ハイチュウ、小枝、チョコボールなどで大人気! 子どもたちが好きなお菓子のメーカー【森永製菓】の工場見学に、小2の息子と行ってきました。無料でミュージアムと工場の両方を見学できる上、うれしい試食もあり。さらにお土産ももらえて、ショップでお買い物もできちゃう大満足の内容でした。その魅力を詳しくお伝えしましょう!

「森永エンゼルミュージアムMORIUM(モリウム)」&鶴見工場見学とは?

【森永製菓】の鶴見工場に併設する「森永エンゼルミュージアムMORIUM(モリウム)」は、同社製品の歴史やおいしさの秘密について学べるミュージアム。

「モリウム」とは、MORINAGAの“MORI”とラテン語の“ARIUM(〜の場所) ”を組み合わせた造語で、MORINAGAが“生み(UM)出す価値”を体感してもらいたいという願いが込められているのだとか。

そんなモリウムと、「小枝」や「ハイチュウ」などを製造している【森永製菓】鶴見工場の両方を見学できちゃうガイド付きツアーが、今回我が家の参加した「森永エンゼルミュージアムMORIUM&鶴見工場見学」です。

対象年齢は小学生以上。完全予約制で、予約は公式HPからのみ受け付けています。季節に合わせたおすすめ商品の試食が楽しめたり、お土産をもらえたりなど、盛りだくさんの内容がすべて無料で楽しめることから人気を集め、いまや予約困難な工場見学としても有名なんですよ。

森永エンゼルミュージアムMORIUM(モリウム) 基本DATA

■所在地:神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-1-1

森永製菓株式会社 鶴見工場

■TEL: 080-8744-3102(受付:月曜日〜金曜日(祝日を除く)9:30〜15:30(11:30〜12:30は除く)

■工場見学実施日:平日(土・日・祝日、年末年始、工場指定定休日を除く)

■工場見学時間:10:00〜/12:30〜/14:00〜

■予約:必要(詳細は公式HP参照)

■料⾦:無料

■アクセス:

◎JR京浜東北線「鶴見駅」から徒歩約20分

◎JR京浜東北線「鶴見駅」東口または京浜急行「京急鶴見駅」西口を出て、バス乗り場で1番・2番から乗車し「森永工場前」で下車

■駐⾞場:なし

■トイレ:あり

■⾷事:なし

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※変更がある場合がありますので、詳しくはHP等でご確認ください。

【公式HP】▶森永エンゼルミュージアムMORIUM

人気すぎて予約は争奪戦……でも勝ち抜くコツはある!

「森永エンゼルミュージアムMORIUM&鶴見工場見学」に行ってみたいと思っても、なかなか予約が取れない……。そんな壁にぶつかる人も多いはず。

かくいう筆者も、こまめに公式HPをチェックしていたのですが、学校のある平日のみの開催だから行けるチャンスが少ない上、いつ見ても予約がいっぱいで諦めかけていた一人です。

でもあるとき公式HPをよく読むと、「一般予約は、毎月1日の朝9時から翌月1か月分の予約を開始する」という内容の記載を発見。つまり4月分の予約なら、3月1日から予約ができるということが分かりました。

実際に1日の9時ジャストに公式HPにアクセスしてみたところ、混雑でつながるまでに時間は要しましたが、ついに予約に成功!! みなさんも毎月1日朝9時を狙って、予約に挑戦してみてください。

まずは「モリウム」でワクワクの映像&展示の見学から

見学ツアーは、モリウム1階のシアタールームでの映像見学からスタート。

3m✕15mのパノラマスクリーンで、【森永製菓】の誕生秘話やこれまでの歩み、主力ブランドの魅力について紹介があります。

写真提供/森永製菓株式会社

ダイナミックな映像は、観ていて楽しさいっぱい! 

