旬の小松菜は味も栄養も増してくるので、積極的に食べたいですよね。でも子どもが苦手、メニューがあまり思いつかない、など使いにくいと感じている方も多いかもしれません。今回は、小松菜のおいしさを引き立てるレシピをピックアップしてみました。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

寒い冬、価格もお手頃になっておいしさも増す野菜はいくつもありますが、今回は小松菜に注目して、その魅力とおいしい食べ方を紹介していきます。ほうれん草に似ていますが、食感も味も違うので、持っている魅力は変わってきます。同じよう料理方法でも味わえますが、小松菜ならではの味わいもあるので、この機会に小松菜の良さを再発見してもらえるとうれしいです♪

小松菜の魅力

小松菜はアブラナ科の野菜。白菜のように結球性にはなく、茎立ち。日本でも古くから馴染みのある野菜で、江戸時代には庶民にも親しまれていたようです。耐寒性が強く、霜が当たっても大丈夫。栽培しやすく、収穫も早いこともあり、今では1年中生産されて出回りますが、旬は寒い冬。霜に当たった方がおいしさが増し、価格もお手頃になってきます。栄養的には鉄やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類が豊富で栄養価の高い緑黄色野菜です。

小松菜の魅力は栄養価の高さだけではありません。色の鮮やかさは、他の野菜と比べても群を抜いています。加熱時間が長いと色は落ちてしまいますが、比較的鮮やかさを保てるので、彩りとして料理に添えるのに重宝します。また、加熱時間によってシャキシャキした食感も、柔らかな食感も楽しめ、小松菜独特のほろ苦さも魅力の1つ。ほうれん草と比べると、アクも少ないので調理方法が幅広く、さまざまな料理で活用することができます。

小松菜の下準備と保存方法

小松菜を使うときに気を付けたいのが根元の土。パリッと厚みのあるしっかりした茎は、汚れを落としにくいという面があります。指が届かない場所も多いのでしばらく水に浸けて落としやすくするのもおすすめ。私は流水で流した後、水に浸けてじゃぶじゃぶと振って細かい土を落とします。それでも残る場合は、茹でて柔らかくなってから落としても大丈夫です。

ほうれん草はアクが強いため調理の初めに茹でてアク抜きをすることがほとんどですが、小松菜はそこまでアクが強くないのでアク抜きしなくても使うことができます。ただし、茹でて使う場合や、色を鮮やかに使いたい場合はあらかじめ茹でておく方が使いやすいです。

茹で方はほうれん草とほぼ同じですが、茎がもっと太くて厚みがあるため、茎の加熱時間を長くとってください。塩を入れた水を沸騰させて、茎から入れて15秒程度待って茎がしなるようになったら、葉の部分を入れて茹でていきます。

色鮮やかに茹で上がったら、冷水に入れて色止めしましょう。こうすることで、小松菜の色を鮮やかに使うことができます。

冷水に漬けた後は根元を揃えてまとめて絞り、使いやすい幅にカットします。

茹でた場合は数日中に消費し、すぐに使う予定がない場合は使いやすい量に小分けしてラップに包み、ジップロックに入れて冷凍保存。1カ月程度で使うようにしましょう。

小松菜は意外といたみが早いので、購入してから数日中に使うようにしましょう。葉の先が黄色くなったり、シナシナになったりしてくるので、新聞紙に包んでから袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ立てて保管すると持ちが良くなります。

小松菜レシピ

小松菜のおかか醤油

下茹でした小松菜に、かつお節をかけてお醤油をたらり。それだけで副菜のでき上がり。シンプルな食べ方ですが、小松菜のおいしさが味わえます。おかか和えにしたり、醤油の代わりにポン酢やドレッシングをかけてもいいですね♪

小松菜のナムル

ほうれん草のナムルは有名ですが、小松菜のナムルもおすすめ。茹でた小松菜をしっかり絞って水を切り、ごま油と塩、コショウで和えるだけでもおいしいです。お好みでにんにくやしょうが、ごまなどもプラスしてください。ほうれん草よりもシャキシャキ感があるので、食べごたえがあります。

彩り丼

ビビンバなどの丼物にも大活躍。こちらは6種の具材と大葉と韓国海苔を乗せた彩り丼。小松菜の彩がよく映えます。冷蔵庫にある食材で自由に作れる、お手軽メニュー。小松菜のナムルの他に、人参のナムル、もやしのナムル、炒り卵、肉みそ、ツナのマヨネーズ和えを乗せています。いろいろな具材の味と食感が楽しめるので、小松菜が苦手なお子さんも食べやすいです。

小松菜のツナマヨ

小松菜のほろ苦さが少し苦手、という場合はツナとマヨネーズのコクでマイルドに和えてしまうのがおすすめです。もう1品欲しいときにもすぐに作れる副菜です。

【材料 小鉢4人分くらい】

・小松菜…1束

・人参…5cm

・ツナ缶…1缶

・マヨネーズ…大さじ2

・塩、コショウ…適量

・ポン酢…小さじ1

人参と小松菜は茹でて冷水に浸してからしっかり水気を絞ってください。ポン酢を加えることで、味に締まりがでるのでお好みでどうぞ。

小松菜と茹で鶏のごまマヨ和え

小松菜料理の中で、我が家に1番よく登場するのがこちら。副菜になりがちな小松菜ですが、メインにしてモリモリ食べるくらい人気です。色がきれいで、事前に茹でておけばすぐに完成するので、ポットラックや我が家でご飯を出すような時にもよく作ります。

