Netflixドラマ「イカゲーム」の人気で、世界中から脚光を浴びている俳優イ・ジョンジェが今月12日に放送されたユ・ジェソク×チョ・セホの人気バラエティ「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(tvN)に出演した。

同番組の放送は、ユ・ジェソクの新型コロナ感染により、2週間休みだったので、これが新年初放送。さらに、イ・ジョンジェ効果もあり、この日は前回の視聴率4.8%を0.9ポイント上回る5.7%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録した。

イ・ジョンジェは今回、何かのプロモーションをするということではなく、「イカゲーム」を見てくれた視聴者に感謝の気持ちを伝えようと出演を決めたそうだ。そういえば、日本で昨年末、「しゃべくり007年末2時間SP」(日本テレビ系)に出演したときも、同じようなことを言っていた。イ・ジョンジェの律儀な人柄が垣間見える。

最近、ナ・ヨンソクPDの「出張十五夜2」(tvN)にもチョン・ウソンと共に共同代表を務めるアーティストカンパニーチームとして出演したが、こちらはゲームがメインだったので、「ユ・クイズ ON THE BLOCK」でじっくりトークをする姿が見られるというのは貴重だった。

しかも、ユ・ジェソクとはテレビ初共演とか。だからといって、面識がないということではない。むしろ逆で、対面するや嬉しそうにハグをし、お互いに“戦友”と呼ぶ仲だった。調べてみると、二人とも1972年生まれの同い年。軍隊で同期だったという。そこからの縁で、どうやら今もジムなどでたまに会っているらしい。ユ・ジェソクは長年の友人が“ワールドクラス”の俳優になったことを誇らしそうにしながら迎え入れ、和やかな雰囲気でさまざまなトークが展開された。

まずは、気になる「イカゲーム」の反響について。撮影は10か月ほどで、その期間、髪はボサボサで無精ヒゲというみすぼらしい姿でいたため、「何を撮影しているのか?」と周りからも心配されたそうで、それほど期待もされていなかったし、自分自身もこんなに成功するとは思ってもみなかったという。それが思わぬ大ヒットで、続編を作らないわけにはいかない状況になり、シーズン3までは分からないが、シーズン2は確定。イ・ジョンジェはもちろん出演するが、撮影スケジュールはまだ決まっていないと明かした。

また、「イカゲーム」をきっかけに、ハリウッド俳優レオナルド・ディカプリオと対面したエピソードや、撮影現場に女優チョン・ホヨンと親しい「BLACKPINK」JENNIE(ジェニー)が来たエピソードなども。そして、「イカゲーム」のおかげで幸せであるが、その分、今後の作品へのプレッシャーがより大きくなったとも。イ・ジョンジェはヒットより、クオリティ的に成功させたい気持ちが大きいという。なぜなら、今は時代が変わり、公開当時人気がなくても、後で脚光を浴びるケースも多い。そのコンテンツの真実性とクオリティをしっかり考えて作ったら、今でなくとも、いつか愛される日が来ることもありえる時代なので、クオリティという部分において、深く考えていると語った。

第一線で活躍し続ける今のイ・ジョンジェを作った原動力は、やっていないキャラクターやジャンルを選択してきたことだというイ・ジョンジェ。そういう意味で、「イカゲーム」のソン・ギフン役もイ・ジョンジェの新たな一面を見られる作品だったが、「イカゲーム」しか見たことのない海外ファンが、SNSなどですっきりとこぎれいなイ・ジョンジェの姿に衝撃を受けたという反応を示したため、韓国ファンが「イ・ジョンジェはソン・ギフンだけを演じる俳優ではない」とさまざまな写真を投稿し、本来のイ・ジョンジェの魅力を世界にアピールするキャンペーンを展開しているそうだ。

映画「暗殺」、「10人の泥棒たち」、「神と共に 第一章:罪と罰」、「神と共に 第二章:因と縁」といった観客動員数1000万人を超えた出演作が4作もあるほか、「私は王になる顔か?」の名セリフを生んだ映画「観相師−かんそうし−」では、イ・ビョンウ音楽監督に劇中音楽を依頼するのに、イ・ジョンジェの出演料を削ったという裏話も。その代わり、ヒットしたらボーナスをもらう条件にしたところ、ヒットが難しい時代劇にもかかわらず、913万人を動員し、結果的に大きな利益が出たとニッコリ。気さくに「私は王になる顔か?」を生でやって見せるサービス精神も発揮した。

ほかにも、この20年間一度もケンカをしたことがなく、敬語を使いながら、お互いにリスペクトし、助け合える関係だという親友チョン・ウソについても語ったイ・ジョンジェ。以前、この番組に俳優チュ・ジフンが出演した際、チョン・ウソンの家はホテルのようで、家飲みするとき、おつまみを食べないと話していたが、隣に住んでいるというイ・ジョンジェがその真相について、外で食事を済ませてから家飲みするので、おつまみは必要ないのだとし、確かに食べるものは家にあまりないと明かした。

最後に、この日レザーパンツを履いていたが、60、70代になってもレザーパンツが履きこなせる人でありたいし、両親のためにもこの仕事を長く続けたいとし、お父さんにメッセージを伝えていたのも印象的だった。何よりも、当たりが柔らかく、終始笑顔だったのが好感でしかなく、イ・ジョンジェの今後の作品がますます期待される。