「MYNAME」が4人体制での初のライブツアー「MYNAME ZEPP TOUR 2018〜KISEKI〜」のファイナル公演を11月1日(木)、東京・Zepp DiverCity Tokyoで迎え、約3時間にわたり、エネルギーほとばしる熱いステージを繰り広げ、2階席までぎっしり埋め尽くした「MYgirl&MYboy」(=「MYNAME」のファン)を熱狂させた。

 今回のツアーは10月17日(水)東京公演を皮切りに、愛知、大阪、福岡を巡り、最後にまた東京に戻ってきたメンバーたち。日本デビュー6周年の記念日でもある7月25日(水)にリリースした4人での初のアルバム「KISEKI」の収録曲を中心に、新曲から懐かしの曲、人気曲、ソロ曲などでセットリストを構成し、「MYNAME」らしいキレキレのダンスパフォーマンスはもちろん、4人のテンポのいい掛け合いが楽しいトーク、5人の姿が見られたイキな演出、感動のサプライズ演出など、見どころ満載のステージを届けた。

 この日は、冒頭からアクセル全開の4人。新曲「Sing it out loud」、「I for U」で幕を開けると、トップギアのメンバーたちに応えるように、ファンも熱烈な声援を送り、会場のテンションも急上昇! 

 短めにオープニングのあいさつをした4人は、ライブツアー最後の日ということで、「カッコよく、5年前のように、カリスマリーダーの姿を見せて」とセヨンに言われたコヌが、「(ライブツアーは)あっという間だったけど、みんなときょうの“奇跡”を作りたいんで、最後までよろしくお願いします! 」とキメると、再び怒涛のダンスナンバーで、さらに会場のボルテージを上げ、ファンの心をわしづかみにした。

 MCタイムに入ると、セヨンがトークを回しながら、ジュンQ、チェジンと共にコヌをイジるというお馴染みの構図で笑いを取りつつ、コヌが「4人のライブは初めてで大変だったけど、3人が頑張っていて、それがすごくうれしい」と言えば、セヨンも「僕ら3人も、年とってるコヌが頑張ってくれてうれしい(笑)。ひざとかつらいし、2回公演とかあると大変だと思うんですけど、毎回不満1つ言わないで、ここまできたリーダーにも感謝しています」と笑いを交えながら、お互いを認め合うほほ笑ましい光景も。

 さらに、セヨンが「出会いあいして」と新曲「Wiz」でコラボしたSHOCK EYE(湘南乃風)が2階席で観覧していると紹介し、親交ぶりを示した。その「Wiz」では、ファンもメンバーたちと一緒に手の振付を踊り、会場は一体感に包まれた。

 ライブ中盤は4人のソロステージが散りばめられ、それぞれの魅力が炸裂! 

 コヌはメインボーカルらしく、抜群の歌唱力で会場を圧倒。ファンへの想いを込めた「君に会いたいよ」では、心に沁みる歌詞がコヌの歌声に乗って響き、ダンスナンバー「I’m not a bad Boy」ではステージを右へ左へと駆け回りながら、弾ける姿を見せ、客席を盛り上げた。

 同じくボーカルで、今回はインスのパートまで担当し、成長を見せた末っ子のチェジンも、バラード「窓の外に降る雨が君の涙なのか」で深みの増した歌声と、ミディアムテンポの「僕じゃダメなの? 」ではキュートさとカッコよさあふれるダンスで、ギャップのある魅力を披露。

 特に、「窓の外に降る雨が君の涙なのか」はセヨンが裏で聴いていて、泣きそうになるぐらい感動したと話し、ジュンQもすごく良かったと絶賛するほど上手くなっていて、歌唱力、表現力ともにさらなる伸びしろを期待させた。

 ラッパーのジュンQはジャズヒップホップの「DUDU」と、中毒性のあるメロディが印象的な「We Are」をクールにカッコよくパフォーマンス。「DUDU」では、曲中に赤ワインを飲むという演出で、セクシーな色気を見せ、ファンの歓声を浴びた。裏話として、「グレープジュースだと思って飲んだら、本物のワインでビックリした」というジュンQに、コヌが「羨ましいな〜」と反応し、会場が爆笑する場面も。

 サービス精神旺盛なセヨンは「LOVE ROBBER」では、なんと客席から登場し、ハイタッチしながらステージに上がるという、ファンにはうれしい演出を。さらに、ファンを絶叫させたのが、「Be my lover feat. Hwanhee」でのバキバキの腹筋公開。インナーのシャツのボタンを全開にし、白のジャケットを脱いで着る、“ジャケットプレイ”で引き締まった上半身があらわになり、ファンの視線はくぎ付けとなった。

