ひんやりスーツがおいしい夏にこそ食べたくなるスイーツを集めました。普段から作れるような簡単なものばかりですが、夏らしさや、子どもが喜ぶ要素をプラスすれば、特別感のある夏スイーツに。子どもも一緒にできる工程も多いので、一緒に作ってみてください♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

暑い季節には、のど越しのよい冷たいスイーツが食べたくなりますよね。さっぱりとした口当たりのものや、つるんとした食感のものなど、夏だからこそおいしさも増して感じます。市販のスイーツも魅力的なものが豊富にそろって選べないくらいですが、たまにはおうちでスイーツを作ってみるのもオススメです。

好きなものをモリモリにするのもよし! 旬の食材をプラスしてもよし! 思いっきり自分好みのスイーツに仕上げることができるのは、手作りスイーツならでは。おうちで作るからこそできる贅沢な味わいを楽しんでみてください。

おうちパフェ

ここ数年、我が家で夏休みの定番となっているのがおうちパフェ作り。

旬のフルーツが彩りよく華やかに盛りつけたお店のステキなパフェも食べたいけれど……小さい子どもと一緒だと、ゆっくり堪能できる時間はありませんよね。家族で食べようとすれば、お値段的にもかなりのもの。暑い中、子どもを連れてでかけるのも大変!

そこで始めたのがおうちパフェ。季節のフルーツをたっぷり使っても、お店で食べるよりも格安で作ることができます。

おいしいフルーツはたくさんありますが、我が家の末っ子が大好きなメロンでパフェ作り。何を入れるかも自由なのが、おうちパフェのいいところ。

材料

・メロン……飾り用に皮つきのものを用意し、ほかは食べやすくカット。

・生クリーム……絞り袋に入れる。

・カスタードクリーム……絞り袋に入れる。

・スポンジケーキ……詰めやすい大きさにカット。

・シリアル

・アイスクリーム

用意する材料はお好みでOK。

我が家の場合、パフェを作るときにそろえるのはこんな感じ。トッピング用にチョコやナッツ、チョコやフルーツのソースを用意することもありますが、おうちにあればという程度。

レンチンでできるカスタードクリームはすぐに作れるのでオススメです。生クリームだけあればいい、という場合はなくても大丈夫!

カスタードクリーム

【材料(作りやすい量)】

・卵…1個

・砂糖…35g

・薄力粉…大さじ2

・牛乳…200ml

・無塩バター…10g

・バニラエッセンス…数滴

【作り方】

1) 耐熱ボウルに卵を割り入れて溶き、砂糖を加えてよく混ぜる。

2) 薄力粉を加えてよく混ぜる。

3) 牛乳も加えてよく混ぜる。

4) ラップをしないで電子レンジ600Wで2〜3分加熱。

5) よく混ぜてとろみがつないようなら、様子を見ながら追加で加熱。

6) バターとバニラエッセンスを加えてよく混ぜる。

※でき立てはトロトロですが、冷めるともったりするくらいに固まります。

材料が用意できたら、あとは各自好きなように盛り付け。これがすごく盛り上がるんです♪ ちょっとくらい手に付いたって、こぼしたって気にしない! お店ではできない自分好みのパフェを、思う存分作って食べれるのは特別感があります。

ちなみに我が家の子ども達は、作り始めこそキレイに仕上げようとしますが、だんだんと欲望に負け……どこまで盛れるか限界に挑戦し始めます。なんなら完成して食べ進めるうちに、おかわりして再度盛り出します。

お腹を壊さないように、小さな器にしておくか、1度完成したら材料を片付けてしまってもいいかもしれません。

アレンジ

夏には桃やブドウも旬! 特に桃は限られた時期にしか手に入らないので、夏に味わいたいですよね。コンポートにすれば、煮汁で香り豊かなゼリーも作ることができます。

パフェ作りをすると材料が中途半端に残るのが難点ですが、それを寄せ集めてグラスに順に詰めれば、もう1回美味しいスイーツが楽しめますよ♪

アーモンドミルク餅

つるりんした食感が美味しいミルク餅をアーモンドミルクで作りました。優しい甘さとアーモンドの香りが口に広がります。

材料(4人分)

・アーモンドミルク…400ml

・片栗粉…50g

・砂糖…50g

(トッピング)

きなこ、あんこ、黒蜜などお好みで

作り方

1) 鍋に材料を全部入れ、焦げないように弱火で加熱する。

2) よく混ぜながら、粘りが出るまで練る。

3) もったりと持ち上がるくらいの固さになったら、ラップを敷いたバットに流し入れて広げる。

4) 上からラップを被せて平らにし、冷蔵庫で冷やす。

5) しっかり冷えたら食べやすい大きさにカットする。

とにかくひたすら混ぜるだけ。粘りが出てくると力が要りますが焦げないように頑張って。

ぷるぷるモチモチしていますが、本当のお餅のような粘りはなく、口の中です〜っと溶けていきます。この口どけが美味しい♪

アレンジ

きなこやあんこ、黒蜜をかけてみてください。アーモンドミルクの味を堪能したい場合は、何もつけずそのまま食べるのがオススメです。

昔ながらの固めプリン

夏でなくても、我が家では登場頻度がかなり高めのプリン。娘がこの昔ながらの固めタイプが好きなので、よくリクエストされます。いつもおうちにあるような材料で作れるのがイイですよね。

材料(4人分)

(プリン)

・卵…2個

・牛乳…280ml

・砂糖…60g

・バニラエッセンス…少量

(キャラメルソース)

