「車輪のついた家3」(tvN)が今月6日の第12話をもって終了した。最終回ゲストは、ソン・ドンイルが招待した俳優チ・チャンウク。前回のゲスト、チョン・ヘインが夕飯を食べて帰った後、入れ替わるようにやって来るという登場だった。

思えば、最終回ゲストというと、シーズン1は女優ハ・ジウォン、シーズン2はシーズン1の末っ子ポジションだった俳優ヨ・ジングだったので、今シーズンはシーズン2の末っ子ポジションだったイム・シワンなのかと期待したが、そのような法則はなかった。

現在、ドラマ「あなたの願いを言えば」でソン・ドンイルと共演中のチ・チャンウクであり、なんならこの日の朝方まで一緒に撮影していたのだとか。それで、チョン・ヘインが出演した前回の放送時、ソン・ドンイルが午前中不在だったというわけだ。

ともかく、新年最初の放送がチ・チャンウクを迎えての最終回だったのだが、あっけなく終わった感があった。これまでシーズン1も2も、最後のゲストは2週に分けてオンエアされていたからだ。そもそも、今シーズンは2週に分けてオンエアされるゲストが少なかった。コロナ禍の影響なのか、スケジュールの問題なのか、このトレーラーハウスに宿泊するゲストがいなかったということだ。そう考えると、今シーズンの最後の旅は、前半にチョン・ヘイン、後半にチ・チャンウクという人気俳優を招いたという意味で豪華だったのかもしれない。

チ・チャンウクはソン・ドンイルとはドラマ「THE K2〜キミだけを守りたい〜」からの縁だそうだが、キム・ヒウォンとコンミョンとは初対面。それなのに、前からの知り合いであるかのように馴染んでいたのはチ・チャンウクの人柄だろう。

コンミョンには会って間もない夜食タイムのとき、テーブルの上のお菓子をとると、自分の口に入れるのかと思いきや、それをコンミョンに渡してあげてから、自分も食べるというさりげない優しさを見せたチ・チャンウク。入隊を控えたコンミョンに、自分の体験談や休暇を上手く使うことなど、タメになるアドバイスをしたほか、翌日の夕飯作りでは、初めて作るという牛肉わかめスープを作っているとき、味がイマイチだったようで、コンミョンに味見をしてほしいと頼み、スープをスプーンにすくうと、そのままコンミョンの口に「あーん」するほど距離感がグッと縮んでいた。

特に、キム・ヒウォンとは思いがけずブロマンスも。散歩に出かけたとき、細く長い丸太橋があり、揺れる水面のせいか、キム・ヒウォンが乗り物酔いしそうだと訴えると、チ・チャンウクは「僕が先頭に立ちましょうか」と言いながら先回りし、「僕の手をつかんでください」とキム・ヒウォンの手をしっかり握り、さらにめまいがしないように、ずっと話しかけながら丸太橋を渡ったのだ。まさに女性なら恋に落ちそうな振る舞い。やることも言うこともカッコ良すぎだ。

ほかにも、キャンプが趣味だというチ・チャンウクは運転も好きだとか。そこで散歩に出かけたとき、帰りの運転をし、テロップでも「胸キュンビジュアル」と出ていたが、運転する姿がドラマのワンシーンのようにどこを切り取ってもカッコよさしかなかった。ちなみに、キム・ヒウォンしか運転できないトレーラーハウスも運転できると自信を見せ、キム・ヒウォンが「適任者を見つけた」と嬉しがる場面もあった。

かと思えば、プレゼントとして中華まんのスチーマーを持ってきたが、初めて使うので使い方が分からないとし、取扱説明書もないと設置に悪戦苦闘。みんなの協力を得て、ようやく設置完了した後に、「こんなところにあったんだ」とどこからか取扱説明書を見つけ、設置方法が間違っていなかったことを確認するというちょっと抜けたところも見せたり、散歩先の露店でタイ焼きを買ったとき、店主がおまけをしてくれると言うと、おまけ分は中があずきではなく、シュークリームでもらえないかとちゃっかりした一面も。率直で自然体な姿が随所に現れ、チ・チャンウクの魅力大放出だった。

今シーズンは新しく加わった愛嬌(あいきょう)満点で癒し系のコンミョンの活躍も光り、終わってみれば、平均視聴率はシーズン1、2を上回る成績で好評のうちに幕を閉じた「車輪のついた家3」。番組の最後には、「みんな元気な姿でまた会うときまで」というテロップが出たが、いい形で今シーズンを締めくくり、tvNバラエティの人気シリーズとしてこれから長く続いていきそうな可能性を示した。