地球環境や社会におけるサステナブルな意識が高まっている昨今。一方で、実際にどんな行動を取れば地球にやさしいのか、何をすべきなのか分からないという人もまだまだ多いはず。

そんな方におすすめしたいサービスが、個人のCO2排出量の可視化・オフセットが可能な『becoz wallet(ビコーズ ウォレット)』。
6月2日(木)の提供開始にあたり、ローンチ記者会見が行われました。

一人一人ができる、カーボンニュートラルに向けた取り組み『becoz wallet』は、自身の生活によって排出されたCO2の量を可視化し、「1.5度目標※1」を満たすための排出枠からどれくらい超過しているか把握できる「現状を知る」機能と、日本の森林保全、省エネ・再エネ導入などの支援先を選んでカーボンオフセットできる「行動する」ための機能を備えたサービス。
「知る機能」では移動や買い物などに関するアンケート回答をもとに、ライフスタイルを推定しCO2排出量を算出。自身の排出量と日本人平均とを比較することが可能。

「行動する機能」では、削減しきれなかったCO2排出量を温室効果ガスの削減活動に投資する「カーボン・オフセット」を備えており、ユーザーは「森林環境プラン」「再エネ促進プラン」「省エネ促進プラン」のなかから投資したいプランを選択して、購入することができます。
開発背景について、「個人の環境意識が高まる一方で、自身の行動による環境負荷を把握し、実際に行動を変えたいと思った際にそれをサポートするサービスがないという課題に着目した」と話したのは、データサイエンスで企業と社会の課題解決に取り組む株式会社DATAFLUCT 代表取締役 久米村隼人氏。

同社は、2021年7月にスウェーデンのインパクトテック企業・ドコノミーと提携契約を締結し、「消費活動×カーボンニュートラル」をテーマに事業開発を進めてきたと言います。

(※1)2015年のパリ協定で最初に提唱され、2021年の気候変動枠組条約締約国会議(COP26)で採択された、「産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑える努力を追求する」という目標

日本初!クレジットカードの決済データからCO2排出量を可視化また、本サービスはクレディセゾンと提携発行する気候変動対策コンセプトクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz」(以下:becoz card)との連携が可能。
決済データに基づきCO2排出量が分かる仕組みになっており、クレジットカードの発行は国内初(※2)の取り組み。

久米村氏は「このサービスの提供を通して、個人の生活に“環境価値”という新しい判断基準を提案し、カーボンニュートラルなライフスタイルを送りたいと考える生活者を支援したい」との考えを示しました。

(※2)株式会社DATAFLUCTおよびクレディセゾン調べ
今後について、さらなる開発を進め、CO2排出量の削減提案機能の追加や関連するコラム記事の提供も予定しているとのこと。

個人が気候変動に対してできるアクションが少なく、その取り組みも数値として可視化できていないのが現状の日本。
気候変動に配慮したライフスタイルを選択したいと考える人々のニーズを叶えるサービスとして、『becoz wallet』の今後に注目が集まりそうです。

【参考】
※becoz wallet