【森永製菓】の原点でもある「ミルクキャラメル」や、筆者が子どもから好きだったビスケット「ムーンライト」、息子の大好きな「ハイチュウ」などおなじみの商品が次々と登場し、親子で終始釘付けでした。

映像を見終えると、「ダース」と「ハイチュウ」の2つのグループに分かれて進みます。「ダース組」は鶴見工場の見学に出発し、「ハイチュウ組」はそのままモリウムの展示コーナーの見学へ。

我が家は、モリウムを先に見学する「ハイチュウ組」でした。

白を基調としたモリウムのデザインは、近未来をイメージ。創業120年超えの歴史をもつ【森永製菓】が「これからの未来をお客さまとともに歩み、創造し、色づけていく」との意味が込められている

モリウムではまず、チョコレート・ハイチュウ・アイス・ビスケット・in ゼリーの5つのジャンル別に、人気商品の歴史や製造方法を解説する「おいしさのヒミツエリア」へ。

アテンダントさんが、模型や映像を用いながら詳しく解説してくれます。思わず触りたくなる展示物がたくさんありますが、タッチはNG。お子さんが触れないように注意してくださいね。

意外だったのは、チョコレートコーナーでのお話です。1918年に、日本で初めてカカオ豆からチョコレートの一貫製造を開始したのは【森永製菓】だったのだそう。

そう、【森永製菓】は国産チョコレートのパイオニアだというわけです。知らなかった……!

その後も「チョコボール」「小枝」「ダース」などのヒット商品を生み出し、100年以上に渡っておいしいチョコレートをつくり続けているというわけですね。

そんなチョコレートを知り尽くした【森永製菓】だからこそ実現したアイスが、チョコもモナカもパリパリで有名な「チョコモナカジャンボ」です。

モナカにアイスを入れると、アイスの水分がモナカに移ってパリッとした食感が失われてしまいます。

そこで【森永製菓】が開発したのが“チョコの壁”。アイスの水分から守るために、モナカの内側にチョコをコーティングしているそうです。

そっかー、てっきりおいしさをアップさせるためのチョコだと思っていましたが、じつはモナカの防御壁という大きな役割もあったのですね。あ〜、チョコモナカジャンボが無性に食べたくなってきました〜(笑)。

ぐるっと裏に回ると、そこには巨大冷凍庫を模した展示が!

「チョコモナカジャンボ」はもちろん、「パリパリバー」「アイスボックス」「板チョコアイス」などのアイスがぎっしり。夢のような冷凍庫に、息子の視線も釘付けです(笑)。

手軽に栄養チャージができる大人気のゼリー飲料「inゼリー」も、【森永製菓】のロングセラー商品。風邪をひいたときなどもサラッと飲めるので、我が家の冷蔵庫にも常備してあります。

左上の青いパッケージの「inゼリー エネルギー」は、おにぎり1個分のエネルギーを10秒でチャージできる定番商品。食事から摂った炭水化物は、体内で分解されたあとに体の必要なエネルギーに変わります。

一方、炭水化物がすでに分解された状態で入った「inゼリー エネルギー」は、飲んだあと速やかにエネルギーに変わるとのこと。素早く元気を出ししたいときに、頼もしい存在ですよね。

童話「おおきなかぶ」を用いて、もしおじいさんが「inゼリー」を飲んだら、物語はどう変わるのか?という映像も楽しめます。思わずクスっと笑ってしまうこと間違いなしの内容ですので、見学のときのお楽しみに。

いざ工場へ! 「小枝」と「ハイチュウ」の製造ラインを見学

モリウムの見学を終えると、いよいよ鶴見工場の製造ラインの見学になります(ここは撮影不可なので、公式画像でお届けします)。

モリウムから徒歩数分の場所にある工場に近づくと、チョコレートの甘い香りがふわりと漂ってきて、もうたまりません!! 「あー、小枝の匂いだー!」と息子もテンションMaxの様子。

最初にやって来たのは、チョコレートの香りがよりいっそう際立つ「小枝」の製造ライン。

写真提供/森永製菓株式会社

チョコレートをイメージしたブラウンカラーの見学通路が、ワクワク気分を盛り上げてくれます。

こちらでは、窓越しに「小枝」が包装されて運ばれていく様子を見学。次々とラインを流れて行く様子は、ずっと眺めていたくなる楽しさです。

製造する「小枝」の味は日によって異なるそうで、この日は新商品とのこと。そのため、何味かは秘密だそうです。白っぽい小枝のようにも見えましたが、果たして何味だったんでしょう? 気になる〜!!

