小学生の毎日の勉強に欠かせない鉛筆。そんな超身近な鉛筆ですが、どうやってつくられるか知らない人も多いのでは? そこで今回我が家が訪れたのは、鉛筆製造メーカー・北星鉛筆の【東京ペンシルラボ】。鉛筆の製造工程が見学できるのはもちろん、驚きの進化を遂げた鉛筆や文房具も試せて、親子で新発見がいっぱいでした!

北星鉛筆が運営する鉛筆資料館【東京ペンシルラボ】とは?

古くから文房具の製造工場が集まるエリア、東京都葛飾区四つ木。この地で1951年に創業した北星鉛筆は、いまだに鉛筆を1日に10万本以上つくり続ける鉛筆製造メーカーです。

そんな北星鉛筆がみんなの身近にある鉛筆をもっと知ってもらおうと、2010年に工場の隣りに開設した鉛筆資料館が【東京ペンシルラボ】です。

【東京ペンシルラボ】では、鉛筆の歴史や製造工程を知ることができる豊富な資料を展示。1日に2回実施している工場見学ガイドツアーで、それらの資料を間近で見たり、実際に稼働している鉛筆工場を見学したりできます。すぐ隣りには、短くなった鉛筆を供養してくれるという「鉛筆神社」も。

工場見学ガイドツアーに参加するには、事前予約が必要。料金は大人400円、子ども(3歳以上)300円です。

またガイドツアー終了後には、鉛筆をつくる際に出る“おがくず”をリサイクルした、地球にやさしい粘土「もくねんさん」体験にも参加可能。

オリジナルキーホルダーや鉛筆などがつくれます。事前予約が必要で、体験料は300円です。

東京ペンシルラボ 基本DATA

■所在地:東京都葛飾区四つ木 1-23-11

■TEL:03-3693-0777

■工場見学実施日:平日(土日祝と、年末年始の前後2週間、お盆期間中は休館)

■工場見学時間:

第1部:10:00〜

第2部:14:00〜

■予約:必要(詳細は公式HP参照)

■料⾦:

大人400円、子ども(3歳以上)300円

木の粘土「もくねんさん」体験 300円

■アクセス:

京成電鉄「四ツ木駅」より徒歩5分

■駐⾞場:なし

■トイレ:あり

■⾷事:なし

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※変更がある場合がありますので、詳しくはHP等でご確認ください。

【公式HP】▶北星鉛筆 東京ペンシルラボ

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まるで美術館!? 鉛筆工場ならではのアート作品がお出迎え

我が家の小学2年の息子が、ほぼ毎日使っている鉛筆。いわば鉛筆のコアユーザーである彼なら、きっと興味を持って楽しんでくれそう。そんな期待を抱きながら、【東京ペンシルラボ】に行ってみました。

最寄り駅は、京成電鉄の「四ツ木駅」。公式HPに書かれていたとおり駅から5分ほど歩くと、住宅街に突如現れたのは2本の鉛筆がドーンと描かれた建物です。

わぁーっ、でっかい鉛筆! これは、北星鉛筆の建物に間違いないでしょう。

ぐるりと入口のほうへ回り込んでみると、やはりそうでした!

鉛筆の描かれた建物からは木の匂いが漂ってきて、どうやらここが工場のよう。「あ、鉛筆の匂いがする〜」と息子も嬉しそうです。

【東京ペンシルラボ】の入り口を見つけ、さっそく入ってみます。すると、ペロッと舌を出したお茶目なキリンさんが出迎えてくれました。

こちらは、おがくずをリサイクルした粘土「もくねんさん」でつくられた作品です。

息子もさっそく立ち止まって、まじまじとキリンさんを見つめます。

バラの花冠を指さしながら「え、これも粘土でつくったの?」と、その完成度の高さに驚きを隠せない様子。

こちらは、クリスマスのコーラス隊でしょうか?

