産後ケア普及を通じて「産後を起点とする社会問題(産後うつ/乳児虐待/夫婦不和)の解決」をめざすマドレボニータは、コロナ禍で出産した女性とそのパートナー654人を対象に2021年4月1日〜10月31日に実施した「コロナ禍の産後のパートナーシップ」についてのアンケート調査結果を公開しました。

3人に1人が「産後に、"離婚"の2文字が頭に浮かんだことがある」

出産後の体のトラブルについて尋ねたところ、100%が「あった」と答えました。主なトラブルは「肩こり」(81%)、「お腹のたるみ」(76%)、「体力の低下」(71%)、「腰痛」(63%)など。産後特有のものとしては「おっぱい」「尿漏れ」「痔」「会陰周り」のトラブルが挙げられました。

産後の身体の不調について、パートナーは理解しているか尋ねると、「全て知っている」は29%、「少しは知っている」は68%でした。「まったく知らない」は4%です。不調への理解度が高いほどパートナーとの関係性の満足度が高い結果となりました。

産後に「離婚」の2文字が頭に浮かんだことがあるか尋ねたところ、34%が「ある」と答えました。パートナーのサポートへの満足度や、パートナーとの会話の満足度が高いほど、離婚を意識する人が少ないことも明らかになっています。

今後パートナーとの関係を良くするために行動に起こしたいことを聞くと、産後女性はお互いの考えや望みを伝え合うことが必要だと感じていることから「コミュニケーション」 、パートナーは、資産運用など、「経済」というキーワードが目立っています。

パートナーとの会話に対する満足度について尋ねると、産後女性は27%、パートナーは7%が「足りない」と答えています。「足りない」と感じている産後女性はパートナーの約4倍にのぼることがわかりました。

パートナーとの関係が良好なのはどんなときか聞いたところ、1位は産後女性、パートナーとも「家事・育児について協力し合えている」でした。「お互いの考えや望みを話し合えている」「一緒に過ごす時間が増えている」も、順位は入れ替わるものの、それぞれ2位・3位に入っています。

2人に1人が「産後うつ」〜「産後うつ寸前」を自覚

この1カ月パートナーとセックスしたか尋ねたところ、67%が「していない」と答えました。産後のセックスについては、「会陰の痛み」「そもそもしたくない」「子どもが見ているようで嫌」などの理由で、73%が違和感があったと回答しています。

産後2週間から1年程度までの間に、「産後うつ」になったか尋ねると、32%が「産後うつの一歩手前だったと思う」、10%が「診断は受けていないが、産後うつだったと思う」、2%が「産後うつの診断を受けた」と答えました。およそ2人に1人が 「産後うつ」〜「 産後うつ寸前」を自覚していることがわかりました。

日常生活‎にどのような支障があったかについて聞くと、62%が「パートナーとの関わり」と回答。「子どもとの関わり」(50%)、自分の食事や睡眠時間など」(48%)も多くなっています。

「産後うつ」〜「 産後うつ寸前」から回復のきっかけは、「体が回復してきたこと」(63%)が最多で、「環境に慣れてきたこと」(58%)、「周囲とのコミュニケーション」(47%)が続きました。具体的には、産後ケア教室受講や、パートナーの理解と家事育児への参画、外部との交流、外部支援の利用、話を聞いてもらうなどでした。

調査概要

調査概要調査方法:ウェブアンケート(無記名)

調査期間:2021年4月1日〜10月31日

調査対象:産後1年未満の女性とそのパートナー654名

マドレボニータ

https://www.madrebonita.com

(マイナビ子育て編集部)

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