ファイナンシャルアカデミーは1月5日、「成人年齢18歳引き下げと高校での金融経済教育に関する意識調査」の結果を発表しました。同調査は、全国の現役高校生の親230名を対象に実施したものです。

親の同意なしのローン契約やクレジットカード所有、否定派が7割超える

成人年齢引き下げで「18歳から親の同意なしでローン契約が行えること」について意見を尋ねたところ、77%が「良いと思わない」「あまり良いと思わない」と答えました。否定派が多い結果となりましたが、その理由としては「まだ未熟、返済能力がない、ローンに関する知識がない」といったものでした。一方、肯定派からは「もう判断できる、成人だから当然」という意見がありました。

「18歳から親の同意なしでクレジットカードが持てること」については、73%が「良いと思わない」「あまり良いと思わない」と回答しています。こちらも否定派が多い結果となりました。否定派からは、「金銭感覚が未熟で使いすぎそう、返済能力がまだない、クレジットカードに関する知識がない」という理由が挙がっています。肯定派の理由は、「キャッシュレス社会でカードは不可欠、自分で責任が取れる範囲、お金の自主管理のきっかけになる」といったものでした。

成人年齢18歳引き下げと同じタイミングで始まる高校の家庭科での「資産形成に関する授業」について意見を聞くと、88%が「良いと思う」「まあ良いと思う」と答えました。肯定派の意見としては「投資はこれからの時代に不可欠な知識である」といった声がほとんどでした。否定派からは「興味本位で手を出さないか不安」といった意見が挙がっています。

高校卒業までに子どもに身につけてほしい「お金の知識」について尋ねたところ、最も多かった回答は「収支バランス(お金を使うときの計画性)」、2位は「クレジットカードの基礎知識」でした。親自身が学びたいと感じる「お金の知識」は、「投資の知識」「ライフ&マネープラン」が同率1位となっています。

日本ファイナンシャルアカデミー

http://www.f-academy.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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