 また、コヌが作詞・作曲した「Tonight」では、「楽しもうよ 君と僕 Tonight〜」という歌詞の通り、セヨン、ジュンQ、チェジンが楽しそうに歌い踊っていたのも印象的だった。

 そして、何と言ってもライブ中盤のハイライトはインスが作詞・作曲した「Rain」。曲が進んでいくと、インスのパートで、歌っているインスの姿がスクリーンに流れ、ステージにいる4人とリンク。5人の「Rain」が楽しめるというイキな演出でファンを歓喜させ、キリングパートの「ミアネ」はセヨンが「サランヘ」に変えるなど、ファンのトキメキが止まらないステージとなった。

 さらに、インスの昨年のソロコンサートの練習風景がスクリーンに映し出された後、「MYgirl」と会いたくて手紙を書いたというインスからの直筆のラブレターのような手紙も公開され、会場からは大きな拍手が。セヨンがしみじみと「早く5人で集まりたいな〜」と言った言葉に誰もが共感し、「MYNAME」のメンバー5人の固い絆を改めて感じさせた。

 終盤は、「LAST TRAIN」、「タンマレ〜はっきり言って〜(Japanese ver.)」、「Stop the time」といった鉄板の盛り上がり曲をノンストップで繰り広げると、ファンの掛け声も大きくなり、さらにセヨンがコール&レスポンスで客席をあおるなどボルテージは最高潮に。ラストは韓国語のダンスナンバー「クリジャナ」で、熱気そのままに本編は終了した。

 「MYNAME」コールを受け、「アンコールありがとう!  アンコールはもっと楽しく! 」と再びステージに戻ってきた4人。「SUMMER PARTY」では、会場中が拳を振り上げ、今回もセヨンが「MYNAME」、「MYgirl」、メンバー5人の名前をコール&レスポンスをして盛り上げ、メンバーもファンもジャンプ! ジャンプ! 

 「We Made It」でもタオルをブンブン回したり、ジュンQとチェジンが客席に降りて、ファンと触れ合ったり、セヨンは自分のスマホで客席の様子を撮影するなど、アンコールに入ってからも、熱量はグングン上昇。思わずセヨンが「いや〜、ホントさ、いま死んでも悔いはないわ。ヤバイ」と興奮するほど、一体感あふれる盛り上がりを見せた。

 誰もが名残惜しさを感じつつも、メンバーたちは1人ずつ最後のあいさつへ。コヌは「いま、いい雰囲気だしね」と言うと、ことし、このライブで終わってしまうのは残念だとばかりに、「クリスマスにみんなのサンタになりたい」とクリスマスにライブをしたいという願望を明かした後、「7月25日にリリースしたアルバム『KISEKI』で、本当にみんなに感謝の気持ちを伝えるために、曲を作りました。みんながいないと僕もここにいないし、日本での活動もできないし。だから、このツアーが終わって、もっと感謝の気持ちを伝えるために、もっと頑張ります。そして、曲もたくさん作って、みんなにプレゼントするし、5人の『MYNAME』のリーダーとして、もっともっと頑張ります」とカリスマリーダーの一面を見せた。

 チェジンは「今回4人でやるのが怖かったです。僕のボーカルの実力で、インスお兄さんの分までできるかなって、ずっと考えていたし」と本音を打ち明け、「でも、お兄さん3人が練習のときから助けてくれて、ここまでできたし、ここまで来られたのは『MYgirl』のおかげです。そして、きょうが最後で寂しいんだけど、5人が集まるまで、頑張ります」と力強く前を向いた。

 ジュンQは「今回のツアーがデビューして一番大変だったと思います。4人でZeppライブをやるのが初めてで、大変なことがいっぱいあったけど、皆さんの応援の声を聞いたら力も出るし、僕らももっと頑張ることができたと思います。そして、メンバー3人にも、僕を認めてくれてありがたいし、感謝しているし、裏のスタッフさんにも感謝しています。これからも頑張る『MYNAME』のジュンQになります。きょうは来てくれて本当にありがとうございました! 」とファンやスタッフに感謝の気持ちを伝えた。

