映画「軍艦島」が、思わぬ”テロ”に巻き込まれている。

 50代女性のアン某氏は先ごろ、知人同士のメッセンジャー(チャットアプリ)で、あるメッセージを受信した。内容は「公開中の映画『軍艦島』と『タクシー運転手』ボイコット」を呼びかけるもので、「『軍艦島』はろうそく映画であり、『タクシー運転手』は5.18を美化する映画」と記載されていた。

 「軍艦島」が”ろうそく映画”と指摘される理由は劇中、OBS隊員のパク・ムヨン(ソン・ジュンギ扮)が、ろうそくの明かりで照らされた強制徴用者たちに囲まれて同意を求めるシーンと関係があるという。映画を観賞した人物はレビューに1点をつけ、「良い映画をつくって、日本人(日本軍)がしたことを知らせたいのならば、事実に基づいて映画を作るべきだ。わざとらしく感動させるストーリー、劇と全く関係のないろうそくシーンなど、本当に失望した」と批判。

 また、他のネットユーザーは「このような悲劇を、政治的な監督が手掛けたことが本当に嘆かわしい。結論として、映画も水準未達。この作品は、軍艦島に連れていかれた人たちにとっても、この映画を観賞する私たちにとっても悲劇だ」と激しい言葉で映画を酷評した。

 このように、レビューで1点を与える”評点テロ”は、映画が正式公開される前の26日深夜から相次いでいる。しかし、実際に観賞した後に付けた評点なのかに疑問が残る、との声もある。

 「軍艦島」の制作関係者は「公開日は26日だったが、実際に公開時間前から評点1点を付ける”評点テロ”が始まっていた。該当の評点を付けたネットユーザーたちは本当に映画を観賞したのか、その可能性は低いようだ。映画内容をよく知らずに記載した評価も目にした。上映前からこのような評価が相次ぐ理由がわからない」と困惑した表情を見せた。