから、ちょっとずつオムツを外してトイレで排泄する練習を始めた方がいいのかと思い始めたという小原さん。いつ・どのように始めたら良いのか情報を検索もしたものの、先輩ママたちに聞いてみると大方の意見は「小学生になっておむつを履いてる子なんてそうそういませんからいいんです」というものだったそう。

「早めに外れた方がいいという意見ももちろんあっていいと思うけど、私はもうそっちの意見にのっかって『そうやんな』って。先輩ママの(相方の)くわばた(りえ)さんもそうやったから。そういうの聞いたら私は、自分がラクする法のアドバイスを全部参考にしたから」

「私がアドバイスするとするなら、『まったく焦る必要ない』。焦って自分がイライラしてる時間もったいないし、そこで子どもといざこざしてる時間スゴイ嫌やし」

(小原正子さんYouTubeより)

また、まわりにパンツデビューの早いお子さんがいたとしても、その子は特別なのだから比べる必要はない、と諭しました。

とはいえ、誠希千くんのときはおまるをプレゼントされたことを機に、そこに座らせる練習をするなど、一通りのトイトレは実践。おしっこをしそうな雰囲気があったらトイレに連れて行って出なくても座らせたり、子どもが座りやすいようトイレの踏み台を置いてあげたり、トイレでできたときはシールを貼ってあげたりしていたそう。トイトレ用パンツ、トイトレ用のおむつ、おねしょOKの防水加工のパジャマなども利用したといいます。

ただ、それですぐにおむつが外れたかというと「普通」。「幼稚園の年少〜年中。幼稚園の間にとれたらいいかなくらいの感覚でいたら、たいてい放っといても年中くらいでとれるわ」とわかったそうです。その教訓を受けて、次男の誠八くんのときは何もしなかったそうですが、今度は自分から「おむつ履きたくない」と言い出して、パンツに。

また、自身の母親世代、つまりおばあちゃん世代は「早くおむつを取れ」と言いがちですが、そうした声も気にしないほうがいいとアドバイス。

「無理にやっておねしょして掃除するのもめんどくさいやん。おむつでええん違うん?」

(小原正子さんYouTubeより)

ちなみに、今もたまに次男がおねしょをすることはあるようですが、夜寝る前にトイレに行ってもおねしょしてしまった場合は、仕方のないことなので叱らないと決めているそう。おねしょすることを前提に、ベッドには防水パッドを敷いておくなど、母親の家事の負担が重くならないよう工夫もしていると話しました。

【育児相談】トイレトレーニングどうしてる?【子育て/家事/食事】

トイレで排泄する時期のサインとは?

子どもがおむつではなくトイレで排泄する練習をする「トイレトレーニング」。その開始時期に、明確な基準や決まりはありません。日本では、30年ほど前は1歳ごろ始めるのが主流だったのですが、この数十年で2歳以降へと開始時期は遅くなってきています[*1]。

新生児のうちは排尿の働きが未熟で、1回につき少量のおしっこを、1日に20回ほどしています。成長とともにおしっこが溜められるようになり、1歳くらいでは溜まった感覚が自分でわかるようになりますが、まだ尿意を感じると反射的におしっこが出てしまいます。

反射的に出るのを抑えることができるようになってくるのは、だいたい2〜3歳ごろのようだと考えられています。おしっこの量をまとめて出せるようになり、1日の回数は約6〜8回に。ただ、早ければ3歳くらいで排尿機能の発達が完成しますが、7〜8歳でも完成しない子もいますし、個人差があります[*2]。

トイレトレーニングをするとすれば、その子の心と体に始める準備が整っているかどうかが大事です。年齢にこだわって何歳から、と決めるのではなく、以下の目安を参考にしてみてください。

・一人で歩くことができる(自分で歩いてトイレに行くことができる)

・下着の上げ下げができる

・コミュニケーションがある程度とれる(言葉などで、おしっこ、うんちが出たことを報告できる)

・トイレに興味を示している

・おしっこが出る間隔が2時間以上 程度はあいている(膀胱におしっこを溜められるようになる)

うんちに関しては、子どもによってこだわりがある場合も。無理にトイレに誘うと我慢してしまい便秘の原因にもなります。嫌がるようならトイレで排便させることは急がないでください。

参考文献
[*1]「オムツなし育児」をすると子どものオムツは早く外れるのか?
[*2]日本小児泌尿器科学会「小児の排尿機能発達・尿失禁症」