幼稚園や保育園、小学校などへ入園・入学する際、防災頭巾の準備は基本のようですが、あわせて防災頭巾を入れるカバーも必要となります。簡単に手作りできるので、作り方をご紹介していきます。

実はいろいろある防災頭巾カバーの種類

防災頭巾は非常時に備え、ふだん座っている椅子まわりに置くようになっています。カバーをどんなタイプにするかによって、座布団代わりになるもの、背もたれになるもの、両方に使えるものが一般的になるようです。

座布団タイプ

椅子の上に置いて、座布団のように使うタイプです。ズレたり、ズレ落ちないように椅子の背にひもやゴムをかけて固定します。

背もたれクッションタイプ

椅子の背に防災頭巾がきて、クッション代わりになるようなカバーです。椅子の背にカバーの布をかぶせるようにしたり、ひもを通して固定しズレないようにします。

2wayタイプ

座布団にも背もたれにもなるタイプです。椅子が冷たくなる冬は座布団として使ってみたり、子供が好きな使い方を選べたり、授業でどちらかに統一して使う場合にも対応できるカバー。

意外と簡単!背もたれタイプを手作りしよう

必要な材料

タイプによって、必要な生地の量は多少異なるかもしれませんが、材料はどのタイプもあまり変わらないでしょう。

<背もたれ>※小学生向け

・生地(110㎝×幅70㎝)

・バイアステープ 270㎝(両折れ18mm幅・出来上がり9mm)

・面ファスナー 幅5㎝を2セット

<座布団 ふたなしタイプ>※保育園・幼稚園向け

・生地 (100㎝×幅100㎝)

・面ファスナー 10㎝×2本

・平ゴム 幅3㎝×48㎝

作り方

2つのタイプの作り方を紹介します。型紙もなく、ほぼ直線縫いなので簡単です!

【背もたれタイプ】

1.生地を裁断します。

 〔ふた用〕の生地を50㎝×50㎝に、袋用(収納部)の生地は62㎝×50㎝に裁断します。ふた用の上の両角は丸くカットすると可愛らしく仕上がります。

2.2枚の生地の裏側を上にします。ふた用生地(下側)の上に袋用生地の上半分をのせ、重なった部分の上側にミシンを2回かけてしっかり縫い付けます。

3.生地の表側を上にし、ふた用生地の一番下側と袋用生地の一番下側をバイアステープで包み縫います。

4.ふた用生地の裏側が上になるように置きます。袋用生地の下の部分を上に折り返します。ふたになる部分とふたを受ける袋用の部分に面ファスナーを付けます。2か所くらいでよいでしょう。

5.袋となる部分の両端をしっかり縫います。このとき3枚の生地が重なっているので、ミシンで丁寧に縫うのがポイントです。

6.ふたとなる部分のまわりと両端にバイアステープを回し、縫い付けて完成です。

【座布団 ふたなしタイプ】

1.30㎝×35㎝を2枚(A・B)、35㎝×30㎝を1枚(C)、裁断します。

2.生地の裏側を上にし、生地Aの上部とBの上部を内側に一つ折り、Bの下部を内側に三つ折りしアイロンをかけ、端から縫い代1㎝の部分にミシンをかけます。

3.AとBを表側にし、一つ折りにした部分の下、2ヶ所に面ファスナーを縫い付けます。

4.生地の向きをAは表、BとCは裏にしてAとBは上部を合わせ、AとCは下部を合わせ、3枚が重なるように置きます。

5.左右両端をしっかりミシンをかけて縫います。

6.下部の左右両端から4〜5㎝までミシンをかけます。ゴム幅を飛ばしたところから、ミシンをかけていき、片側もゴム幅を残してミシンを止めます。

7.生地の内側からゴムを通し、生地に縫い付けたらもう片方も同じように生地に縫い付けます。

8.すべての生地が表になるように返して、補強したい部分やきれいに処理したい部分にミシンやアイロンをかけて完成です。

防災頭巾カバーを手作りする際の注意点

学校のイスのサイズをチェックしよう

入学後に手作りをするなら、学校のイスの背もたれや座面のサイズをチェックしましょう。少し余裕をもたせると、子供でもカバーのつけ外しがしやすいかもしれません。

入学前であれば、入学前の資料の中に記載されている防災頭巾カバーのサイズに合わせて作ると安心です。

幼稚園・保育園と学校ではイスのサイズが異なりますので、市販のカバーを参考にする際は間違わないように注意をしましょう。

洗いやすい&しっかりした素材を選ぶ

防災頭巾自体は頻繁に使うものではないですが、カバーは洗いやすく耐久性にすぐれた素材の生地を選ぶとよいでしょう。肌触りのよいキルティングや耐久性のあるデニムやナイロン素材が向いているようです。特に小学校は6年間使い続けるとボロボロになってしまい、作り直しとならないよう、しっかりした素材を選びたいですね。なかには裏地をつけるママもいるようです。

手作りする際に上下のある柄物だと合わせるのが難しいという声もあります。上下がないチェックや水玉、花柄などを選ぶか、無地、リバーシブルタイプの生地がおすすめです。

男の子・女の子で違う!子供の好みにあった色を選ぶ

イスにかけて、自分のイスの目印となる防災頭巾カバーの生地は子供にとってとても重要なようです。男の子・女の子でもそれぞれ好きな色やデザインがありますので、生地を選ぶとは子供と一緒に選ぶとよいでしょう。

保育園・幼稚園、小学校に通っている間を考えると、ずっと使えるデザインかどうかだけアドバイスしてあげるとよいかもしれませんね。

まとめ

防災頭巾は、市区町村から支給される場合もあります。その場合は、作る必要がありません。これから通われる学校で必要かどうかを確認してから、手作りをしてみてくださいね。