10月1日(金)にスタートしたラッパーサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY 10」(Mnet)。メモリアルシーズンとなる今回は歴代最多の応募者で、初回放送から注目のラッパーたちが続々と登場したが、やはり今回もアイドルラッパーの挑戦があった。新人ボーイズグループ「MCND」のCASTLE J(キャッスルジェイ)とWIN(ウィン)だ。

元をたどれば、シーズン3でBOBBY(iKON)が優勝したのをきっかけに、シーズン4ではMINO(WINNER)、RAVI(VIXX)、ジュホン(MONSTA X)、バーノン(SEVENTEEN)、さらには俳優キム・ミンジェの挑戦も。このとき準優勝したMINO(WINNER)は、今回のシーズン10でプロデューサーとして堂々と戻ってきた。

最近では、シーズン8でサバイバル番組「MIX NINE」(JTBC)の優勝者であり、「D1CE」のウ・ジニョン、シーズン9では「Stray Kids」のチャンビン、「PENTAGON」のウソク、「TO1」のチフンらが挑戦。アイドルラッパーたちのほとんどが第2次予選で脱落しているが、終えた感想コメントなどから、意義ある挑戦だったことがうかがえる。

そして、今回だ。15日(金)放送の第3話、第2次予選「60秒ビートラップ」の模様が公開されたが、そこで「MCND」の2人が登場した。この第2次予選は、参加者が4組のプロデューサーの前で60秒間ラップを披露。1つでも「PASS」が出れば合格だが、4つとも「FAIL」が出たら、燃える炎の中に沈んでいくという実は参加者たちが最も恐れるラウンドだ。

「MCND」の2人の登場シーンは短かったが、全くオンエアされない人もいることを考えると、しっかりグループの紹介VTRも流れたので、十分なアピールにはなっただろう。「MCND」は「SHINHWA」のアンディ、エリックをはじめ、「TEENTOP」、「UP10TION」らが所属するTOPメディアから2020年にデビューした新人ボーイズグループだ。

しかも、WINはことし2月から4月まで放送された「高等ラッパー4」(Mnet)に本名のパン・ジュニョクとして出演。当時、他のラッパーたちもざわつくほどのイケメンで、ビジュアルNo.1と話題になっていた。これまで「高等ラッパー」シリーズにもマーク(NCT)、ソヌ(THE BOYZ)、フィヨン(SF9)らが出演しているが、アイドルラッパーが「高等ラッパー」と「SHOW ME THE MONEY」の両方出るパターンはWINが初めてだろう。それだけでも、ラップにかける想い、気概を感じる。

グループではリーダーのCASTLE Jと末っ子のWIN。第1次予選はプロデューサーCODE KUNSTの審査を受け、共に合格。抱き合って喜び合った2人が、第2次予選に上がってきた。まずはCASTLE Jが挑戦したが、途中で詰まってしまうような場面もあり、「FAIL」が4つ出てしまい、脱落。控室に戻ったCASTLE Jは、次のWINがステージに上がると、「僕の分まで頑張ってくれることを願っている」と祈るように見ていたが、WINにも「FAIL」ボタンが次々と押され、4つ出たところで炎の中に沈んでいった。やはり、アイドルラッパーたちにとって、第2次予選の壁はまだまだ高いようだ。

CASTLE Jは控室に戻ってきたWINに「お疲れ」と声をかけ、「残念だね。でも、よくやったよ」と自分にも言い聞かせるように複雑な感情を見せていたが、勇気のある清々しい挑戦だった。「MCND」は10月9日(土)にオンラインコンサート「2021 MCND ON:LIVE [GEM SPACE]」を大盛況で終えたばかりであり、グループとしても今後の活躍がますます楽しみだ。