タッパーなどの保存容器は使用用途によって形が異なり、収納方法に悩むもののひとつですよね。プロとしてお片づけを仕事にしている筆者が所持している容器は、なんと30個以上! 使いやすく片づけも楽、さらに、冷蔵庫の中までスッキリできるアイテム選びや収納方法、家事のコツについて紹介します。

こんにちは、名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

たくさんの種類の食品保存容器が売られている中で、みなさんにはお気に入りのものがありますか?

私が愛用しているのは、100円ショップで購入できる「とにかく洗いやすい保存容器」と、旧タイプのジップロックコンテナです。

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持っている容器は、全部合わせると30個以上! コンパクトに収納できているので、そう多くは感じませんが、出し入れの手間や洗う → 乾かすの工程は、使う数の分だけ必要にはなってしまいます。

そこで今回は、容器の選び方から、収納方法や家事のまわし方についても紹介していきたいと思います。

フタと本体は分けて収納! 省スペースに

30個もの保存容器は、キッチンの引き出しに収納しています。

料理中にボウル代わりとして使ったり、料理の余り物を詰めたりと、毎日10個ほど使っては洗う日々なので、作業する場所からさっと手が届く場所が、一番作業効率がいいのです。

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引き出しの深さは10.5cmと深くはありません。

そこで、本体とフタをバラバラにして、それぞれ平置きの状態で重ねることで、高さを抑えながら収納しています。

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バラバラになっていると、どちらかだけを使いたいときでもワンアクションでさっと取り出せます。片づけるときは上から置くだけ。とにかく楽なのです。

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ただ、平置きのデメリットもあります……。

それは、収納スペースをたくさん占領してしまうこと。そこで、容器を選ぶときには「2サイズ」「スタッキングできる形状」のものに絞ることにしました。

メインで使っているものは「とにかく洗いやすい保存容器」の630mlと400mlの2サイズ。6人家族の我が家では、ご飯を冷凍するときやおかずをストックするときに、こちらの2サイズがちょうどよかったんです。

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入れたいものに合わせていくつものサイズを持っていたころもありましたが、サイズを絞ってみて、意外なメリットを発見。

冷蔵庫や冷凍庫の中に入れるときに、見た目もスッキリする上に同じサイズ同士で重ねられるので、収納がしやすいんですよね。

使用頻度別に場所を分けて収納

30個の保存容器のうち、あまり使わない保存容器もあります。

実は、旧タイプのジップロックコンテナがそうなんです。とても使い勝手がよく、以前はよく愛用していました。

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今でも、容器が足りなくなると出番がくるので手放せません。

ただ、普段は使わないものなので、引き出しの一段下に予備として収納してあります。

引き出しの中には余裕があまりないので、入る分5つだけを残して、あとは手放しました。

【対策】保存容器が乾きにくい場合

保存容器の取り扱いで、私が一番面倒に感じているのが“乾かすこと”。みなさんは、洗ってから収納するまでの間はどうしていますか?

わたしがネックになったのは、このふたつ。

・クロスで拭きあげる手間はかけられない

・濡れたまま重ねて収納するのは衛生面で心配

そこで、洗濯用の小さなピンチハンガーを使って自然乾燥しています。

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使うピンチハンガーは、ピンチ部分がプラスチックのタイプ。ステンレスのピンチよりも、保存容器をはさみやすい気がしています。

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お弁当箱や、シリコンカップ、水筒のフタなども、私にとっては乾きにくいアイテム。これも、洗ったら軽く水を切ってからピンチハンガーで挟んで自然乾燥させていいます。クロスで拭くよりも手軽で、短時間ですみますよ。

まとめ

かさばりがちな保存容器をコンパクトに収納するポイントは、以下の3点。

① スタッキングできる形状のものを選ぶ

② 本体とフタは別々にする

③ 使う頻度に合わせて収納場所を分ける

これらをすることで、キッチン収納がスッキリします。

もし、使わない保存容器、フタと本体が揃っていない保存容器がキッチン収納を圧迫していたら、見直してみてはいかがでしょうか?

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中矢くみこ
この記事の執筆者
中矢くみこ
名古屋在住 ライフオーガナイザー®︎

4人の子ども(長男+長女+双子の次男・三男)と夫の6人家族。1年前から戸建て住まい。

ライフオーガナイズを知り、「片づけ方が分かれば片づけられる! 自分にあった仕組みができればラクに暮らせる!」を実感。

ワーキングマザーの経験と専業主婦の経験を踏まえ、子育て中のお母さんたちが楽に暮らしを回せる片づけについてご紹介しています。

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