バンド「シナウィ」のリーダーであるシン・デチョルが、先輩歌手ナ・フナのコンサート強行を公に批判した。

シン・デチョルは21日、自身のフェイスブックに「ナ・フナ大先輩がとてもうらやましい。後輩たちはわずか数十人が来る公演も中止している」と綴った。

さらに「ソクラテス曰く、『幼にして謙遜なれ、弱にして温和なれ、壮にして公正なれ、老いては慎重なれ』と言ったが、歌王(ナ・フナのキャッチフレーズ)でいらっしゃるので一度くらい自制なさる美徳など必要ないのか」と述べた。

彼は「コロナ感染者数が最大を記録している非常事態」だと強調しながら、「それでも公演をなさるなら、無能で出演もできない後輩たちはどうすることもできないが、リクエストを一曲お願いしたい。次は『百万本のバラ』も歌ってほしい。『テスヒョン』と一緒に歌えばぴったりだ。ほかに練習する必要もないはずだ。同じ曲だから」と述べた。「テスヒョン」はナ・フナの楽曲で、ソクラテスに“兄さん(韓国語でヒョン)”と呼びかけ自身の亡き父を思う内容。

ナ・フナは今月16日から18日までテグ(大邱)で全国ツアーコンサートを開催し、3日間最大4,000席規模で6公演を行い、約2万人が足を運んだという。

ナ・フナは23日から25日まで、プサン(釜山)BEXCO展示場でもコンサートを開く予定だったが、韓国・中央災難安全対策本部が同日(21日)、「22日0時から8月1日まで、非首都圏の非正規公演施設で開催される室内外の公演はすべて禁止される」と発表し、開催できなくなった。