未だ甲子園未勝利! 宮崎・聖心ウルスラ学園に「カタカナ校名」初勝利の期待がかかる
 7月23日の宮崎大会決勝、聖心ウルスラ学園が日向学院を下し、12年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。

 各都道府県のトーナメント表を見たとき、真っ先に目に飛び込んでくるカタカナ校名。平成生まれの読者のなかには、高校時代の模試で志望校にデジタルハリウッド大を入れたことがある人も少なくないのではないだろうか。認知度の面でカタカナ校名はかなりオトクな気もする。

 脳裏に刻まれやすいカタカナ校名だが、歴代の甲子園出場校に限れば想像以上に少ない。1965年のコザ、2005年の聖心ウルスラ学園、2016年のクラーク記念国際に続いて今回が4度目の出場になる(「ケ」「ノ」が間に入る校名は除く)。

◎カタカナ校の甲子園戦績

 これまで甲子園に出場したカタカナ校の高校の戦績は以下の通り。

■コザ(沖縄)
1965年春出場
初戦敗退(0対7)
対戦校:岡山東商(岡山)

■聖心ウルスラ学園(宮崎)
2005年夏出場
初戦敗退(0対5)
対戦校:駒大苫小牧(南北海道)

■クラーク記念国際(北北海道)
2016年夏出場
初戦敗退(3対5)
対戦校:聖光学院(福島)

 実は今までに1度も甲子園で勝利を挙げていないのだ。聖心ウルスラ学園は「全国のカタカナ校の希望」を背負った戦いになる(!?)。

 ちなみに、ひらがなを含む校名の甲子園出場歴も意外と少ない。これまでに出場したのは2校。有名なのは谷繁元信氏などを輩出した島根・江の川。1988年夏にベスト8、2003年夏にはベスト4の実績があるが、2009年から石見智翠館に校名を変更している。

 残るは2010年夏、2016年の春夏に甲子園に出場した三重・いなべ総合学園だ。

 カタカナ校名、ひらがな校名には自然と注目が集まるが甲子園での健闘を大いに期待したい。


文=落合初春(おちあい・もとはる)