 セヨンは「今回ツアーをやって、すごく成長した部分もあるし、“幸せ”という単語をこんなに使ったことはないと思います。皆さんが僕らの声で、僕らの踊りで、楽しんでジャンプして歌ってくれる姿を見て、すごく感動をもらいました。いつも皆さんにどういう風に感動をあげようかなと思っているのに、皆さんから感動をもらうので、それが申し訳なくてもっと頑張るんですけど、皆さんがいるから僕は生きていると感じます」と語り、「最近は1人になるといろいろ考えています。隣に立っているジュンQ、チェジン、コヌのことも。8年間ずっと一緒に活動していて、何も言わなくても、心を読めるようになったのがすごく幸せです。僕らみんなこの仕事が好きだし、みんなのことが好きだからこそ、もっと努力して上手になろうと思います。これからも絶対、『MYNAME』5人集まって、皆さんにステージを見せるから、ぜひぜひ応援よろしくお願い致します」とさらなる飛躍も誓った。

 そして、会場が温かい雰囲気に包まれた中、アンコールラストは「きせき」。曲中、ファンが一斉にペンライトを消し、スマホのLEDライトを点灯させるというサプライズイベントを行うと、チェジンとコヌが感極まって後ろを向いて涙をぬぐうという仕草も。「何があってもこの手離さないで 見つめ合い歩いていこう この世界ではぐれてしまわないように〜」などの歌詞がより心に刺さり、会場を感動の渦に巻き込んだ。

 「皆さんからのプレゼントがすごく美しくて、感動しました。ありがとうございます」(コヌ)、「離れたくないですね、やっぱり。『MYgirl』ってホントステキだなぁ。ありがとうございます! 」(セヨン)と胸いっぱいな様子のメンバーたち。この瞬間を残すため、客席をバックに写真撮影を行い、ここで終了。

 のはずだったが、セヨンが突然「オレらのデビュー曲歌っちゃダメ? オレはいまの雰囲気で、もう1曲歌いたい」と提案。ファンから「聴く、聴く! 」と大歓声が飛び、セヨンが「『MYgirl』、準備はいいよね? 」と完全に歌う流れになっているところで、「あのさ、歌詞覚えていないんだよ(笑)」とコヌ。最後まで拍子抜けするように笑わせてくれるコヌはさておき、メンバーたちは予定になかったデビュー曲「Message(Japanese ver.)」まで歌い、最後の最後までファンと楽しんだ。

 ジュンQが「きょうの奇跡を作ってくれた皆さんに感謝しています」と伝えた後、全員でマイクを使わず、ありったけの声で「ありがとうございました〜! 」と心からの感謝を伝え、メンバーたちは1人、1人とステージを後にした。そして、最後に残ったセヨンがインスに送るから、と客席にスマホを向け、ファンが恒例の「インスマイル! 」を叫ぶと、「『MYgirl』サイコー! 」とセヨンは着ていたツアーTシャツを脱いで客席に投げ入れ、上半身裸でカッコよくステージを後にした。

 先日、東京公演初日が終わった後、セヨンがインタビューで、今回のツアーでは、4人でも自分たちの魅力を見せられる曲を選曲したと話していたが、まさにその通りのセットリストで、『MYgirl』は約3時間、一瞬たりとも目を離さず、メンバーたちの一挙手一投足に熱狂。何よりもステージを終え、メンバーたちの幸せに満ちたキラキラとした表情が、充実した最高のライブだったことを物語っていた。



11月1日(木)Zepp DiverCity Tokyo
【セットリスト】
1.Sing it out loud
2.I for U
3.Hocus Pocus
4.Adrenaline
5.MIRACLE
6.Wiz
7.君に会いたいよ (GUN WOO SOLO)
8.窓の外に降る雨が君の涙なのか (CHAE JIN SOLO)
9.Rain
10.Alive or Fallen
11.DUDU (JUN Q SOLO)
12.Tonight (SE YONG, JUN Q & CHEA JIN)
13.LOVE ROBBER (SE YONG SOLO)
14.I'm not a bad Boy (GUN WOO SOLO)
15.Baby Tonight
16.Lovestruck
17.僕じゃダメなの?  (CHEA JIN SOLO)
18.We Are (JUN Q SOLO)
19.ニガモンデ
20.Be my lover feat. Hwanhee (SE YONG SOLO)
21.LAST TRAIN
22.タンマレ〜はっきり言って〜 (「딱(タン) 말해(マレ)」 Japanese ver.)
23.Stop the time
24.クリジャナ
<Encore>
25.SUMMER PARTY
26.We Made It
27.きせき
28.Message (Japanese ver.)