【材料 4人分】

・小松菜…1束

・鶏むね肉…1枚

・長ねぎ(青い部分)…5cm程度

・しょうが…皮の部分少し、またはスライス1枚

・ごま…大さじ2〜3

・マヨネーズ大さじ4〜5

・塩、コショウ…適量

ごまやマヨネーズ、塩、コショウはお好みで増減してください。

【作り方】

①鶏むね肉を鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水と長ねぎ、しょうがを入れて火にかけ、沸騰してから10〜12分茹でる。そのまま茹で汁に漬けたまま冷ます。

②小松菜を茹でて冷水にさらし、しっかり絞って4cm幅に切る。

③擦ったごま、マヨネーズ、塩、コショウで和える。

鶏むね肉は必ず水から茹でて、そのまま冷ましてください。しっとりした茹で鶏になります。

小松菜の味噌汁

小松菜は味噌汁に入れてもおいしいです。茹でた小松菜を容器に入れてストックしておけば、すぐに完成できるので便利。冷凍ストックを活用するのもいいですね。

豚と小松菜炒めと卵の炒め物

小松菜は炒め物にも大活躍。味付けは甘辛なしっかり味が良く合います。下茹でしておいて、仕上げにさっと炒めると色がきれいなまま完成します。

【材料 4人分】

・小松菜…1束

・豚肉…400g

・卵…4個

・しめじ…1株

・にんにく…1片

・油…大さじ1

・砂糖…大さじ2

・醤油…大さじ2

【作り方】

①小松菜を茹でて冷水にさらし、しっかり絞ってから4cm幅に切る。

②フライパンに油をひき、溶いた卵を入れて炒り卵を作って取りおく。

③スライスしたにんにくを炒め、豚肉を加えて火が通ったら、炒り卵、しめじ、小松菜を加えて軽く混ぜ、砂糖と醤油を加えて味付け。

にんにくの代わりにしょうがを加えて、しょうが焼きの味付けも人気です。

小松菜とチキンのオイスター炒め

豚肉だけじゃなくて、鶏肉との炒め物にも♪ オイスターソースでコクのある味付けにしてみました。

【材料 2人分】

・小松菜…1/2束

・鶏モモ肉…1枚

・長ねぎ…1本

・にんにく…1片

・オイスターソース…大さじ1

・醤油…大さじ1/2

・ごま油…大さじ1

・塩、コショウ…適量

・黒コショウ…適量

【作り方】

①鶏モモ肉は食べやすい大きさに切り、にんにくは薄切り、長ねぎは斜め切りにする。

②小松菜は茹でて冷水にさらしてからしっかり絞って4cm幅に切る。

③フライパンにごま油を入れ、にんにくを炒め、香りが出たら塩、コショウで下味をつけた鶏もも肉を皮目の方から焼く。

④鶏モモ肉に火が通ったら、長ねぎを加えて炒め、しんなりしたら小松菜とオイスターソース、醤油を加えて味付けする。

お皿に盛り付けたら黒コショウを振りかけて完成です。ご飯が進むメイン料理になります。

小松菜しゅうまい

今度は蒸し料理。小松菜を巻いてしゅうまいに。シャキシャキとした小松菜の食感が残り、食べごたえがあります。肉の旨みが小松菜に染み込みます。

【材料 8個分 2〜3人程度】

・小松菜…8枚

・豚ひき肉…200g

・玉ねぎ…1/2個

・片栗粉…大さじ1

・しょうが汁…小さじ1

・塩…小さじ1/4

・醤油…小さじ1/2

・ごま油…小さじ1

・コショウ…少々

【作り方】

①小松菜を軽く茹でて冷ましておく。

②玉ねぎをみじん切りにし、片栗粉を混ぜる。

③残りの材料を加えて粘りが出るまで練る。

④8等分にし、小松菜の茎部分から巻く。

⑤10〜12分程度蒸す。

食べるときはからし醤油がイチオシ! お子さんや辛いのが苦手な方は、お醤油を少量かけて食べてください。

小松菜と厚揚げの煮物

最後に紹介するのは煮物。小松菜は煮込むと柔らかくなり、年配の方や小さなお子さんでも食べやすくなります。ほっとする味です。

【材料 2人分】

・小松菜…1/2束

・厚揚げ…2枚

・しいたけ…2枚

・めんつゆ…適量

【作り方】

①厚揚げに熱湯をかけて油抜きし、食べやすい大きさに切る。椎茸は薄切り、小松菜はざく切りにする。

②鍋に厚揚げとしいたけを入れて加熱し、めんつゆで味を調整する。

③小松菜を加えて、お好みの柔らかさになったら完成。

あっさりした小松菜に合わせて、めんつゆでしっかり目の味付けにするのがおすすめです。アクが少ない小松菜は、煮込み料理には下茹ではしなくてそのまま使ってもOKです。

根元部分は、少し長めに切ってあげると、まるでお花の飾り切りをしたかのようなビジュアル。よく土を洗い流して根を切れば、捨てずに食べることができます。

まとめ

クセやアクの少ない小松菜は、いろいろな調理や味付けができる優れもの。栄養豊富な緑黄色野菜なので、積極的に摂って欲しい野菜ですが、ほろ苦さもあるので苦手なお子さんもいると思います。柔らかく煮込んだり、クリーミーな味付けにしたりすると意外と食べやすくなるので、試してみてください。シャキシャキ食感も柔らか食感もどちらもおいしいので、好みに合わせて加熱時間を増減して味わってくださいね。