韓国ガールズグループ「ITZY」リアの校内暴力(いじめ)疑惑を提起した同窓生のAさんが、JYPエンターテインメントが提起した名誉棄損容疑について「嫌疑なし」処分を受けた事実が明らかとなった。以降、リアがいじめの加害者として指摘されている点について、警察側が懸念を示した。

 ヨンス(延寿)警察署は15日、韓国メディア「Edaily(イーデイリー)」の取材に応じ「Aさんが名誉を棄損(きそん)したと断定するだけの証拠がないため、嫌疑なしと決定した」とし、「校内暴力(いじめ)の詳細まで明かすことが今回の捜査の対象ではない」と説明。

 また「今回の決定は、警察の1次捜査結果でしかない。捜査が終結したわけでもなく、容疑が確定したわけでもない」とした上で、「告訴人が意義申請をしたり、検察が90日以内に再捜査を要請したりする場合には、いつでも再捜査が可能になる」と伝えた。

 去る13日、延寿警察署は、情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(名誉棄損)容疑がもたれていた20代女性(A)に対し、「嫌疑なし」と決定したことを明かした。

 警察は、Aさんがオンラインコミュニティーに掲載した文章は自身が経験したことを表現しただけであり、リアを批判するために書いたと見るのは難しいと判断。また、掲載された文章が「虚偽」を書いたと見る明確な証拠も不充分だと判断した。

 Aさんは2月、あるインターネットコミュニティーに「00年生まれの有名女性アイドルの校内暴力被害者です」とする文章を投稿。「加害者は借りた金を返さなかったり、何の理由もなく友人をいじめたりしていた。いじめる理由を聞いた私にも暴言を吐き、トラウマになった」と明かし、いじめの加害者としてリアを名指しした。

 これに対し、JYP側は「本件は昨年、当社が書かれていたものを虚偽事実流布による名誉棄損容疑として告訴し、現在は調査が進行中の事案として法的手続きによる結果を待っている段階。本事案はやはり明確たる虚偽事実であり、当社は本事案に対して追加告訴を進行すると共に、これに関連して今後悪質コメントや虚偽事実流布などでアーティストの名誉を毀損し、活動を妨害する行為に対して強く法的対応していく方針」と明かしていた。