【全文】「梨泰院事故」で言及されたアフリカTVの有名BJが釈明…「とんでもない話」
ケイは30日、自身のアフリカTV放送局に「文を書く前に謹んで故人の冥福を祈る。 とても心が痛い」と始まる文を残した。
続けて「このような悲しい状況にもかかわらず、多くのメッセージや掲示物を通じて私に対して書かれた推測性の文章を見た」として「私のせいで多くの人が集まり事故が起きたと書かれているが、放送をご覧になっていた方々はご存知だと思うが、あまりにも話にならない言葉であり事実ではないことをわかっておられると思う」と書いた。
また「マスコミで『有名人の酒場訪問により人波が集まった』と報道され、その有名人が私だという方々がいたが、放送を見た方々はご存知だと思うが、私は酒場を訪問したのではなく、人波によってやむを得ず酒場に押されて入ることになった」と強調した。
それと共に「虚偽事実があまりにもひどくてアフリカTV側でも正確な事実関係把握のために動線を要請し、昨日行ったすべての動線と時間帯を知らせた」として「それを見て事実把握をしてくれれば良いと思う」と付け加えた。
一方、29日夜、ソウル・ヨンサン(龍山)区イテウォン(梨泰院)洞のハミルトンホテル付近で起きた圧死惨事死亡者は154人と集計された。 ケイはアフリカTVで10年以上放送してきた人気BJで事件当日、一部報道機関が「有名人が訪れた後、事故が起きた」という目撃談を報道し、デマに包まれた経緯がある。
以下、ケイの立場文全文。
まず、文を書く前に謹んで故人のご冥福を祈ります。
とても心が痛いです。
しかし、こんな悲しい状況にもかかわらず
たくさんのメッセージや掲示物を通じて私に対して上がってくる推測性の書き込みを見ました。
私のせいで大勢の人が集まって事故が起きたと推測する書き込みが掲載されていますが、
放送をご覧になった方々はご存知だと思いますが、とてもあり得ない話で事実ではないことをご存知だと思います。
マスコミで「有名人の酒場訪問によって人波が押し寄せた」と報道され、
その有名人を私だと指摘する方々がいらっしゃいますが
放送をご覧になった方はご存知だと思いますが
私は酒場を訪れたのではなく、人波によって仕方なく酒場に押されて入りました。
そこで従業員の方が、現在外は危険だから出ない方がいいとおっしゃったので
30分ほど建物の内部にいたところ、警察官の統制で道が少し緩和されたので、
建物を出て事故現場と反対側の路地を通って梨泰院を抜けました。
虚偽の事実があまりにもひどく、アフリカTV側でも正確な事実関係把握のため動線を要請し、昨日行ったすべての動線と時間帯を教えてくれました。
ですので、正確な事実が把握できたら判断していただきたいと思います。
改めて梨泰院事故の被害者の方々と遺族の方々に哀悼の意を表します。