生まれたときからデジタルコンテンツに親しみ、「デジタルネイティブ」と呼ばれる現代の子どもたち。しかし、スマートフォンやタブレットの使用が主流で、パソコンにはあまり触れていない若者も多いといいます。子どもたちには専用パソコンが必要でしょうか? 与えるタイミングやその理由について、みんなの意見を聞いてみました。

子どもに専用のパソコンを持たせるなら、いつからがいいと思いますか? すでに持たせている人は、実際に子どもに持たせたタイミングを教えてください

子どもに専用パソコンを持たせる時期・実際に持たせた時期についてアンケートを取ったところ、もっとも多かったのが「小学校低学年」で約36%でした。未就学児と小学校を合わせると、70%という結果になりました。実に半数以上の親が、子ども専用パソコンを持たせたいと思っている・持たせているようです。

なぜそのように考えている・考えたのか、ママたちの意見をご紹介します。

未就学のうちから

楽になれるから。

(33歳/電力・ガス・石油/事務系専門職/子どもの年齢 4歳) はやいうちに、慣れてほしいなと思います。

(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系/子どもの年齢 1歳、4歳)

「未就学のうちから専用パソコンは早すぎる?」と悩んでいる人もいるかもしれませんが、5〜6歳ならある程度の機能は使えると判断するのもありでしょう。ペンタブを使用したお絵描き、運筆、ひらがなやカタカナ、数の習得など、子ども向けの学習としても利用できます。長時間の移動や公共の場所で絵本を見せてあげるなど、親側が使う利用法もありますね。

小学校低・中学年から

プログラミングの授業もあるし、生活必須ツールなので、早いうちから慣れさせておきたいから。

(39歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職/子どもの年齢 1歳、4歳) プログラミングなど、自分で考える、調べることに興味を持ってほしいと思うので。

(40歳以上/マスコミ・広告/クリエイティブ職/子どもの年齢 2歳、5歳) 授業でも使うようになっているので、慣れることは必要。

(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職/子どもの年齢 8歳)

コロナ禍のオンライン授業の関係で、勉強にタブレットやPCを使用することが増えた子どももいることでしょう。また、小学校のカリキュラムに2020年度からプログラミング教育が導入されているので、それを機に購入を検討したパパとママは多いのではないでしょうか?

小学校でのプログラミング教育は、論理的な思考であったり、情報の活用方法を学んだりすることが目的で、プログラミング言語を覚えて、デジタルコンテンツを作り上げることではありません。急ぐ必要はありませんが、いずれ使うものであれば、親としてきちんと使い方を教えておくのもいいかもしれませんね。

小学校高学年から

子どもの興味関心の度合いにもよりますが、正しく有用な使い方がある程度できそうな年齢にしたいので。

(40歳以上/マスコミ・広告/事務系専門職/子どもの年齢 9歳、13歳以上) メリット・デメリットともに、ある程度理解できる年齢だろうから。

(40歳以上/ソフトウェア/技術職/子どもの年齢 7歳) 必要なものだと思うから。早くなれることが大事。

(35歳/小売店/販売職・サービス系/子どもの年齢 4歳)

小学校にもよりますが、高学年のプログラミングの授業では、実際にプログラミングソフトを使った授業が実施されるようになります。そうなると、パソコンの必要性がさらに高まります。子どもにパソコンを与える際には、ネットリテラシーを教えたり、フィルタリングを設定したり、親として子どもを守る対策が必要です。

中学生から

小学校のうちは本で調べる・鉛筆で書くなども身につけなければいけないので、学校支給のもので十分。

(40歳以上/情報・IT/クリエイティブ職/子どもの年齢 7歳、13歳以上) 学校の勉強の調べごとなどで必要なら検討する。

(40歳以上/医療・福祉/専門職/子どもの年齢 12歳) 勉強が難しくなる時期だと思うから。

(35歳/医療・福祉/専門職/子どもの年齢 1歳)

中学生になると、調べ学習にパソコンを利用することが増えます。趣味嗜好もはっきりしてくるころなので、映像を編集したり、「自分でいろいろと工夫してパソコンを利用したい!」という希望が子ども自身から出てきたりするかもしれませんね。

中学生といえば反抗期などもあり、親に自分のことをすべて話すことは少なくなってきているでしょう。パソコンを使用するメリット・デメリットをきちんと理解させたうえで、いい意味で我が子を過信せずに、使用を見守ることが大切ですよね。

高校生から

レポート提出とかで必要な年に与えるのがよい。それまではリビングの共用のパソコンで十分 。

(30歳/自動車関連/事務系専門職/子どもの年齢 2歳、4歳、6歳) スマホやタブレットがあるなら、専用パソコンは高校以降、 本人がほしいと思ったタイミングでいいと思うので。

(35歳/マスコミ・広告/営業職/子どもの年齢 1歳) 中学までは学校のタブレットがあるので。

(40歳以上/情報・IT/技術職/子どもの年齢 11歳、13歳以上)

高校生になると、レポートの作成にWordを使用したり、PowerPointを使ってプレゼン資料を作ったり、と作業内容が高度になってきます。作業に時間がかかるようになると、親子で共有するのは不便、というケースも出てくるでしょう。パソコンの使い方やSNSとのつき合い方も含めて、段階的に学びながら専用パソコンの導入を検討するにはよいタイミングと言えるかもしれませんね。

まとめ

パソコンは、これからの子どもたちに必要なものであることは間違いありません。多かれ少なかれ、社会に出れば利用することになり、逆にスマホやタブレットしか使用してこなかった新社会人がパソコンを使えず、問題になったこともありました。

「できるだけ早くから慣れてほしい」という気持ちがある反面、「ネットに触れるのが心配」という気持ちで迷う人も多いでしょう。決して安価なものではないので、専用パソコンを与える時期については、さまざまな意見を参考にじっくり検討しましょう。

マイナビ子育て調べ

調査日時:2022年4月27日〜5月16日

調査人数:163人(22歳〜40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

<関連リンク>
→「ゲーム=悪」なのか? スマホ・タブレットのゲームと子どもが上手に付き合うには?

→フィルタリングだけじゃ足りない? 子どものスマホルールの作り方 #親と子のネットリテラシー入門

→親を介した伝言ゲームは面倒くさい! 小学生の娘に直接LINEを使わせてみたら……『長女のケータイトラブル Vol.1』