韓流スター、チャン・グンソクが「Twitter」(ツイッター)を止めるかもしれない。



 彼は最近のインタビューで「ツイッターは、何でもかんでも記事になってしまうことが気になるので、最近は知人だけに公開できる別のSNSを始めました。でもこのSNSの内容もどこかで漏れてしまうのです」と、嘆いた。



 チャン・グンソクのSNS生活は、「mixi」のような韓国のミニ・ホームページ「Cyworld」(サイワールド)から始まっており、近年は「ツイッター」や中国の「weibo」など、オープン型のSNSを積極的に使っていた。1日に10本以上の投稿も珍しくなかった。



 しかし、直近の彼のツイッター投稿は、 2週間で1本ほど。



 これについてチャン・グンソクは今回のインタビューで「別のSNSを始めた」と打ち明けた訳だが、その理由は、自由参加型SNSである「ツイッター」のオープン性が起因している。



 ファンとのコミュニケーション手段として活用してきた「ツイッター」への些細な会話内容や何気ない日常の感想まで記事化されてしまうことにプレッシャーを感じるようになったようだ。



 一方、最近ではチャン・グンソクの他にも、オープン型SNSから離れる芸能人たちが増えている。代わりに、コメントを一部限定的に公開できる「フェイスブック」、「インスタグラム」や、クローズド型SNSである「カカオトーク」、「ライン」などが代案になる場合もある。



 この流れには、IUや「T-ARA」などの人気芸能人たちが度々巻き込まれる「SNS発言騒動」によるリスクを回避したいという芸能人側の思惑もあるようだ。



 人気芸能人たちが、ツイッターのようなオープン型SNSに投稿した記事が発端でイメージダウンにつながった例が頻発しているからだ。

 

 ある物事に対して、芸能人が個人的な見解や本音を投稿した時、場合によってはそれがテレビに映るイメージとは相反するものになってしまうこともある。そこでファンを含む読み手側に、「あらっ、こんな人だったの?! 」と誤解または偏見の目で見られてしまう危険性が生まれる訳だ。



 さらには、たまたまハングルやローマ字のつづりや文法が間違っただけで、バッシングを受けた芸能人もいるほど。

 

 特に、人気アイドルグループとなれば、常にアンチファンがつきまとうもので、ちょっとしたミス投稿で揚げ足を取られてしまうこともある。



 芸能人と不特定多数の大勢のファンがリアルタイムで直接コミュニケーションが図れるとして、芸能界ではとくに重宝されてきたオープン型SNS媒体だが、最近はその副作用が指摘されつつあるのだ。



 ある芸能事務所の関係者も「オープン型SNSのメリットは確かにたくさんあるが、一瞬のミス投稿による被害は無視できない。」とし、「我々の所属芸能人には、個人アカウントではなく、会社の公式アカウントを経由して発言するように奨励している」と、そのリスクを指摘した。



 日米を中心に、若者たちの従来のSNS離れ現象が進んでいる中、「インスタグラム」や「ライン」などの新興SNSサービスが普及しているのは、何も芸能界だけのことではない。



 日々、多種多様化しているこれらのSNSサービスだが、その主体は我々人間であることを忘れてはならない。SNSサービスはあくまでも社会インフラの一つなのだ。



 人々の絆を作り、大切な情報を共有する素晴らしいコミュニケーションツールであるSNS媒体を、ただの「芸能人監視ツール」に転落させてはならない。

どんな「文明の恵み」であれ、活かすも殺すも、私たちの日頃の行いに関わっているといえよう。