安価で挑戦しやすく、簡単に素敵なデコレーションケーキができると評判の、無印良品の特大バウム。今回は、このバウムだからこそ作りやすく、カットするときに歓声が上がる「かくれんぼケーキ」の作り方をご紹介します。クリームを塗る作業「ナッペ」が苦手な方でも簡単にできるデコレーションをして、かわいく仕上げます。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

カットしたら、驚きのサプライズがかくれんぼしている「かくれんぼケーキ」というのをご存じでしょうか。断面に模様が出てくるものなど、サプライズはいろいろありますが、カットするとフルーツやお菓子が飛び出てくるかくれんぼケーキは、子どもも大人も歓声を上げて大盛り上がりします。

初めて見たときは、「どうやって作るの!?」と驚きました。自分で作るのは難しそう……そう思ってそのまま忘れていたのですが、とっても簡単に作ることができることを知りました。今回はそのかくれんぼケーキを手軽に簡単に仕上げるコツと、デコレーションが苦手な方でも失敗しない、かわいいクリームの塗り方をご紹介します。

かくれんぼケーキに使う、無印の「特大バウム」って?

かくれんぼケーキを簡単に作るために使うのは、無印良品の「特大バウム」です。こんなに高さのあるバウムはちょっと見ないですよね。「デコレーションを楽しめるように大きめにカットしたプレーン味のバウム」との記載があるように、デコレーションすることを前提として商品化されたもの。バウムの特長は年輪のような幾重にも重ねた生地と、真ん中の穴。この穴を活用すれば、かくれんぼケーキが簡単に作れるというわけです。

■原材料:液卵(国内製造)、砂糖、小麦粉、油脂加工食品(植物油脂、ホエイパウダー)、マーガリン、ショートニング、コーンスターチ、食用加工油脂/乳化剤、膨張剤、ソルビトール、香料、セルロース、着色料(アナトー)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)

■本品に含まれるアレルゲン:小麦・卵・乳成分・大豆

■賞味期限:この時は購入時より約1か月

■保存方法:直射日光・高温多湿の場所を避けて保存してください。

■内容量:1個(縦切りバウム約9本分)

■栄養成分表示(1個平均755g当たり)

エネルギー:3251kcal、たんぱく質:46.8g、脂質:185.7g、炭水化物:348.1g、食塩相当量:2.0g

この表示値は、目安です。

縦切りバウムといえば、無印良品の人気スイーツ「不揃い バウム」シリーズは1本150円。これが9本となると1,350円になるので、特大バウムは351円もお得です。不揃いバウムのようにフレーバーがたくさんあるわけではなく、プレーンのみですがこのお得感は魅力的。食べきりで味わうならスティック状の不揃いバウム、大人数で味わったりデコレーションしたりするなら特大バウム、というように使いわけるといいですね♪

袋から出すとこのような状態になっています。甘〜い香りがフワ〜ときて、これだけで幸せ気分になれます♡ 真ん中の穴の部分には、筒になった芯が入っています。確かにこれがないと、この大きなバウムは崩れてしまいそう……。

芯は力もいらず、スルッと簡単に外れます。

この通りキレイに外せるのがいいですよね。

バウムはずっしりと密度のある生地です。ふわふわしたスポンジケーキとは違いますが、しっとりして食べ応えがあります。食感は、重量感を意外にもあまり感じない、柔らかで軽い口当たり。ついついパクパクと食べてしまいそうなおいしさなのですが、あとでおなかにたまるので、食べ過ぎに注意。特大バウムは自分でカットできるだけに、特に気を付けましょうね。

かくれんぼケーキを作ってみよう!

特大バウムの穴を生かしたサプライズデコレーションは、子どもも大人も歓声を上げて大喜び。手軽にできるのに、見栄えもしてパーティー向きです。無印良品でもいくつかのレシピを紹介しています。

クリスマスシーズンには苺を使ったデコレーションをよく見かけますが、今回はどんな季節でも作れる、お菓子を詰めこんだ、かくれんぼケーキをご紹介します。後から飛び出てくるお菓子のインパクトを邪魔しないけれど、淡い色合いがかわいいペイントケーキにしてみました。背の高い特大バウムはクリームを塗るナッペが難しいですが、ペイントケーキならナッペが苦手な方でもデコレーションしやすいのでおすすめです。

①ヨーグルトクリーム作り

塗るクリームは生クリーム、チョコクリーム、カスタードクリームなどいろいろありますが、お好みで用意してください。今回は、どんな季節でも同じように作れるよう、またお菓子を詰めこむため、フルーツなしでもさっぱり食べやすいヨーグルトクリームを使いました。

■ヨーグルトクリーム

【材料 ケーキ1個分程度】

・生クリーム…200ml

・水切りヨーグルト…100g

・砂糖…30g

キッチンペーパーを敷いたザルに無糖のプレーンヨーグルトを入れ、一晩おくと水切りヨーグルトができますよ。

【作り方】

①水切りヨーグルトを作る。

②生クリームに砂糖を加えて、6分立てに泡立てる。

③水切りヨーグルトを混ぜる。

ヨーグルトの入れる量は、お好みで増減してください。それに合わせて砂糖の量も調整してください。

②下塗り

さてそれではクリームを塗っていきましょう! まずは下塗りをします。パレットナイフを使って塗っていくとやりやすいので、1本あるといいですよ。100均で入手できます。

