ここ数日、オミクロン株に関するニュースがさかんに報道されており、帰省を決めていた人にとっては、本当に帰省すべきかどうするか悩ましい状況かもしれません。そこで今回は「義実家」に焦点を当て、4人のママたちに義実家への帰省について話を聞いてみました。

オミクロン株で一変? ママたちの義実家 帰省事情

2022年も残りあとわずか。12月の上旬ころは、「今年の年末年始は実家や義実家に帰省する」と決めていたママも多いのではないでしょうか。

しかしここにきて、12月22日に大阪府で新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の市中感染が確認されました。このオミクロン株の市中感染に関するニュースは、ママたちの帰省予定にどういった影響を与えているのでしょうか。

今回は「義実家への帰省」にフォーカスし、4人のママに話を聞いてみました。そこで浮かび上がったのは、それぞれの義実家に対する気持ちとオミクロン株への不安が複雑に絡み合ったものでした。

夫と意見が合わないAさん「また話し合いかと思うとうんざり」

「私は義実家に1泊2日もすれば十分だと思っているんですが、夫はお盆もお正月も2泊3日以上にしたがるんです。過去に一度、帰省日数のことで夫と揉めたことがあったんですが、結局うやむやになったまま話が自然消滅していました。今さらこの話を蒸し返すのもいやなので、結局それ以降も2泊3日のままで我慢しています」

と話すのは、都内に住むAさん。小学生2人のママです。今年の帰省は、夫と娘たちが関東近郊にある義実家に前乗り。Aさんは仕事の都合のため、一日遅れて帰省することが決まっていました。

帰省日数に不満を抱えているAさんですが、オミクロン株の感染者がじわじわと増えてきていることで、帰省をどうするのか聞いてみました。

「ウチは都内、義実家は関東近郊なので、『帰省しない』という選択肢は夫の中にはないでしょうね。緊急事態宣言中も夫だけで義父母に会いに行っていたし、夫には私たち夫婦も義父母もワクチンを2回接種済みだから大丈夫だと思っているフシがあるんです。でも私は、子どもたちにもしものことがあったらと不安。オミクロン株は小学生の子どもへの感染も確認されていましたし……。正直、帰省をやめるか、せめて1泊2日でホテルに泊まるよう手配してほしいけど、また夫とその話をしないといけないと思うと、正直うんざりします」

乳児がいるBさん「面倒な気持ちと孫を見せてあげたい気持ちで、複雑」

最近復職したばかりのBさんは、保育園児と生後10ヶ月の娘がいます。自宅のある神奈川から義実家へは車で1時間ほどの距離のため、次女のお食い初めの会食や緊急事態宣言明けの帰省などでちょこちょこ義両親と会っていたと言います。

「義両親にはかわいがってもらって関係性はいいのですが、問題は義実家の浴室のシャワー。操作方法が一般的でなく、一度真冬にシャワーをひねったら冷水が出てきたことがあって、それがトラウマになっています。そんな状態でも、12月上旬に『よし、帰省するか』と重い腰を上げたばかりだったのに、それに追い打ちをかけるようにオミクロン株のニュース。高齢の義父母に孫を見せてあげたいという気持ちもあるけど、乳児がいるので感染も不安だし、またあの使いづらいお風呂に入らないといけないかと思うと、義実家に帰省するのが面倒くさくなってきて……。正直複雑です」

義実家への帰省について、Bさんは今後旦那さんと話し合いをする予定だそうです。

帰省しないことを決めたCさん「自宅でのんびり」

「コロナ以前はほぼ毎年帰省していて、2泊3日のコース。でも今年は、義母から“オミクロン株が流行ってきているし、無理して帰ってこなくていいわよ”と言われたので、帰省しないことにしました」

そう話すのは、都内在住で小学生のママであるCさん。愛知県に住む義母との関係性は、「つかず離れずのいい距離感を保てている」そう。オミクロン株が原因で義実家に帰省しないことが決まったときに、どう思ったかを尋ねたところ、

「義母は年末年始の顔見せにそれほどこだわりがなさそうで、私も会えるときに会えばいいという考えなので、『行かなくて済んでラッキー!』とか『会えなくて残念』とはあまり思いません。コロナが落ち着いて安心できる状況になったら、季節関係なく子どもの顔を見せに行こうと思っています。今年は家族3人、自宅でのんびり過ごす予定です」

義兄弟が教師のDさん「もしものことがあったら……」

都内在住で、中学生と小学生のお子さんがいるDさんは、「例年、義父が手打ちしてくれる年越し蕎麦がおいしくて、帰省を楽しみにしている」と言います。

「このコロナ禍で2年ほど義理の両親に会えていなかったのですが、今年はコロナが落ち着きそうなので、帰省することにしたんです。義実家は鳥取で、すでに飛行機のチケットも取りました。でも、ここ数日のオミクロン株のニュースを見て、帰省するのを迷っています」

Dさんが帰省を迷っている理由は、家族や義家族の感染を心配しているだけではありません。

「大阪でのオミクロン株への感染者が小学校の教職員だった、とニュースで見ましたが、夫の兄姉2人も教職員。もし私たちの帰省で義兄姉が感染して、その生徒さんにも感染の可能性が出たら……と思うと怖くて。飛行機代は往復で20万円弱ですが、幸い、キャンセル料ほとんどかからないチケットなんです。今後の感染状況を見て、早めに夫と最終的な結論を出そうと思っています」

まとめ

オミクロン株の感染者が増えてきたことによって、義実家へ帰省しようと決めていたママたちは翻弄されている印象でした。それは家族や義父母への感染への不安だけでなく、夫婦関係や義兄弟に対してまで及んでおり、帰省を決めることが一筋縄ではいかないことが伺えます。

今年もあと数日。帰省するかどうかは、今後の感染状況を鑑みたうえで慎重に判断したいものです。

(マイナビ子育て編集部)

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