
コロナ禍で、夫婦の関係が変わりましたか?

コロナ禍で夫婦の関係が変わったと答えていた人は64%、変わらなかったと答えた人は36%という結果になりました。変化の方向は、プラスとマイナス、両方のベクトルがあります。夫婦間で新たな気づきがあった場合、それをパートナーと共有していく必要がありそうです。
それぞれの変化の内容を、詳しく読み込んでみましょう。
変わったと答えた方の意見
家事・育児の参加意識が高まった

(33歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

(39歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

(27歳/情報・IT/技術職)
パートナーが在宅勤務になったことで、子育てや家事に強力的になったという声が多く見られました。共働きとはいえ、家事育児は女性の負担が大きくなりがちです。在宅時間が増えることで、普段は意識していなかった家庭内労働が可視化されたことは、不幸中の幸いかもしれません。
イライラすることが増えた

(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

(35歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

(40歳以上/情報・IT/技術職)
一緒に過ごす時間が増えることで、今までは気にとめていなかった相手の嫌な部分が見えてきます。コロナ禍でストレスがたまっていることもあり、お互いに配慮する心の余裕がなくなってしまったことも原因と言えそうです。ワンオペが加速したという意見もあり、つらい状況がうかがえます。
夫婦関係がよくなった

(35歳/情報・IT/営業職)

(40歳以上/その他/クリエイティブ職)

(33歳/通信/秘書・アシスタント職)
思わぬトラブルに直面したとき、人としての真価が問われます。パートナーの立場を思いやってお互いに歩みよることで、夫婦関係がよくなったという声も挙がりました。
「変わらなかった」と答えた人の意見
もともとよい関係を維持している

(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

(36歳/商社・卸/事務系専門職)

(40歳以上/小売店/販売職・サービス系)
コロナ禍に陥る前から、夫婦関係が安定していたご家庭は、特に変化がなかったという結果です。うらやましいですね。
パートナーの仕事に変化がなかった

(35歳/医薬品・化粧品/営業職)

(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

(40歳以上/小売店/販売職・サービス系)
パートナーの働き方に変化がない家庭は、夫婦の関係が変わないという回答が目立ちました。夫婦関係の変化には、働き方が影響していることがわかります。
環境は変化したが、関係は変わらない

(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

(35歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)
在宅時間が増えても、特に気にせず現状維持をしている人もいました。ただ、コロナ禍はいっときの災害ではなく、今後もこうした状況が長く続けば、夫婦間に何らかの変化が起こる可能性があるかもしれません。
まとめ
コロナ禍によって、夫婦関係がよくなったご家庭と悪くなったご家庭、特に変化のないご家庭と、三者三様の結果になりました。この先、コロナの影響はまだまだ続くことが予測されます。ストレスの多い環境で苦労はありますが、夫婦関係を見直して、必要であれば軌道修正する時期であることは間違いないでしょう。できれば、夫婦間の理解や愛が深まる方向に進みたいですね。
マイナビウーマン子育て調べ
調査日時:2020年7月1日〜9日
調査人数:138人(22歳〜40代までのプレママ・ママ)
(マイナビウーマン子育て編集部)