あるとおいしいけれど、すりおろすのがちょっと面倒な大根おろし。しかし、冷凍すれば使いたいときに使いたい分だけ出せて便利。今回は、使いやすい冷凍保存の仕方や、冷凍大根おろしの使い方などをご紹介します。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです

少量だけ欲しいけれど、それを今準備するのが面倒で「まぁ、いいか……」と思ってしまうものってありませんか? もし、それがパッと出すだけで済んでしまうならば、助かりますよね。

そんな存在なのが大根おろし。付け合わせとしていろいろな料理に添えたいと思いつつ、なくてもなんとかなってしまうので、わかっていながら気が付かないふりをして、すりおろす手間を惜しんでしまいがち。きっと私だけじゃないのではないでしょうか。

子どもが少し大きくなってくると、お手伝いとしてすりおろしてくれたりもしますが、それはそれで見守ったり、助けたりと、地味に労力がいります。自動ですりおろせるキッチングッズを持っていれば簡単にできるかもしれませんが、少量のためにそれを出して片付けるのも面倒です。

それならば、時間のあるときにまとめてすりおろして、使いたいときに使いたい分だけ出すことができれば便利ですよね。でも大根おろしは、食べる直前にするのが鉄則。あらかじめすって時間が経過すると、味や風味が落ちてしまうので、どうしても食べる直前のバタバタするときにしなくてはいけなくなり、そこが面倒だと思う一番の理由となっています。

大根おろしの冷凍方法

そんな面倒な大根おろしを、使いたい分だけ出して使うことができる方法が冷凍。実は大根おろしは冷凍保存できるんです!

大根おろしは時間が経つと味も風味も落ちてきます。冷凍する場合もすりおろしてすぐに冷凍したほうが、おいしさを保つことができます。

すりおろした大根は、かなりの水分が出ます。水分を切ったほうが冷凍しやすいのですが、この水分にも旨みと栄養がたくさん含まれているので、軽く切る程度にするのがおすすめです。私が冷凍するときには、水分を切らず全部一緒に冷凍しています。冷凍するときは、この水分が入っていてもこぼれないような容器に入れるのが必須となります。

使うときのことを考えておすすめしたい保尊方法のひとつが、小さめの容器を使用すること。1回で使い切る量を容器に入れ、そのまま冷凍。解凍もそのままできます。余計な手間もかからないので便利ですよ。

ちょっと余った大根おろしがあったら、この方法で冷凍しちゃうといいですね!

もうひとつのおすすめは、フリーザーバッグを使用する方法です。こちらも水分と一緒に保存できますが、大きな違いはたくさんの量を冷凍できること。そして効率よく最小限のスペースで保管できることです。

たくさんの量を冷凍できるからと言って、フリーザーバッグに入るだけ入れると、冷凍も解凍も時間がかかります。使いやすさを考えると、できるだけ空気を抜いて口を締め、厚みを抑えて平らに広げます。冷凍するときには金属のバットに乗せて急冷凍するようにしましょう。

大根おろしは水分が多ければ多いほど、冷凍した時にカチンコチンに硬く凍ります。感触としては氷。全部を一気に使う場合は袋のまま解凍すればいいのですが、少量だけ解凍したい場合は折って取り出します。

無理に折ると、袋ごと折れて破けてしまうことがあります。半冷凍の状態になったころに、箸などでくぼみをつけておくと簡単に折れるようになるので、やってみてください。ひと手間かかりますが、この手間でグッと使いやすくなります。

冷凍した大根おろしの解凍方法と味は?

冷凍した大根おろしは自然解凍がおすすめです。寒い季節は室温でも大丈夫ですが、気温が高めの季節は解凍時に痛む心配もあるので冷凍庫でじっくり解凍するようにしましょう。

電子レンジで解凍する方法もありますが、熱が加わると風味が変わってしまうので生食の大根おろしにはあまり向きません。加熱調理して使う場合は電子レンジで解凍したり、直接加えて加熱したりしても大丈夫です。

こちらは1回分をお皿に乗せて自然解凍した大根おろし。見た目は「これ何だろう?」と思うような姿ですが……

つまんでみると、大根おろしが出現しました!

こうなってみると、もうどこからどう見ても普通の大根おろしです。肝心の味はというと、意外なほど普通の大根おろしの味。

食品は冷凍すると細胞が壊れて食感が変わってしまうことが多いですが、大根おろしの場合は、すりおろしているため味も食感もあまり変わりません。冷凍しても一般的な大根おろしと同じように使うことができます。

解凍した大根おろしも、時間が経てば風味や味が落ちてしまいます。解凍後は早めに食べ切るようにしましょう。

冷凍大根おろし活用方法とレシピ

冷凍した大根おろしは、解凍して通常の大根おろしと同じような使い方ができます。焼き魚やだし巻き卵に添えるのもいいし、天ぷらや唐揚げ、とんかつなどの揚げ物にかけるのもさっぱりしておいしいですよね。ほかにも鍋に入れたりタレにしたり、大根おろしはいろいろな使い方ができます。

