7年ぶりに4thミニアルバム「Ballad 21 F/W」(11月1日発売)でカムバックした男性アイドルグループ「2AM」。ダブルタイトル曲「Should’ve Known」、「No good in good-bye」を引っさげ、各種音楽番組やラジオ番組に出演するなど、確かな存在感を発揮し、短い期間ながらも充実した活動を展開した。その中にコント番組「コメディビッグリーグ」(tvN)への出演があった。11月7日(日)に放送された同番組の人気コント「サイコーラス」だ。

お笑い芸人ファン・ジェソンとヤン・セチャンが無茶苦茶なコーラスを入れるコントで、ここ最近は新曲をリリースするアーティストたちのちょっとしたPRの場となっており、「SHINee」はグループでもソロでも出演するほど、お気に入り(?)としているコントだ。

このコントに、グループを代表する曲「Never let you go〜死んでも離さない〜」を歌いながら登場した「2AM」のメンバーたち。リーダーのチョ・グォンが、久しぶりに新曲をリリースしたので、コーラスを入れてもらいたくて来たとあいさつをし、ファン・ジェソン、ヤン・セチャンと賑やかなオープニングトークを展開した。中でも、末っ子のジヌンが笑いのスイッチが入ったようにずっと爆笑し、楽しんでいる様子が見てとれた。

そして、チョ・グォンが「2AM」にはメガヒット曲「Never letyou go〜死んでも離さない〜」があると言うと、ヤン・セチャンが「死んだら見送ってあげなきゃいけないのでは?」と曲名がよくないからという流れで、いつもの替え歌に突入。しかも、前立腺など下の話で最終的に泌尿器科に行くという内容に変えられたのだが、これを4人が真剣にハーモニーを入れてアカペラで歌唱。歌っている内容が内容なのに、歌があまりにも上手いというそのギャップが、逆に笑えるという替え歌だった。

続けて、メンバーたちはコーラスをお願いする曲について、ダブルタイトル曲の「Should’ve Known」はパン・シヒョクPD、「No good in good-bye」はJ.Y.Park(パク・チニョン)の曲で、このプロデューサー2人は自分たちにとって「アボジ(お父さん)」だと説明。ところが、ファン・ジェソンとヤン・セチャンは、2曲もできないとし、「BTS(防弾少年団)」を世界に送り出したパン・シヒョクPDより、収益がちょっと寂しいであろうJ.Y.Parkの曲にしようと「No good in good-bye」に決定した。

いつの間にか、J.Y.Parkは「ビニールアジョシ(おじさん)」呼ばわりで、ファン・ジェソン&ヤン・セチャンの「ビニールアジョシ、アジョシの曲をやってあげたから『TWICE』を送り込んでください」という口上で曲がスタート。オープニングから笑っていたジヌンはやはりここでも歌いながら、2人のコーラスが入ると吹き出したり、チャンミンとスロンもクスッとしたりはしたが、チョ・グォンがブレずに熱唱したことで、次第に集中していった。

そうして最後は、ファン・ジェソン&ヤン・セチャンのお決まりの紹介コーラス3段オチ。「JYPに認められ、2008年韓国にすい星のように現れて女心をつかんだ、数多くのヒット曲で歌謡界を揺るがしたトゥ〜ピーエム」と「2PM」の垂れ幕が落ちた後、トゥミョン(透明)ケータイケースが紹介され、最後は「トゥ〜エイエムに名曲を与えたパン・シヒョク!」と若かりし頃のパン・シヒョクPDの垂れ幕が落ちた。

「2AM」が歌った曲はJ.Y.Parkが手掛けた新曲だったが、コーラスの歌詞にパン・シヒョクPDを盛り込み、どちらにも配慮した(?)構成だった。しかも、メンバーたちはキャラの強い芸人たちのコーラスに引きずられることなく、安定した歌唱力で歌い続け、面白がりながら楽しそうにする余裕も。どんな状況でも、抜群の歌声で曲の世界観を表現できることを見せるという意味では、この番組を選んで正解だったのかもしれない。バラエティでこの歌声を聴けるとはなんて贅沢なのだろうと思うほど、美しいコーラスワークだった。