所狭しと作品が並べられ、もはやそこは美術館のようなアート三昧の空間です。

受付に着いたら、予約の名前を伝えて参加費を支払います。もくねんさん体験を希望する方は、このときに申し込みをしましょう。

ガイドツアーの参加記念として、こちらに並ぶ「北星鉛筆オリジナル商品」から、好きなものを1つ選んで持ち帰れるとのこと。

息子は1本の芯が何色にも分かれている「マーブル鉛筆」、私は鉛筆と同じ“木”でできた「定規」をチョイスしました。

ガイドツアーが始まるまでの間は、館内の資料や展示をゆっくり見学して楽しめます。館内はこぢんまりとしているのですが、驚くほど見どころがいっぱい。

鉛筆に変身できちゃう顔ハメパネル。来場の記念にぜひ

フォトスポットの中も、作品や資料の展示スペースになっています

スラスラ書けるかな? 北星鉛筆の商品をおためしできるコーナーもあります

一つ一つの展示がユニークかつ奥深いので、時間がいくらあっても足りないかもしれません!

見学の予備知識となるビデオ鑑賞からスタート!

参加者が全員そろったところで、ガイドツアーが始まりました。

ビデオを視聴したり、鉛筆の材料の現物を見ながら説明を受けたりするコーナー

ガイドを務めるのは、北星鉛筆の会長・杉谷和俊さん。クスッと笑える小ネタ満載のトークで会場が一気に和んだところで、工場見学の予備知識となるビデオで見て学びます。

お笑い芸人さんが登場するビデオなので、お勉強というよりはお茶の間で気軽に見ている感覚です。

北星鉛筆では、「芯」は山梨県の甲府工場から仕入れているそうです。

そのため芯のつくられる工程はビデオでしか見られないので、お見逃しのないように。工場で一般的な鉛筆の芯をつくる大まかな流れは、以下のとおりです。

【STEP1】黒鉛と粘土を混ぜる

芯の材料である「黒鉛」と「粘土」に水を加えて、よくかき回して混ぜます。黒鉛が多いと濃い芯、粘土が多いと硬い芯になります。

【STEP2】押し出す

混ざった材料を、水鉄砲と同じしくみで押し出して細い芯にします。このとき芯は、まだ羊羹のようにやわらかい状態。それをコロコロ回しながら乾かします。

【STEP3】焼く

1,000℃ぐらいの高さの温度で、長い時間をかけて焼きます。こうすることで芯が硬くなります。

【STEP4】油をしみこませる

硬くなった芯に、油をしみこませれば完成。油を加えることで、なめらかに書け、折れにくい芯になります。

一見シンプルなつくりに見える鉛筆の芯ですが、意外に手間がかかっていることに驚きました。

ちなみに色鉛筆の芯は、STEP3の「焼く」工程がないそうです。理由は、色鉛筆の材料であるロウが熱に弱いので焼くことができないから。色鉛筆の芯が折れやすい理由は、そこにあったのですね。納得です〜!

続いて、鉛筆の「軸」をつくる工程を学びます。映像を見たあとに、材料の現物を見たり手に取ったりできるから、とっても分かりやすいんです。

鉛筆の軸に使う木は、北アメリカの森で育つ “インセンス・シダー”。この木が鉛筆の材料用に加工され、「スラット」と呼ばれる板になって日本に輸入されます。

北星鉛筆の工場での鉛筆づくりは、そのスラットに溝を掘るところから始まります。

【STEP1】溝を掘る

スラットを削り、芯がぴったり入る半円の溝をつくります。溝の数は合計9本。

【STEP2】接着剤をつけて芯をのせる

スラットの全面に接着剤をつけ、溝に芯をのせます。

【STEP3】サンドイッチする

芯をのせたらすぐに、溝を掘ったもう1枚のスラットを重ねて芯をサンドイッチ。重しをのせて、ぴったりと貼り合わせます。

【STEP4】削る

切り離す直前のスラットや片面だけ削ったスラットの見本

片面ずつ鉛筆の形に削っていきます。機械のカッターを取り替えることで、六角、丸、四角、ハート型など、いろいろな形の軸になります。

【STEP5】いっぺんに9本の鉛筆が完成

両面を削り終わると1本ずつに切り離され、9本の鉛筆ができあがります。

(※実際の作業は、すべて機械で行います)

このあと仕上げの工程へ。色を塗ったあとに、端を切って決まった長さに鉛筆をそろえます。次に、芯の濃さ(HB、Bなど)をスタンプ。最後に傷や汚れがないか丁寧に検品したあと、梱包して完成です。

いかがでしょう? みなさんの想像していた鉛筆のつくり方に近かったでしょうか?

