子どもを学習塾へ通わせるかどうか迷っている人も少なくないのではないでしょうか? 学校の授業だけでよいのか、まわりについていけているのかなど、心配になることもあると思います。そこで今回は、小学生の親に聞いた子どもの学習塾に関する意識調査から、塾に通わせている理由などをご紹介します。

塾に通う小学生、4人に1人を超える

そもそも今、塾に通う小学生の割合はどのくらいなのでしょうか? グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を運営する株式会社イオレが小学生の親、約800人に行った「学習塾・中学受験の意識調査」によると、塾に通う小学生は28.0%と、4人に1人よりも多くなりました。

Q お子さまは現在塾に通っていますか。

株式会社イオレ「学習塾・中学受験の意識調査」より

塾に通わせる理由|中学受験や学校授業への不安が上位

次に、現在子どもに学習塾へ通わせている理由にはどんなものがあるのかを見てみましょう。

最も多かったのは「中学受験を考えているから」で46.8%でした。ついで「学校の授業だけでは不安だから」が39.6%と続いています。また、「子どもが行きたいというから」も25.1%で上位にあがりました。

Q お子さまを塾に通わせている理由を教えて下さい。(複数回答)

株式会社イオレ「学習塾・中学受験の意識調査」より

入塾の時期|中学年以降の1学期や3学期が多い

入塾させた(させたい)時期に関しては、「5年生(1学期)」(10.8%)や「4年生(1学期)」(8.7%)、「3年生(3学期)」(8.2%)が比較的多いことがわかりました。

全体的な傾向として、中学年以降での入塾を考える人が多いほか、どの学年においても1学期か3学期の人気が高く、学年が上がるとき、もしくはその前に入塾を検討する人が多いようです。

なお、低学年で入塾させた(させたい)という親は比較的少ないようですが、「1年生(1学期)」は7.0%となっています。理由として「子供の多い地域のため、1年生の時点で塾に空きがなくなるから」という意見も見られ、早くから塾に通わせるなら小学校入学と同時がよいと考える傾向もうかがえました。

Q いつからお子さまを塾に通わせていますか、またはいつから塾に通わせたいですか。

株式会社イオレ「学習塾・中学受験の意識調査」より

転塾|約2割が経験、あるいは検討

塾に通わせるにあたっては、なるべく子どもに合った塾を選びたいものです。といえ、入ってみないとわからない面もあるでしょう。では、一度入った塾を辞めて別の塾に入り直したという人は、実際にどのくらいいるのでしょうか?

すでに塾に通わせている親に転塾を検討したことがあるかを聞いた結果を見ると、「すでに転塾した」が5.5%、「はい(検討している)」が14.0%となっており、約2割の親が転塾を経験、あるいは検討していることがわかります。

その理由としては以下のような意見がありました。

✅習ったことが身についていない

✅授業のペースが合わない

✅受験に特化した塾や中学に向けた勉強など、学びたい領域にマッチした塾に変更したい

Q 転塾を検討していますか。

株式会社イオレ「学習塾・中学受験の意識調査」より

塾や習い事にかけるお金|年間10万円以下が約3割

最後に、気になる費用についても見てみましょう。

これは塾だけでなく習い事を合わせた費用を尋ねた結果となりますが、1年間の費用のボリュームゾーンは「〜10万円」や「10〜20万」であることがわかりました。「〜10万」が31.6%、「10〜20万円」が25.3%となっています。大まかに言って20万円以下というのが多数派のようですね。

Q (お子さま一人あたりの)塾・習い事に1年間でかける費用を教えてください。

株式会社イオレ「学習塾・中学受験の意識調査」より

まとめ

小学生の塾事情が見えてくるアンケート調査をご紹介しました。入塾のタイミングとしては、中学年以降で考える人が多い傾向でした。塾に通う理由としては中学受験があるほか、学校での学習を補強する目的で通うケースも多いようです。塾を検討している方は参考にしてみてください。

(マイナビ子育て編集部)

<調査概要>

学習塾・中学受験の意識調査 / 株式会社イオレ

■調査対象:小学生の子供を持つ「らくらく連絡網」の利用者

■調査期間:2021年9月28日〜10月6日

■調査方法:インターネット調査

■有効回答数:839サンプル

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