「マネーキャリア」を運営するWizleapが20代〜50代の男女1000名を対象に「資産形成についての意識調査」を実施。その結果、人生100年時代に不安を感じている人は約9割に達しました。

今年、日本人の平均寿命は男性81.64歳(前年から0.23歳増)、女性は87.74歳(前年から0.29歳増)となり、過去最高を記録しました。今後も平均寿命は年々伸びると考えられており、厚生労働省では、2040年に平均寿命が100歳になると予想されているのだそう。

そこでWizleapでは「人生100年時代に不安があるか」という調査を実施、約9割(88.2%)の人が「不安がある」と回答しました。

「人生100年時代に不安がある」と回答した人に対し、「人生100年時代において何が不安か」聞いてみました。その結果、1位は「お金(収入・貯蓄・資産形成)」(91.4%)、2位は「健康・病気」(87.9%)、3位「仕事・キャリア」(74.5%)になりました。

「お金(収入・貯蓄・資産形成)について不安がある」と回答した人に「最も不安なもの」を聞いたところ、1位は「老後の生活資金・年金」という回答が約4割(43.4%)を占め、2位の「収入が増えないこと」の約2割(15.8%)と27.6ポイントの差がありました。

「老後の生活資金・年金」と回答した人のうち、約6割(58.6%)の人が女性であり、男性に比べ女性の方が老後の生活について不安を感じていることがわかります。

特にポイントが高くなった「女性40代、50代」に注目し、「男性40代、50代」と比較すると、「老後の生活資金・年金」と答えたのは男性が45.1%、女性59.3%で、14.2ポイントもの差がありました。

夫65歳以上・妻60歳以上の高齢夫婦世帯において、毎月5.5万円の不足分が生じ、20年間で約1300万円、30年間で約2000万円の取り崩しが必要になると言われている「老後2000万円問題」が話題になっていますが、その点について調査したところ、約8割(78.4%)の人が「危機感がある」と回答しました。そして危機感があると同時に、資産形成について何らかの行動をしている人が7割以上(70.6%)という結果になりました。

「自分なりの資産形成プランを持っているか」と質問したところ、半数以上(55.7%)が「持っている」と回答。資産形成に対する意識が高まっていることがわかります。

「自分なりの資産形成プランを持っている」と回答した人の中でも年代差があり、「40代・50代」に比べ「20代・30代」が約6割(58.3%)。若い世代ほど自己防衛の意識が高まっていることが伺えます。

「老後(65〜100歳)に必要な資金の総額」を聞いたところ、8割(80.9%)の人は2000万円では足りないと考えているようです。

「世帯年収300万円未満」の「資産形成に危機感がある」人の割合と「資産形成をしている」人の割合に関しては、36.4ポイントの差がありました。低所得者層の方が「資産形成に危機感がある」割合が高く、高所得者層の方が「資産形成をしている」割合が高いようです。

「コロナ禍以降、資産形成への関心度はどのように変化したか」という質問に対し、「関心度が高まった」のは約7割(67.0%)。コロナ禍で在宅時間が急増し、資産形成について考える機会が増えたことがわかります。

全問では「関心度が高まった」との回答が増えていることがわかりましたが、3人に2人(59.3%)は「コロナ禍以降、実際に投資などの行動に移せていない」ことがわかりました。

性別、年代別にみると、「関心度が高まり、投資などの行動に移せている」のポイントが最も高かったのは「20代男性」の42.4ポイントであり、最もポイントが低かったのは「50代女性」でした。

「自分なりの資産形成プランを持っている」と回答した割合が「20代・30代」が多かったのと同様に、ここでも「コロナ禍以降、投資などの行動に移せている」割合が高いのは「20代・30代」です。

調査を行ったWizleapは、近年老後の資金として必要とされている「2,000万円」では足りないと考えている人が多いことについて、「年々寿命が伸びていること」「年金問題」「物価上昇」などの理由があると分析し、引退後に家計を切り詰めていくのではなく、「余生を楽しみ、次世代に遺産を残すためには、ほとんどの世帯で資産形成が必要不可欠になることが予想されます」としています。

【調査概要】

調査期間:5月10日(火)〜12日(木)

調査対象者:1,000名

性別:男女

年齢:20歳〜59歳

地域:全国

割付条件:各年代男女別で125名の均一回収

調査方法:Webアンケート

調査会社:ネオマーケティング

関連URL:https://money-career.com/

(マイナビ子育て編集部)