山口県岩国の夏を彩る錦帯橋の鵜飼いが、1日の夜から始まりました。
錦川でのアユ漁が解禁となった1日、錦帯橋近くの河原ではかがり火が灯され、鵜飼いの準備が始まりました。
夕闇とともに鵜飼いの実演が始まり、手縄と呼ばれるヒモで結ばれた鵜が川に潜ってアユを探します。
水面に映るかがり火の中で行われる鵜飼いに、遊覧船からは歓声と拍手が贈られていました。
「普段(陸上の)鵜飼広場で見る鵜と全く違う雰囲気で見たのですごく良かった。地元の人だけでなく全国の人に体験してほしい。」
錦帯橋の鵜飼いは9月10日まで行われます。
岩国市観光協会では、遊覧船の利用者4500人を目標にしているということです。