麻薬投薬疑惑をもたれているアイドルグループ「iKON」の元メンバーB.I(本名:キム・ハンビン)の捜査をもみ消そうとした容疑で起訴されたヤン・ヒョンソク元YGエンターテインメント代表(51)側が初公判で公訴事実をすべて否認した。

 ソウル中央地裁は13日午前11時、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫など)などの容疑で起訴されたヤン元代表ら2人の初公判準備期日を行った。

 この日、検察とヤン元代表側は同事件の争点について意見を交わし、今後の公判日程を話し合った。公判準備期日には被告人の出席義務がなく、ヤン元代表は法廷に出席しなかった。

 検察は公訴事実の要旨朗読で「ヤン元代表はYG職員キム氏からA氏の警察の供述事実について報告を受けた後、A氏を社屋に呼んで、B.Iに関する供述を覆して、虚偽の供述をするよう脅迫した」とし、この過程でヤン元代表は、「『良い子にならなければ』、『私は調書をすべて見られる』、『あなた一人殺すのは何でもない』など、芸能人志望者A氏に危害を加えた」と述べた。

 これに対してヤン元代表側の弁護人は「公訴事実をすべて否認する」とし「A氏に会って話をしたのは事実だが、虚偽の陳述をするよう脅迫したり、強要したことはない」と主張した。

 ヤン元代表側は、国民参加裁判を希望するかどうかを問う裁判部の質疑には「望んでいない」と答えた。

 裁判部は9月17日、もう一度公判準備期日を行い、10月から正式裁判に入ることにした。

 この日、ヤン元代表の共犯として起訴されたキム氏側も容疑を否認しており、A氏に出国を指示した疑いをもたれているイ氏は海外に逃避している状態なので、裁判部が逮捕状の発布を検討することにした。

 ヤン元代表は2016年8月、麻薬投薬容疑で取り調べを受けた芸能人志望A氏がB.Iの麻薬購入疑惑まで供述すると、A氏を懐柔・脅迫し、B.Iに対する捜査を阻止した疑いをもたれている。