私が想像していた鉛筆のつくり方は、穴の空いた長い軸に芯の材料を流し込み、それをチョキンチョキンと切る方法。まったく違っていたのでビックリしました!

鉛筆が発明されたのは、今から400年くらい前のこと。イギリスの鉱山で見つかった良質な黒鉛のかたまりを、筆記具として使ったのが始まりだと言われているのだとか。

ところが200年ほどで、黒鉛は鉱山から採れなくなってしまいました。そう、使い切ってしまったのです。

そこで、山に残った黒鉛のかけらや粉を集めて、黒鉛のかたまりをつくろうと頑張った人たちがいました。1760年にドイツ人のカスパー・ファーバーさんは、黒鉛の粉末を硫黄などで固めた芯を製作。1795年にフランス人のニコラス・コンテさんは、硫黄の代わりに粘土と黒鉛を混ぜ、それを焼き固めて芯をつくる製法を発明しました。コンテさんは、単に焼き固める工夫をしただけでなく、黒鉛と粘土の混合割合を変えることによって、芯の濃度が変化することも発見。現在も基本的には、このコンテさんの製法で鉛筆の芯はつくられているのだとか。そんなに古くから鉛筆が完成形に近かったとは驚きです。

いよいよメインステージの工場見学へ

鉛筆ができるまでの流れが分かったところで、【東京ペンシルラボ】を出て工場の建物へと向かいます。工場は最初にご紹介した黄色の鉛筆の建物です。

工場の1階では、主にスラットの加工を行うのだとか。木のいい香りが漂っていて、思わず深呼吸してしまいます。

スラットの溝は、芯の状態に合わせて0.01ミリ単位で調整。そうすることで、軸と芯の隙間がなくなり、折れにくい鉛筆に仕上がるそうですよ。まさに職人技ですよね。

鉛筆の軸ができあがるまでの工程が分かる見本も展示されていました。

先ほど【東京ペンシルラボ】で教わったように、スラットに溝を掘るところから始まり、最終的に9本の鉛筆になるという一連の流れがとっても分かりやすいです。

2階に上がると、たくさんの機械が並んでいました。こちらは、木目のままだった鉛筆に色をつける機械。

通常1本の鉛筆につき、6〜7回はこの機械を通して重ね塗りするそう。想像以上に手間ひまかけて塗られているんですね〜。

工場での作業にはいろんな工程がありますが、そばにいる職人さんたちが終始厳しい目で不良品が混ざっていないかをチェック。

こうして管理が徹底されているからこそ、高品質な鉛筆がつくられ、私たちも安心して手に取れるというわけですね。

完成した鉛筆は、逆算三角形のマスに入れていきます。

こちらのマスは、積み重なった鉛筆の高さで本数が分かるスグレモノ。このアナログな感じも、町工場らしくて素敵です!

工場の入り口には、「木粉」と書かれた袋が山積みになっていました。

じつは仕入れた鉛筆用の木材の40%は、製造工程で“おがくず”となり、ずっとゴミとして捨てられていたそうです。でも北星鉛筆は、このおがくずをリサイクルする方法を発案。

