先月デビュー4年目で初の音楽番組1位を獲得した、韓国ボーイズグループ「DKZ」の「Uh-Heung」を今更ながらに聴いてみた!

 筆者は「DKZ」と言われても「DMZ(韓国非武装地帯)ですか?」と聞き返してしまうくらい、彼らに関して無知であることを了承していただきたい。
 彼らのグループ名を検索して、初めて知った。メンバーのジェチャンがあの韓国BLドラマ「セマンティックエラー」のサンウだと。ぶっきらぼうだけど、時々見せるデレデレがとても魅力的な年下男子のかわいい少年が、アイドルだったなんて。「知らなくてすまん」と、心の中で頭を下げる。それくらい無知である。


 とにもかくにも、調べてみると彼らのグループは少し複雑だ。デビュー時は5人グループだったのが、今年の3月に肩の負傷でメンバーが1人脱退したことを機に、グループ名を「DONGKIZ」から「DKZ」に改名し、メンバー3人が加えられメンバーは7人に。そして、現在1名が休養中で6人で活動を行っている。小学校低学年の算数なら、応用問題になりそうだ。

 そして、今年の4月に新たなメンバーとグループ名で6th Single Album「CHASE EPISODE 2. MAUM」を発売、その後10月には「Uh-Heung」がタイトル曲となった7th Single Album「CHASE EPISODE 3. BEUM」が発売された。
 この7th Single Album「CHASE EPISODE 3. BEUM」は、2021年から彼らが行ってきた「CHASEシリーズ」の最後を飾る物語を描いており、恐れから抜け出して、自由で勇気ある青年のインパクトを込めた曲である。


 「虎」をモチーフとした振付も強烈ながら、「一度しかない人生、主人公は僕なのに」や「欲は多いのに行動は面倒なのか?」など、私たちの心に火をつけてくれるようなメッセージ性がとても印象的だ。

 作詞にはメンバーのジェチャンが参加し、“勇気ある青年の話”を実際にこの曲の歌詞に込めているのも魅力的だ。「何でも来いよ 自信あるからFusion」と、まさに恐れから何もできずにいた少年が、虎の精気を宿したような自信をつけて、怖いものなしで一歩進む様子が垣間見える。


 実際に「DKZ」のメンバーが20歳前後であることをみると、このような物語は今の彼らだからこそ素直に伝えられているのだろう。コンセプトとそれを体現するメンバーがよくマッチしていた結果、音楽番組1位に繋がったのかもしれない。
 新しく生まれ変わった「DKZ」は「Uh-Heung」で少年から青年へと変わっていった。「CHASEシリーズ」が終わり次のカムバック時は、私たちにどんなメッセージを伝えてくるのだろうか。