イー・ラーニング研究所は、20代〜50代の子どもがいる親250人を対象に「2021年:子どもの金融教育に関する調査」を実施し、その結果を発表しました。調査期間は、11月3日〜27日です。

コロナ流行後は金融教育の関心が上昇傾向に

イー・ラーニング研究所によると、新型コロナウイルス流行後の金融教育への関心度の変化について質問したところ、7割以上の親が「上がった」と回答したのに対し、「下がった」という回答は0でした。

また、子どもにどのような金融教育を行いたいと思うか尋ねたところ、「モノの価値観」(197人)がもっとも多く、次いで「投資」(166人)、「キャッシュレス決済」(100人)と続きました。

8割以上の親が学校での金融教育を望む

次に、「子どもはお金の価値をきちんと理解できていると思いますか」と質問したものの、「はい」と回答したのはわずか2割という結果に。

「金融教育はいつから始めた方がいいと思いますか」という問いでは、「小学校未満」(92人)が最も多く、「小学校低学年」(88人)が僅差で続きました。未就学児の段階からの、金融に関する学びの必要性を感じていることが伺えます。

さらに、子どもにはどこで金融教育を学んでほしいか尋ねると、8割以上が「学校」と回答。教育現場に対して、勉強以外に金融教育の実施も求めていることがわかりました。

「キャッシュレス決済は子どものうちからが理想」約8割

続いて、子どものうちからキャッシュレス決済に慣れさせたいと思うかどうか聞いたところ、約8割が「はい」と回答。

体験させたいキャッシュレス決済の内容については、「交通費ICカードなどの電子マネー」(185人)がもっとも多く、以下「QRコードなどのスマートフォン決済」(133人)、「クレジットカード」(71人)が続きました。

金融教育、難しいと感じる親は3割

子どもに金融教育を行うのは難しいと思うか尋ねると、約3割が「はい」と回答。難しいと思う理由としては、「自分では教えられないから」(54人)や「自分自身の金融リテラシーが高くないから」(47人)といった回答が続きました。

「金融教育の学び直し」望むのは9割以上

次に、「ご自身はどんなキャッシュレス決済をよく利用していますか」と質問には、「クレジットカード」(212人)と回答した人がもっとも多く、次いで「交通費ICカードなどの電子マネー」(158人)、「QRコードなどのスマートフォン決済」(139人)が続きました。

最後に、「自分自身も金融教育の学び直しをしたいと思いますか」と尋ねると、9割以上が「はい」(232人)と回答しました。コロナ禍でキャッシュレス決済がより身近になったことで、改めて金融知識を身につけたいと感じている人が多いようです。

イー・ラーニング研究所

https://e-ll.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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