
夫とはお金のことをオープンに話し合っていますか?

相次ぐ物価高騰、将来の子どもの教育資金や、住宅ローン、老後のことなど、お金に関する不安はつきません。そのような中、ママたちに「夫とはお金のことをオープンに話し合っていますか?」と聞いたところ、約73%の人が「話し合っている」と回答しました。
話し合っている人も、話し合っていない人も、さまざまな不安を抱えているようです。詳しく伺いました。
「話し合っている」人の不安
働き続けられるかどうか不安

(40歳以上/金属・鉄鋼・化学/技術職)

(40歳以上/情報・IT/技術職)

(29歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
夫婦共働きで家計を支えているご家庭では、将来的にこのまま共働きでいられるかどうかを不安に思っている人が多くいました。特に家計にあまり余裕がない家庭では、こうした不安は避けられませんね。子どもの成長にともなって預け先が確保できなくなることもありますし、会社の業績によっては派遣切りなどの恐れもあります。働くことはお金だけの問題ではないので、旦那さんとオープンに話し合える環境があるといいですね。
子どもの教育資金が心配

(29歳/情報・IT/技術職)

(35歳/小売店/事務系専門職)

(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
子どもの教育費は、家計のなかで大きな比率を占めます。大学まで進学する場合、受験料なども含めるとそれなりの金額を準備しておかなくてはなりません。子どもが希望する進路によっては、教育ローンを組んだり、奨学金を借りたりする必要もあります。お金のせいで子どもに夢をあきらめさせたくない! と思うと、いくら貯めても足りない気がして不安になってしまいますね。親として、夫婦でしっかり話し合いたい問題です。
貯金ができないので不安

(35歳/小売店/販売職・サービス系)

(30歳/小売店/販売職・サービス系)

(28歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
物価が上がっているのに、賃金がなかなか上がらないため、貯金が増えないことに不安を抱えているという意見が多数ありました。年功序列で昇進し、賃金も上がっていくという雇用システムも解体されつつあります。老後の資金が心配という声もありますが、今は何を優先すべきなのか、夫婦で価値観のすり合わせをしておくと不安が減るかもしれません。
「話し合っていない」人の不安

(35歳/医療・福祉/専門職)

(31歳/小売店/事務系専門職)

(26歳/自動車関連/技術職)
夫婦でお金についてオープンに話せていない人も、さまざまな不安を抱えています。そもそも夫の金銭感覚が自分と違っているため、話し合いがうまくいかないケースも。ただ、ひとりで不安を抱えていると、不安な気持ちがどんどん大きくなっていきがちです。孤独に悩まずに、できれば旦那さんに相談してみましょう。難しい場合は、専門家を頼ってみるのもひとつの方法です。
まとめ
よほどの資産家や十分な収入がある家庭でないかぎり、お金の心配や不安は常につきまといます。妻がどれだけ倹約しても夫が浪費していては、不安も解消されません。
家庭運営は、夫婦の話し合いから。お金のことは特に将来計画には大事なことですので、話し合える環境を作っていきましょう。ファイナンシャルプランナーや銀行の資産運用窓口など、外部の専門家に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年12月30日〜2022年2月5日
調査人数:108人(22歳〜40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)
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