ちなみに「小枝」が製造されているのは、全国でもここ鶴見工場のみ。つまり、この光景が見られるのはここだけなんです! 激レアな光景を見られたのだと思うと、ますます嬉しくなりました。

続いてやって来たのは、爽やかなフルーツの香りに思わずうっとりしてしまう「ハイチュウプレミアム」の製造ライン。

写真提供/森永製菓株式会社

見学通路がポップな“ハイチュウ柄”になっていて、歩くだけでもテンションがUPします。

「ハイチュウプレミアム」の製造ラインでは、機械で一口サイズにカットされたあと、コロコロと転がっていく様子を見学することができました。その姿が、なんだかとっても可愛いんです〜!!

実はこの見学に訪れるまで、「ハイチュウプレミアム」の存在を知らなかった筆者。モチモチとした食感と、果実のジューシーで贅沢感のある味わいが特徴だそうで、ぜひ食べてみたくなりました。

通常サイズの3分の1のハイチュウでおなじみ「ハイチュウミニ」の製造ラインも、動画で見せていただきました。箱詰めされる工程では、4種類の味の粒がまんべんなく入るように、機械でコントロールされているんですって! すごいですよね〜。

「ハイチュウプレミアム」も、これまた新商品のため何味かは秘密とのこと。そんな偶然が重なることもあるんですね。でもいつも食べているお菓子が実際につくられるところを間近で見学でき、とても貴重な体験となりました!

うれしい試食タイム! 思いがけないお土産にも大喜び

工場見学後は再び徒歩でモリウムに戻り、2階のワークルームで試食タイム。季節に合わせたおすすめ商品が登場するので、何が試食できるかは当日のお楽しみとなります。

テーブルに用意されたお菓子の中からビスケットを選び、さっそく試食する息子。「うまい!」と、弾ける笑顔が飛び出します。

私も続いて試食! モリウムや工場の見学を通して、【森永製菓】のこだわりや想いを知ったあとだからでしょうか!? いつもよりとってもおいしく感じました。

試食を終えたら、見学終了時刻までモリウムの1階の展示を自由に見学したり、ミュージアムショップでお買い物を楽しんだりできます。

ワークルームを出て1階に向かおうとすると、アテンダントさんからお土産をいただきました。

この日のお土産は、「プレミアムハイチュウ」<愛媛県産せとか味>と、「inゼリー」<エネルギー ブドウ糖 ラムネ味>の2つ。

「お菓子が食べられて、お土産までもらえちゃうなんて、この工場見学は最高だね!」と息子もご満悦でした。

モリウム展示を自由に見学! 大人は懐かしく、子どもは発見がいっぱい

ミュージアムショップも気になりましたが、まだまだ見どころいっぱいのモリウムの展示から見学することに。1階フロアをぐるりと半周するようにディスプレイされた「ヒストリーコーナー」に来てみました。

ヒストリーコーナーで目を引くのは、1913年の発売から1世紀を超え、今もなお愛される人気商品「ミルクキャラメル」の展示。

おなじみの黄色いパッケージや、レトロ可愛い宣伝ポスターが飾られています。

パッケージが発売当初からほとんど変わらないことが驚きですよね〜。

「ママ、これ見て」と息子が指さした先にあったのが、あのラムネ飲料の瓶を模したパッケージの「ラムネ」。

息子もよく食べているこちらのラムネも、発売から50年超えのヒット作だったのですね。こうして改めて見ると、【森永製菓】のお菓子にはロングセラー商品がいっぱい! 