鶏むね肉の柔らかみぞれ煮

大根おろし効果で、驚く柔らかさになるみぞれ煮。冷凍大根おろしは解凍してから加えると短時間で仕上がりますが、解凍時間がないときには凍ったまま加えても大丈夫です。

【材料 2〜3人分】

・鶏むね肉…1枚

・塩…小さじ1/2

・片栗粉…大さじ3

・大根おろし…150〜200g

・めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2〜3

・水…100ml

・三つ葉…1株

・ごま油…大さじ1

【作り方】

①鶏むね肉をそぎ切りにし、食べやすい大きさに切って塩を揉みこむ。

②①に片栗粉をまぶす。

③フライパンにごま油をひき、②を焼く。

④火が通ってきたら、大根おろし、めんつゆ、水を加えてひと煮たちさせる。

⑤4cm幅に切ったみつ葉をのせて完成。

鶏むね肉にまぶした片栗粉と大根おろしが馴染んでくると、トロンとよく絡んで、より口当たりがよくなります。三つ葉は香りが引き立ってイチオシですが、大葉やネギなどもおすすめです。

おろしポン酢ドレッシング掛け冷しゃぶサラダ

おろしポン酢はよく使うタレですが、もう少しアレンジしました。冷しゃぶサラダによく合います。このまま冷たいうどんに乗せてもいいですね♪

【材料 2人分】

・豚肉…200g

・もやし…100g

・レタス…2〜3枚

・スナップエンドウ…6本

・細ねぎ…2本

・大葉…2枚

・大根おろし…大さじ2

・ごま…大さじ1

・ごま油…小さじ1

・ポン酢…大さじ4

・しょうが汁…小さじ1/2

冷凍大根おろしは、事前に解凍しておきます。熱い季節は半解凍だとひんやりおいしそう!

【作り方】

①もやし、スナップエンドウを茹でて冷ます。豚肉は軽くゆでて冷水に取り、水気を切る。

②レタスを洗って食べやすい大きさにちぎる。

③細ねぎは小口切り、大葉は千切りにし、大根おろし、ごま、ごま油、ポン酢、しょうが汁と一緒に混ぜる。

④①と②をお皿に盛り付けて、③をかける。

おろしポン酢ドレッシングは野菜炒めにかけたり、揚げ物にかけたりしてもおいしいです。焼き肉のタレの代わりにしても、さっぱりとして食が進みます。

キュウリとわかめのツナおろし和え

さっぱりした大根おろしにツナのコクが加わり、相性抜群です。もう1品欲しいときに、サッと作ることができます。こちらも冷たいうどんや、スパゲッティにかけてもおいしいです。豆腐サラダなんかもいいですね。

【材料3〜4人分】

・キュウリ…2本

・大葉…10枚

・乾燥わかめ…4g

・大根おろし…150g

・めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2

・ツナ缶…1缶

冷凍した大根おろしは、あらかじめ解凍しておきます。

【作り方】

①キュウリは輪切り、大葉は千切りにし、乾燥わかめは水に浸けて戻してから水気を切る。

②大根おろしにめんつゆを混ぜ、すべての材料を和える。

お好みでごまを加えたり、しょうがを加えたりしても。マヨネーズを加えるアレンジも意外ですがおいしいです。

お好み焼き風大根餅

大根おろしの姿が全く分からなくなるけれど、大根おろしが主役の大根餅。初めて食べたときは大根の痕跡がわからなくて驚きでしたが、大根の旨みがギュッと活かされています。柔らかでもちもちとした、やみつきのおいしさ!

【材料 2人分】

・大根おろし…200g

・桜エビ…5g

・細ねぎ…2本

・片栗粉…大さじ2

・薄力粉…大さじ2

・顆粒だし…小さじ1

・しょう油…小さじ1

・ごま油…大さじ1〜2

・かつお節…適量

・青のり…適量

冷凍した大根おろしは、あらかじめ解凍しておきます。加熱して使うので、電子レンジで解凍しても大丈夫。冷凍大根おろしがあればすぐに作れて便利です。

【作り方】

①大根おろしに桜エビ、小口切りにした細ねぎ、片栗粉、薄力粉、顆粒だし、しょう油を加えて混ぜる。

②フライパンにごま油をひき、スプーンで①をすくい落として焼く。

③両面をこんがり焼いて、火が通ったらお皿に盛り付ける。仕上げにかつお節と青のりをかける。

大根おろしをフリーザーバッグで冷凍した場合、そのまま解凍して材料を入れ、袋の上から揉んで混ぜると無駄なく手軽に生地ができます。少し緩めの生地でくっつきやすいので、ごま油を途中で追加しつつ焼いてください。

生地に味がついているので、タレなどはなくてもおいしいです。フワフワもっちもちの生地は、大根の旨みが感じられます。片栗粉や薄力粉を増量すると、しっかりした生地になり、焼きやすくなりますが、食感は変わるのでお好みで調整してみてください。

まとめ

大根おろしは冷凍しても味や食感はあまり変わらず、通常と同じような使い方ができます。使いきりの量を小さめの容器に入れて冷凍したり、フリーザーバッグに入れて薄い板状にして冷凍したりすると、使いやすくておすすめです。時間のあるときにまとめてすりおろして冷凍すれば、使いたいときに使いたい量を解凍して使えるので、とても便利。ぜひ試してみてくださいね♪