数千万ウォンを貸してくれたら自身が育てているガールズグループに対する活動権限を譲るとして、詐欺をはたらいた芸能事務所の職員が一審で懲役刑を言い渡された。

 25日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事12単独ソン・スンフン部長判事は詐欺容疑で起訴されたA芸能事務所の職員キム某氏に懲役6か月を言い渡した。

 昨年4月、キム市はソウル・カンナムグ(江南区)のあるカフェで知人イ某氏に「ガールズグループの放送デビューに必要な衣装費と活動費がなくて、デビューさせられない」とし「資金を支援してくれれば、芸能事務所を新たに設立してすべての権利を譲る」と話していたことがわかった。

 しかし、キム氏は事業資金が不足した状況でガールズグループの活動費を準備するために嘘をついたもので、イ氏を代表者にする事業体を設立する意思や能力がなかったことが明らかになった。当時、キム氏は芸能事務所の社長ではなく、実質的な運営者の役割をしていたことが明らかになった。

 この方法でキム氏はイ氏から昨年4月18日、2度にわたり、2600万ウォン(約230万円)をだまし取った疑いをもたれている。

 キム氏側は「1年後に返済する条件で、金銭を借りたもの」と主張したが、裁判部はこれを受け入れなかった。

 裁判部は「キム氏とイ氏が交わしたカカオトークメッセージ、証人の陳述など証拠を総合すると、キム氏が被害者をだましたことが全て認められる」とし、「この事件の犯行の経緯、手段及び方法などに照らしてその罪質が相当良くない」と説明した。

 続いて「キム氏は被害者から許しを得ることもできなかった」とし、「ただし、キム氏に犯罪歴がない点を酌量した」として、量刑理由を明らかにした。

 なお、該当判決を不服としたキム氏は控訴した。