おがくずをブロック状に固めてから木粉にし、特殊な材料と混ぜ合わせることで、もくねんさん(粘土)やウッドペイント(絵の具)などにリサイクルしているのだとか。

環境に配慮したこの取り組みは、とても素晴らしいなと思いました。

使い終わった鉛筆に感謝を込めて供養する「鉛筆神社」

我が身を削って短くなるまで貢献してくれた鉛筆に感謝し、供養するというユニークな神社です。

大切に使って短くなった鉛筆を供養してもらいたい方は、【東京ペンシルラボ】のすみっこでニッコリと微笑む「鉛筆地蔵」に入れましょう。

※お地蔵様は室内、神社はペンシルラボの隣(屋外)にあります。

ガイドツアーの参加特典として、短くなった鉛筆(5センチ以下)を5本持っていけば、新しい鉛筆1本と交換してもらえます

お地蔵さんに入れられた鉛筆は、毎年11月23日(祝日)に開催される「鉛筆感謝祭」で供養してもらえます。

供養とは、もともと感謝の気持ちを伝える行為。

供養を通して、子どもたちが普段何気なく使っている鉛筆に対して感謝の気持ちを持ったり、最後まで大事に使おうという姿勢を持ってくれたりしたら素敵ですね。

北星鉛筆が発案したユニークな文房具たち

伝統的な鉛筆をつくる一方で、鉛筆文化を守り続けるために、新たな発想で次々と文房具のヒット商品を生み出しているのが北星鉛筆のすごいところ。

ガイドツアーでも登場したヒット商品たちの一部を、ピックアップしてご紹介します。

短くなった鉛筆を、最後まで残さず使い切れたらいいのに……。そんな願いを叶えてくれるのが、「つないで」使うこちらの鉛筆。

ゼロ・ウェイスト つなぐ鉛筆4本組 280円

短くなった鉛筆のお尻に、新しい鉛筆をスポッとはめて木工用接着剤でつなぐだけ。今までありそうでなかったSDGsな商品です。

ピッタリはまるのが楽しくて……

限界までつなげてみたくなること間違いなしです(笑)

続いては、“もう一度鉛筆の感覚を味わいたい”という大人のためにつくられた「大人の鉛筆」。累計販売数本数が100万本を超えたという大ヒット商品です。

大人の鉛筆 単品 630円、大人の鉛筆 クリップつき 740円、芯削り器 165円

シャープペンシルと同じ構造でありながら、鉛筆ならではの温もりあふれる木の軸や、鉛筆と同じ芯を採用するなどして、リアルな鉛筆に近い使用感を追求しているのが特徴です。見た目もオシャレですよね!

いざ持ってためし書きをしてみたところ、紙への引っかかりがなく、スラスラ書けることに感動。直接手肌に伝わってくる木のぬくもりもたまりません。

大ヒットの理由も納得です。これは私が欲しい〜!

続いてこちらは「赤鉛筆を削るとき、芯が折れてしまって困る」というお客様の声をもとに開発された、芯が折れにくい鉛筆削り。

日本式鉛筆削り634(ムサシ) 1,200円

鉛筆を削るときに芯が折れてしまう原因は、上下左右にブレたり、押し込みすぎたりして、芯に必要以上に大きな力が加わること。

とくに子どもの場合は、この問題が顕著だとか。こちらの鉛筆削りは、第一段階で「軸」を削り、第二段階で「芯」を削るという二段階方式にすることで、芯にかかる負担を大きくカット。

子どもでも芯を折らずに削りやすいのが特徴です。

うちの息子も鉛筆を削るときに「また芯が折れたぁ〜」とぼやいていますが、これを使えばそんなイライラからも解消されそうです。

ガイドツアーの参加者は、これらの商品を実際に手に取ってためすことも可能。気に入った商品があれば、定価の30%OFFで購入できますよ。

フィナーレは、木の粘土「もくねんさん」体験!

ガイドツアー終了後は、事前に申し込みされた方のみ「もくねんさん」体験に移ります。

木でつくった粘土だから「木粘(もくねん)」、それに愛称の「さん」をつけて、「もくねんさん」という名前がつけられたそうです。乾燥すると“木”になり、素焼きのような風合いが楽しめるのが特徴だとか。

手元に配られた「もくねんさん」からは、木のいい香りが漂ってきました。

なんだか癒し効果も期待できそうですね。

息子の創作意欲に火をつけたのは、体験のために用意された豊富な粘土型やパーツたち。

動物や虫、花、乗り物など、粘土型の種類がバラエティ豊か!

鉛筆づくりに使用できる芯や、耳かき用の金具なども用意されています

気に入った粘土型やパーツを選んだら、さっそく作品製作に取り掛かります。

まずは「もくねんさん」を適量ちぎって……

粘土型からはみ出さないように軽く詰めます。

キーホルダー用の紐を使うと、型から取り出しやすくなりますよ。

紐の結び目を粘土の中に上手に押し込むのがコツ。

紐を持って勢いよく引っ張ると、

型から抜くときに紐だけ取れてしまっても、再チャレンジすればOK。いったん型から粘土を取り出して、詰め直しましょう

こんなに素敵なイルカのキーホルダーが完成しました!

続いて息子がつくったのはクワガタ。

粘土型を使ってつくるので、なかなかの完成度です!