ペタペタと全体にクリームを塗ります。この時は凸凹してきれいに塗れていなくても大丈夫です。穴の部分はお菓子を詰めるのでクリームは塗らずにそのままにしましょう。全体に塗れたら、いったん冷蔵庫に入れてしっかりなじませます。

その間に色付きクリームの準備。今回は色の調整がしやすいように、ウィルトンのアイシングカラーを使用しました。ほかに、食紅や、色付き粉糖、野菜やフルーツのパウダーなどでも色付けできます。今回は淡い淡いベビーカラーの4色を作りました。使う量はそれぞれそんなに多くはないので、写真の量くらいで間に合います。

③お菓子を詰める

どの季節でも気にせず作れること、ほかの料理などの仕上げでバタバタする時間を避けて、ある程度事前に作れること、この2点をふまえてケーキに隠す食材を選びました。

フレッシュフルーツは季節によって入手できるものが変わってしまう上に、傷みやすいので今回は使わず、湿気って食感や味が変わりやすいものも除外。表面がコーティングしてあるようなお菓子はすぐに変化しないのでおすすめです。また、丸みのある形状のお菓子は、カットした時に転がり出てきやすいので演出面でも◎。

無印良品のお菓子の中から、かくれんぼケーキにぴったりなこちらの商品を選びました。食べるときにみんなでつまんで食べられることもポイントの1つです。

穴の側面にはクリームを塗らずにお菓子を詰めていきます。クリームを塗ると、お菓子がくっついて、後で出てきにくくなることと、クリームの油分と水分で、お菓子が崩れてしまう心配があるからです。

同様に水分の多いフルーツを一緒に詰めるとふやけたりして崩れるので、もしフルーツを一緒に食べたい場合は、食べるときに添える方がキレイでおいしく食べられます。

最後は鈴カステラをできるだけ隙間なく詰めて完了。これは蓋の役割です。

④ペイントデコレーション

お菓子が詰め終わったら、ペイントデコレーションをします。まずは、穴の部分にクリームを塗って隠しましょう。

下塗りをした上にもう1度クリームを多めに塗っていきます。この時は横方向に塗るようにします。凸凹があっても大丈夫。

全体にクリームを塗れたら、色付けしたクリームを1色ずつパレットナイフに薄く付けて、横に動かしながらペイントしていきます。壁塗りをしている気持ちでス〜っと薄く塗ります。今回は淡い色合いをランダムに塗って、優しい雰囲気にまとめるため、クリーム同士が混ざって色が変化しても、それがまたいい味を出してくれます。もしペイントする色をはっきりと出したい場合は、バタークリームなどの硬めのクリームが向いています。

上の表面も色が混ざったように塗りますが、側面よりも平らに整えます。完全につるんときれいに塗れなくても大丈夫です。口金を付けた絞り袋に残った色付きクリームを塗りつけるように入れ、さらに絞り袋の真ん中の方に白いままのクリームを詰めてデコレーションします。この状態で絞ると、色が混ざったクリームになります。

使用した口金はこちら。お好みでデコレーションしてください。

⑤仕上げ

かわいい雰囲気をもっと出すために、仕上げにアラザンを散りばめます。そしてシンプルなケーキを一気にお洒落な映えるケーキにしてくれる、ケーキトッパーを刺して完成。このケーキトッパーはなんとダイソー商品で100円!

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ペイントデコレーションの完成です♪

カットしてみよう!

それではカットしてみましょう! バウムはスポンジケーキよりもしっかりしているのでカットはしやすいですが、高さがあるためカットした部分が倒れやすいです。お皿を準備してからカットしてください。

お菓子がコロコロ転がり出てきました〜♪

転がることを想定して、お皿はお菓子をキャッチしてくれるような縁のあるものか、大きめのお皿がおすすめです。

クリーム付きのバウムにお菓子で、飽きずに食べられるかな? と心配しましたが、6人家族の我が家ではお菓子は瞬く間になくなり、バウムは2回に分けて完食。バウムは食べ応えがあるので、さすがに一気に食べ切ることはできませんでしたが、次の日でもおいしさは劣化している感じはなかったので、問題なく食べ切りました。むしろ、最後は名残惜しい気持ちになるくらい。

まとめ

味も、ビジュアルも、手軽さも、文句なしの無印良品の特大バウム。これが1,000円を切っている価格で入手できるのがいいですよね。今回はかくれんぼケーキを、簡単なペイントデコレーションで仕上げました。塗り方や詰めるお菓子の選び方など、ポイントを押さえて作ってみてください。この形を生かしたデコレーションはまだまだあるので、盛り上がるイベントケーキに活用してみてくださいね♪