・砂糖…40g

・水…大さじ1

・熱湯…大さじ1.5

キャラメルソースの作り方

1) 鍋に砂糖と水を入れて加熱する。

2) 茶色くなってきたら熱湯を加えて素早く混ぜ、耐熱容器に入れる。

※砂糖を焦がすときは、スプーン等で混ぜると結晶化しやすいため、鍋を傾けたり揺らしたりして混ぜるようにします。

※茶色くなってくると一気に焦げてきやすいので、早めに熱湯の用意をし、好みの焦がし具合になったら手早く仕上げます。熱湯を加えると、はねることもあるので火傷に注意してください。

プリンの作り方

1) 鍋に牛乳と砂糖を入れて温めて溶かす。

2) 火を止めて、溶き卵を流し入れてよく混ぜる。

3) 2回濾してからキャラメルソースを入れた容器に注ぎ入れる。

4) 大きな鍋に3〜4cmの深さのお湯を沸かし、加熱時に容器がカタカタ揺れないように布巾を底に敷いてから並べる。

5) 水滴が落ちないように蓋にも布巾を巻いてから閉め、弱火で10分加熱し、しばらくそのまま蒸らす。

弱火や余熱でゆっくり火を通すので、滑らかなプリンに仕上がります♪

アレンジ

プリンには生クリームやフルーツがよく合います。上にトッピングしたり、器から出してプリンアラモードにしても◎。盛り付けを子どもと一緒にやってもイイですね♪

爽やかレモンゼリー&ヨーグルトパンナコッタ

キレイな黄色いレモンゼリーと白いヨーグルトパンナコッタを重ねて、2層のスイーツにしました。どちらもさっぱりとした爽やかな味です。

材料(5〜6個分)

(レモンゼリー)

・レモネード…300ml

・はちみつ…大さじ2

・ゼラチン…5g

・水…大さじ2

(ヨーグルトパンナコッタ)

・レモネード…大さじ1

・ゼラチン…5g

・水…大さじ2

・牛乳…150g

・プレーンヨーグルト…200g

・生クリーム…100ml

・砂糖…60g

※レモネードによって甘みに違いがあるので、お好みではちみつの量を増減してください。

※はちみつを使用しているため、1歳未満のお子様には食べさせないようにするか、砂糖で甘みを付けてください。

作り方

1) ゼラチンに水を混ぜてふやかす。

2) 耐熱性のボウルに牛乳と砂糖を入れて600Wの電子レンジで2分30秒加熱。

3) よく混ぜて砂糖を溶かし、熱いうちにゼラチンも加えてよく混ぜて完全に溶かす。

4) ヨーグルトと生クリーム、レモネードも加えてよく混ぜる。

5) トロミが少しつくまで時々混ぜる。

6) 容器に注ぎ入れて冷蔵庫で冷やし固める。

※ゼラチンがしっかり溶けるよう、牛乳が熱いうちに加えます。冷めてしまった場合は温め直してから加えてみてください。

※温かいうちにすぐに容器に入れてしまうと、分離してしまうことがあります。冷めてトロミがつくまでに何度か混ぜてあげると防ぐことができるので、トロミが出てきてから容器に入れるようにしてください。

レモンゼリーの作り方

1) ゼラチンに水をふりかけてふやかし、電子レンジで温めて溶かす(沸騰はさせない)。

2) レモネードを鍋に入れて温め、はちみつを加えて溶かす。

3) ゼラチンを加えてよく混ぜて溶かし、型に流し入れて冷やし固める。

※こちらも電子レンジで作ることもできます。

仕上げ

それぞれ固まったら、レモンゼリーをフォークで崩してヨーグルトパンナコッタの上に詰め、クリームやフルーツなど(分量外)を好みで飾って完成です。

アレンジ

レモネード以外のジュースを使ってゼリーを作ってもOK! 旬のフルーツを入れたゼリーにしてもイイですよ♪

お手軽アイスケーキ

スポンジに生クリームとジャムを挟んで、保存容器に詰めて冷凍すると、いつものケーキとはまた違った冷たいアイスケーキになります。実はスポンジケーキや生クリームは空気を含んでいるので、冷凍してもカチンコチンにはなりにくく、そのまますぐにでも食べることができます。糖度の高いジャムも同じく冷凍しても固くなりません。市販のスポンジケーキを使えば、気軽に作れるので試してみてください。

材料

スポンジケーキ、生クリーム、ジャム

作り方

生クリームはにおいが移りやすいので、蓋つきの冷凍可能な容器を使います。生クリーム→スポンジケーキ→生クリーム&ジャム→スポンジケーキ→生クリームといった感じに重ねて詰めていけばOK。蓋をして冷凍庫へ。

凍ったままアイスケーキにしても、半解凍にしても美味しいです。完全に解凍すれば、普通のケーキとして食べられます。夏の時期は室温で解凍せず、冷蔵庫で解凍するようにしましょう。

アレンジ

食べる前にクリームやフルーツでデコレーションすると更にケーキらしくなります。解凍するとフルーツの食感が変化してしまいますが、アイスケーキとして食べるなら、デコレーションしてから冷凍しても大丈夫です。

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まとめ

おうちで作るスイーツは、お店ではできない盛り付け方や、自分好みに仕上げることができる特別なスイーツになります。暑い季節ならではの、美味しいひんやりスイーツを作って楽しんでくださいね♪

よんぴよまま
この記事の執筆者
よんぴよまま
男の子3人、女の子1人の母。 自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。 料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。 生活に役立つ情報を発信したいと思います♪
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