こちらはスカイツリー型の耳かき。

先端の方向を変えなくても、360°全方位から耳垢をキャッチできるスクリュー型の耳かき

耳かきが自作できることに驚きです!

あまりにも楽しそうに作品をつくる息子に触発され、私も参戦することに。バラのキーホルダーをつくってみました。

手にベトつかずサラッとした手触りの「もくねんさん」は、作業が驚くほど快適。テーブルも汚さないから、自宅でも養生なしに気軽に使えそうです。

1時間ほどの体験時間内に、親子で合計10作品を製作。「もくねんさん」を大満喫しました!

持ち帰って数日乾燥させたのち、作品の一部を着色してみました。着色に使用する画材は、アクリル絵の具、マジック、色鉛筆、水彩絵の具など、木に塗れるものなら何でもOKだそうです。

「もくねんさん」の姉妹品、“おがくず”をリサイクルしてつくられた「ウッドペイント」で着色

乾燥した作品はまさに“木”になり、とっても軽くなります。木と同じように削ったり、木工用接着剤などでくっつけたりすることもできるそうですよ。

今度は成功なるか!? 自宅で鉛筆づくりをリベンジ!

実は「もくねんさん」体験時に鉛筆をつくったのですが、持ち帰って乾燥させているうちにひび割れして、軸がポキッと折れてしまいました。

そこで、買ってきた「もくねんさん」でリベンジ。我が家の工作大臣・パパの手も借りて挑戦してみました。

「もくねんさん」を薄くのばしたら……

折れてしまった芯もつなげて、途中で色が変わる仕様の鉛筆に

芯をはしっこに置いて巻き付けます。

粘土のひび割れを防ぐコツは、厚さを均一にして粘土の密度の差をなくすことだそう。

下敷きなどを使ってコロコロと転がすように丸めると、表面がなめらかになる上、厚さが均一に仕上がります。

これは、パパのアイデア!

芯が真ん中にくるように形を整え、鉛筆削りでも研げるように、市販の鉛筆と同じぐらいの太さに仕上げるのがポイントです。

体験時に買って帰った木彩絵の具(ウッドペイント)と、自宅にあったアクリル絵の具を組み合わせて着色してみました。

一度では色が定着しないので、2〜3回ほど重ね塗り。

そして、完成した鉛筆がこちら!

ちょこっと曲がったところが、ハンドメイド感たっぷり。愛着の持てる鉛筆に仕上がって大満足です。

まとめ

息子のために訪れたはずの【東京ペンシルラボ】でしたが、実際に見聞きして学んだ情報は、大人の私も知らないことだらけ。

鉛筆ができる工程はもちろん、「鉛筆の長さを決めたのは誰?」「日本でいちばん最初に鉛筆を使ったのは?」など、誰かに教えたくなるトリビアがいっぱいでした。

特に印象に残ったお話は、「なぜ小学校では鉛筆が使われるのか?」ということ。シャープペンシルは小学生には扱いづらいからでは!?と思いつつも、明確な答えが出てきませんでした。

実はその答えは「誰でも絶対書けるから」だそうです。

確かにシャープペンシルと違って芯が丈夫につくられた鉛筆は、息子がかなり強い筆圧で書いても芯が折れることはほとんどなく、書けないことはありません。

ペンなどと違ってインク切れもないから、「あれ、書けない」ということもありませんよね。鉛筆は子どもたちを裏切らない、勉強の名パートナーというわけですね。

またこの記事を書きながらいろいろ調べていたところ、芯が折れにくい鉛筆は「とめ」「はね」「はらい」が練習しやすいと書かれた記事も見つけ、改めて鉛筆って超優秀な筆記用具だなぁと思いました。

【東京ペンシルラボ】に行けば、鉛筆のことが今よりもっと好きになること間違いなし。みなさんもぜひお子さんといっしょに楽しんでみてください。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

あゆーや/アソンデミエータ
この記事の執筆者
あゆーや/アソンデミエータ
8歳男の子のママ。書籍編集者時代の自らのさまざまな体験を通して、実体験こそが一生の財産になると考え、息子にも新たな体験をさせようとお出かけする日々。そのなかでも、実際に息子が喜んだお出かけ先や体験スポット、工場見学などの情報を発信しています。
■ 子どもとお出かけ体験型ガイド「アソンデミエータ」
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