タレントで二児の母の横澤夏子さんが、先輩ママであるクワバタオハラのくわばたりえさんのYouTubeで、自身の妊娠〜出産を振り返っています。予定日を10日過ぎても生まれる気配がなかったという長女。医師が横澤さんに提示した選択肢は……

「医療の力ってすごかったです」

(photoAC)

横澤夏子さんは2017年に結婚し、2020年2月に第一子、2021年10月に第二子を出産しています。妊娠前からベビーシッターの資格を持ち、アルバイトでシッターをしていた横澤さん。結婚後は妊活のためクリニックにも通ったそうです。

妊娠がわかってからは、「インスタとかブログとかネットを見まくっていたので、何週目の壁とか(流産リスクの)壁だらけじゃんって」「だから毎週ドキドキしてる感じ。もともとが心配性なんで。これどこまでいくの、この心配が?って感じ」という不安も大きかったそう。

つわりも重く、仕事を休んで寝ていてもつらい、何しててもつらいという日々。結局、「気を紛らわして時間が過ぎるのを待つしかない。だから仕事やりましょうってなって」普通に仕事をしていたといいます。また、現場へ行けばマネージャーが「大丈夫ですか?」と労ってくれるので、「その大丈夫ですか? をもらうために現場に行くみたいな」「でも人がいるほうが気を張れるので。一人でいると時間が全然経たないんですよね」と、なるべく休まず仕事を続けた理由を明かしました。

お腹が大きくなると知人や友人がお腹を触ってくれることもあり、胎動を感じてもらいたいというサービス精神があったものの、「このタイミングで動け動けって思うのに全然子どもは動かない」。このとき、横澤さんは「あっ私の言いなりにならないんだって初めて知って。私のものじゃないんだって気づいた。私とこの子は別物なんだって知ったのが凄く衝撃的だった」と振り返りました。

妊娠中はイライラしたり情緒不安定でただただ泣けてきたりと、メンタルも不安定でしたが、同時に「生まれてくる楽しみっていうより、いつ痛くなるんだろうって、時限爆弾を抱えてるような恐怖。出産がすごく怖かった」という横澤さん。くわばたさんも、「そうか、忘れてた。1人目って怖いよね。私もすごく怖かった」と共感します。

しかし横澤さんの第一子は予定日を10日超過しても生まれる気配なし。促進剤を打って陣痛を起こしましたが、これが「とてつもない痛さ」でパニック寸前になってしまいます。すると医師から横澤さんに、思いもかけない提案が。「『痛そうだねえ、無痛にする?』って。えっ、できるの? 講習受けてないんですけどいいんですか? って言ったら先生が『大体の人が無痛にしちゃうよ』、『じゃあ是非無痛でお願いします』って」という流れで、痛みを軽減する麻酔を打ち無痛分娩に切り替えたそうです。

尋常でない痛みがあったため、麻酔を打つ際の痛みは全然感じず、少ししたらけろっと痛みが引き「どこいっちゃったんですかさっきの痛みは〜」というくらい楽になったといいます。横澤さんは、「医療の力ってすごかったです、ほんとに。親知らずを抜くときに麻酔打つじゃないですか。それと一緒。医療の力に頼りましょうよって気持ちになった。何、意地を張ってたんだろうと」と、振り返りました。

お子さんたちはママ似のようです

痛みが軽減されることでスムーズなお産に

麻酔薬を用い、出産時の痛みを和らげる無痛分娩。無痛分娩というと“完全に痛みがない分娩”とイメージしがちですが、痛みを完全になくすのではなく和らげる意味とわかるよう、あえて「和痛分娩」といった言葉を用いる産院もあります。

無痛分娩の主流は硬膜外鎮痛といって、痛みを伝える神経が集まっている脊髄の周辺(硬膜外腔)にカテーテルという細くて柔らかいチューブを差し込み、そこに麻酔薬を注入することで神経をマヒさせ、痛みを和らげる方法です。

産科医や麻酔科医、施設の方針によって異なりますが、基本的に硬膜外鎮痛は、陣痛が始まった妊婦さんから「痛みを止めてほしい」と訴えがあったときに、担当する産科医の判断によって始められます。妊婦さんの希望にできるだけ添うため、出産ごとに麻酔薬を投与するタイミングは異なりますが、一般的には、子宮の出口(子宮口)が3〜5cmほど開くまでに始めることが多いようです[*1]。

分娩に対する強い不安や痛みへの恐怖があると、そのストレスでお産の進行が妨げられることがあります。“無痛”といっても完全に痛みがとれるわけではありませんが、痛みが軽減されるだけで妊婦さんの緊張や不安が軽くなり、リラックスした状態でお産に望むことができるのではないでしょうか。

参考文献
[*1]日本産科麻酔学会「無痛分娩Q&A」Q10 硬膜外鎮痛は、いつ、どのように始めるのですか?

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