そのもの株式会社は5月11日、小学生の子を持つ母親を対象に実施した「小学生の排便と生活習慣」に関する調査結果を発表しました。

「便秘・下痢傾向」の子どもの6割がアレルギー症状を抱えている

国際的に使われている便の状態を計るものさしである「ブリストルスケール(※)」をもとに、子どもの便の状態について調査したところ、71.4%が「正常」、27.0%が「便秘傾向」、1.6%が「下痢傾向」であることがわかりました。

腸には、全身の免疫細胞の約6割が集まっています。そこで腸内環境の状態の指標となる子どもの排便状態をもとに、子どもたちがどういったアレルギーを抱えているのか調べました。「便秘傾向」の子ども275人のうち、「花粉症」「アトピー性皮膚炎」など、何かしらのアレルギー症状がある子どもは58.9%。「下痢傾向」の子どもも56.3%がアレルギー症状を抱えていることもわかりました。

「アレルギー症状あり」と回答した割合が多かった「便秘・下痢傾向」の子どもに、どういったアレルギーがあるのか尋ねました。「便秘傾向」の子どもに多いアレルギー症状は、1位「花粉症」(35.6%)、2位「アレルギー性鼻炎」(16.4%)、3位「アトピー性皮膚炎」(14.5%)となっています。「下痢傾向」では、1位「アレルギー性鼻炎」(31.3%)、2位「花粉症」(25.0%)、3位「気管支喘息」(18.8%)でした。

「花粉症」と回答した子どもの居住地域を調査したところ、「東海・信越」(42.9%)、「関東」(41.2%)など都市圏に住んでいる子どもの方が、地方に住んでいる子どもより「花粉症」を発症している割合が多いことがわかりました。

便秘気味の子どもは肉中心の食事や水をあまり飲まない割合が高い

子どもの排便状態をもとに、子どもたちの食生活について調べました。その結果、「便秘傾向」の子どもは、「肉中心の食事が多い」「水をあまり飲まない」「野菜はあまり食べない」「果物はあまり食べない」「発酵食品はあまり食べない」など、腸内環境に悪い影響を与える食習慣を送っている子どもが多くなっています。

生活習慣について調べると、便秘傾向の子どもは、「スナック菓子やジュースをよく好む」「偏食気味」「よく噛んで食べない(食べるのが早い)」「トイレを我慢していることが多い」「食が細い」といった傾向が強いことがわかりました。

小学生の排便状態とストレス状態の関連性についても調べました。「イライラしている」「朝起きるのに時間がかかる」「食欲がない」「ぼんやりしている」「ふさぎこみがち」「よく眠れていない」などのストレス状態に対し「当てはまるものはない」と回答した割合は、正常な便の小学生のほうが多くなっています。

調査概要

■便とアレルギーの関連性に関する調査

調査日:2022年3月18日

調査方法:インターネット

調査対象:小学生の子を持つ母親

調査人数:1,018人

そのもの株式会社

https://sonomono.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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