ナ・ヨンソクPDのショートバラエティ「出張十五夜2」(tvN)のゲストラインナップが豪華すぎて、そのスケール感がすごいことになっている。見ようによれば、番宣番組と化してきているので、単純に作品の出演者が勢揃いし、必然的にそうなるとも言えるのだが、それにしてもだ。

2か所目の出張先となる1月21日(金)放送の第3話には、26日(水)に公開される映画「パイレーツ2(海賊:鬼旗)」チームが登場。カン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、イ・グァンス、チェ・スビン、セフン(EXO)、キム・ソンオ、パク・ジファンの7人だ。

この顔ぶれには馴染みがある。昨年9月に全3話で放送された「車輪のついた家」シリーズのスピンオフ番組「お貸しします 車輪のついた家」に出演したメンバーたちだ。当時、同じtvNなら「出張十五夜」もあるのに、一つの番組を作ってしまうなんて、プロモーションの規模が大きいなと思っていたが、ここにきて「出張十五夜」とは。しかも、しっかり公開日に合わせて出てくる念の入れようだ。昨年から、すでに壮大なプロモーション計画が始まっていたのだろう。

1つ残念だったのが、「お貸しします 車輪のついた家」には出演していたクォン・サンウが、今回の「出張十五夜2」にいなかったことだ。前回の第2話で、「人物クイズ」に挑戦したチョン・ウソンがクォン・サンウの写真を見て、瞬間的に名前が出てこず、答えられなかった経緯があったので、もし収録の順番が放送の順番と同じなら、ナPDが面白がってこのことに触れたかもしれないからだ。実際、最近のメディアインタビューでクォン・サンウは、このことをマネジャーから聞いて知り、チョン・ウソンになぜ分からなかったのかと冗談交じりのメールを送ったところ、長文の謝罪内容が返ってきたと明かしている。

ともあれ、クォン・サンウはいなくとも、すでに「お貸しします 車輪のついた家」で見ていた通り、キャストのコンビネーションは抜群だった。ナPDとも、カン・ハヌルは「花より青春−アイスランド編」、ハン・ヒョジュは「出張十五夜」BHエンターテインメント編、イ・グァンスも「出張十五夜スペシャル」の映画「シンクホール」編、セフンは「ジョンナムを着た悪魔2」にゲスト出演しており、久しぶりの再会。勝手知ったるなんとやらで、この状況にすぐさま適応し、特にカン・ハヌルはナPDとの駆け引きも絶妙だった。

今回のゲームは、「新西遊記」でも珍回答が飛び出す、常識や音楽問題が出題される「奨学クイズ」。テレビ放送では、映画の見どころや、それぞれ演じるキャラクターについて話す場面がメインで、クイズ部分はさわりだけだったが、十分にキャスト同士の関係性が垣間見られるものだった。

例えば、ピーターパンが何をなくしたから、ウェンディのところに探しに行ったのかという問題で、ハン・ヒョジュが「夢」と答えて不正解となり、次にカン・ハヌルも「童心」と答えて不正解に。すると、イ・グァンスがナPDに、間違えた2人は減点になったことを確認した後、隣のカン・ハヌルに「夢って言ってないよね?」と聞くと、カン・ハヌルとハン・ヒョジュが「言ってない」ととぼけたため、「夢」と答えてしまったイ・グァンス。なんとハン・ヒョジュの30秒前の回答を聞いていなかったのだ。2人に翻弄され、不正解となったイ・グァンスに、ハン・ヒョジュは「私が言ったじゃない、夢」と嬉しそうにつっこんでいた。結局、ナPDのヒントでパク・ジファンが「影」と正解を出したが、イ・グァンスの面白さが光っていた。

YouTubeのフルバージョンを見ると、運試しでキャストたちのイスが違っていたことや、セフンがいじられたり、イ・グァンスが勝負強さを発揮したり、終始キャストたちの和気あいあいとした雰囲気が楽しめる回だった。結果的に番組側が、チャンネル登録者1000人に映画チケットをプレゼントというハッピーエンドで終了。

ちなみに24日現在、同映画の前売りチケットは映画振興委員会・統合ネットワークによると、8日連続全体1位で、昨年最もヒットした韓国映画「モガディシュ」の前売り券販売数を約2万枚以上、上回っているという。26日から公開される「パイレーツ2」のヒットの行方も気になるところだが、次回の「出張十五夜2」第4話にはペ・ドゥナ×コン・ユのNetflixドラマ「静かなる海」チームが出演。こちらもどんな展開になるのか、コン・ユとナPDがどんな絡みを見せるのか楽しみでしかない。