人々の価値観や人生観を一気に変えた、コロナウイルス。私たちは感染拡大を防止しながら、新しい生活様式を確立していかなくてはなりません。コロナは、生活のさまざまな場面に影響を与えていますが、夫婦の会話もそのひとつ。夫婦の会話は増えた? 減った? 共働き夫婦のアンケート結果をのぞいてみましょう。(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun)

Withコロナで、夫婦での会話は増えましたか?

コロナになってから、夫婦の会話が増えたかどうかを聞いてみたところ、約6割が「増えた」、約4割が「増えなかった」と回答しました。半数以上の夫婦の間で、何かしらの会話が増えたようです。

では、具体的にどんなコミュニケーションが取られていたのでしょうか?

「増えた」と回答した人の意見

夫が育児に協力的になった

日々の育児の大変さを夫も理解してくれたことがよかった。

(38歳/機械・精密機器/技術職) お互い休みが増えたから。子どもといる時間も増え、育児に積極的になってくれたのがよかった。

(34歳/医療・福祉/販売職・サービス系) 子どもたちが長い休校期間になり、日々の育児の大変さを夫がわかったみたいです。

(37歳/主婦)

コロナをきっかけに、夫が育児に関心を持ってくれたという声が多く挙がりました。コロナで在宅勤務が増えたことで、ママの育児負担が可視化されたようです。育児はどうしても母親の分担が多くなりがち。お互い疲れているときに訴えても、「愚痴ばかり」「自分も大変」と流されてしまうこともあります。しかし、1日中一緒に過ごすとなると、こまごまとした育児負担を、目で見て、肌で感じて、理解してもらいやすいですね。

一緒にごはんを食べるようになった

家の中で生活することによって、健康な料理を求めるようになったから。

(33歳/商社・卸/クリエイティブ職) こもるようになって、気を使って出前やテイクアウトをしてくれるようになった。

(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職) お互い在宅勤務が増え、食事をともにすることも同時に増えたから。

(32歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

会話が増えた理由のひとつに、「食事を一緒にとるようになった」こともあげられています。休日と同じように三食を共にすれば、会話も自然と多くなりますね。ただ、食事の用意をする人にとっては負担が増えてしまいます。楽しく会話するためには、夫婦の家事分担を見直す必要があるかもしれません。

同時にケンカも増えてしまった……

在宅時間や子どもの対応などで話すことが増えたが、その分衝突したらストレスを感じることが多かった。

(40歳以上/建設・土木/事務系専門職) お互い家にいる時間が増えたので、いつもよりコミュニケーションが増えたのはよかったが、その分ケンカも増えたのは悪かったことだと思う。

(27歳/金融・証券/秘書・アシスタント職) お互いの意識の違いがあり、コロナ対策のやり方が違い過ぎる。こまめに手を洗うなど実行してもらえない。

(36歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

会話の増加が、ポジティブな変化を生むとは限りません。一緒にいる時間や会話が増えた分、ぶつかることも増えてしまいます。コロナで環境が変わったことや、自粛を余儀なくされているストレスも関係があるためか、ケンカが増えてしまったという声が多く挙がりました。意識的にひとりの時間を作るなど、工夫ができるといいですね。

「増えなかった」と回答した人の意見

コロナだからといって、大きな変化がない

特に勤務形態が変わらないので、以前のまま。

(34歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職) もともと職場も同じで会話が多いので、特に変化はない。

(32歳/商社・卸/事務系専門職) 仕事の量が増えて、疲れて帰ってくることが多かったから。

(28歳/機械・精密機器/技術職)

もちろん、会話が増えなかったという夫婦もいます。それぞれ在宅ワークができない職種だったり、仕事に出ている時間がバラバラだったり、一緒にいる時間にそれほど変化がなかったことが主な原因です。なかには、コロナで疲れすぎていて会話どころではなかったというご家庭もあります。同じ「増えなかった」ご夫婦でも、関係性はさまざまです。

まとめ

コロナのおかげで会話が増え、夫婦間の理解が深まった家もあれば、ストレスでぶつかることが増え、ケンカが増えてしまった家もあります。ネガティブな影響にがっかりしてしまうこともありますが、ピンチをチャンスに変えましょう。人生の晩年、いつかは2人で過ごす生活がはじまります。今からたくさん会話をして、お互いの理解を深めていきましょう!

マイナビウーマン子育て調べ

調査日時:2020年9月8日〜9月13日

調査人数:133人(22歳〜40代までのプレママ・ママ)

(マイナビウーマン子育て編集部)