息子がいちばん興味津々だったのは、「おもちゃのカンヅメ」の展示コーナー。

チョコボールのくちばしに金のエンゼルが出たら1枚、銀なら5枚集めるともらえる、あのおなじみのカンヅメです。

な、なんと、このキャンペーンはもう50年以上続いているそうですよ。すごいですよね〜。

宝箱や地球、キョロちゃんなど多種多様な形があるから、見ていてとっても面白いんです。よく見ると筆者が子どものころにゲットしたおもちゃの缶詰もあり、懐かしい気持ちになりました。

おもちゃのカンヅメの中でも、息子のお気に入りはこちら。

その名も「開かずのカンヅメ」。これは絶対開けて見たくなりますよね〜(笑)。

エントランス付近には「おもちゃのカンヅメ」でできたキョロちゃんタウンもあって、こちらも必見。

まるでおもちゃの博物館に来たみたいで楽しすぎです〜!

見学の途中で、急に息子が「ね、【森永製菓】って塩系のお菓子も出していたっけ?」と質問してきました。答えに戸惑っていたときに、ふと後ろを振り返るとこちらが。

そうだ、「おっとっと」があったー。そのあと「あ、ポテロングもそうだった!」と思い出した息子。

意識していませんでしたが、じつは我が家では【森永製菓】の塩系のお菓子もよく口にしていたことにビックリしました。

限定商品もゲットできる「ミュージアムショップ」

見学終了時刻まであと15分をきったところで、ミュージアムショップに行ってみました。

キョロちゃんグッズも、バリエーション豊富。

これはファンにはたまりませんね〜。

こちらはモリウム限定商品の「ハイチュウ」。1975年発売当時のデザインを再現した復刻版パッケージです。

ストロベリー味×レトロ可愛いパッケージは、ママ友へのプレゼントにも喜ばれそう!

地域限定の「おみやげハイチュウ」も発見。ハイチュウ好きにはたまらないフレーバーの豊富さが魅力的ですよね。

また、唯一「小枝」を製造する鶴見工場に併設のショップならではの、レア商品もあります。

工場ではできあがった商品1個を決められた数でまとめ、それをボールと呼んでいます。さらにそれを大箱に入れて出荷するのですが、10個で1ボールの「小枝」をそのまま商品にしたのがこちら。

さらに、消しゴム好きの息子の目に止まったのが、「チョコモナカジャンボ」と「バニラモナカジャンボ」の香りつき消しゴム。

ディスプレイに書かれているように、本当に本物そっくりの香りがします。これは子どものハートに刺さりますよね〜。

あれこれ悩んだ末、我が家が購入したのはこちらの5点です。

①小枝<ミルク> 210円、②ハイチュウミニ 120円、③おやつ消しゴム(チョコモナカジャンボ) 270円、④チョコボール<ピーナッツ> 100円、⑤おやつダブルマーカー ハイチュウ 190円

ここでしか買えない限定のお菓子を……と思いつつも、残り時間があと数分ということで焦ってしまった筆者。結局、定番のお菓子だけを買ってしまいました。

いっぽうお菓子よりも文具にハマった息子は、狙っていたチョコモナカジャンボの消しゴムと、ハイチュウの香りつきペンをゲットできて大満足の様子でした。

まとめ

「森永エンゼルミュージアムMORIUM&鶴見工場見学」では、普段食べているお菓子の秘密を知ることができて親子でワクワクがいっぱい。見学後は、【森永製菓】のお菓子をもっと好きになること間違いなしです。

試食あり、お土産あり、ミュージアムショップでのお買い物ありと、楽しいことが盛りだくさん。学校の振り替え休日や長期休みになるタイミングなどを狙って、ぜひ予約にトライしてみてください。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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あゆーや/アソンデミエータ
この記事の執筆者
あゆーや/アソンデミエータ
8歳男の子のママ。書籍編集者時代の自らのさまざまな体験を通して、実体験こそが一生の財産になると考え、息子にも新たな体験をさせようとお出かけする日々。そのなかでも、実際に息子が喜んだお出かけ先や体験スポット、工場見学などの情報を発信しています。
■ 子どもとお出かけ体験型ガイド「アソンデミエータ」
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