韓国Mnetのアイドルオーディション番組「PRODUCE 101」で自身が運営する事務所の所属練習生らの順位を高くするため、不正投票をおこなったキム・グァンス元MBK代表とパク・ギュホンPOCKETDOL STUDIO代表に罰金刑が言い渡された。

 ソウル中央地裁刑事23単独ファン・ヨジン判事は20日、業務妨害容疑で起訴されたキム被告とパク被告にそれぞれ罰金1000万ウォン(約94万円)を宣告した。

 ファン判事は「被告人らは自身が運営する芸能事務所所属の出演者の順位を上げるため、非正常的な方法で大量の他人名義のIDを購入し、職員や所属練習生らに特定出演者に投票するよう指示。順位に影響を及ぼした」と説明した。

 続けて「決して小さくない規模の事務所を運営しながら、業界内での透明で公正な文化を定着させるための努力をすることができず、かえって不正投票のような陰性的手段を使って関連業界に対する不信を招くこととなった」と指摘した。

 ただし、「不正投票の影響力は所属出演者の順位を多少動かす程度の限られたもので、最終メンバーの当落には影響がなかった」とし、「過ちを認め、ここ5年間の刑事処罰歴がない」と量刑理由を説明した。

 両被告は「PRODUCE 101」シーズン1に参加したMBK所属の練習生3人が3次および最終回の順位発表で、脱落しない、または最終デビュー組に選ばれるように借名IDでオンライン投票をし、投票数を稼いだ容疑を受けている。

 パク被告は2016年3月、ID1万個を購入し、MBKの職員らにMnetホームページに加入させ、借名IDでのオンライン投票を指示した。彼らが投票した回数は計8万9228回に達することが分かっている。

 一方、同番組の得票数操作容疑で裁判にかけられたアン某プロデューサーとキム某総括プロデューサーは2審で、それぞれ懲役2年と1年8か月を宣告された。