プライベートカスクを数量限定で提供しているウイスキー製造販売の月光川蒸留所(遊佐町、佐藤淳平社長)は本年度、人気のシェリー樽を用意した。豊かな味わいや深いコク、ドライフルーツのような果実由来の香りが期待できるとしている。2023、24年度はバーボン樽(だる)だった。第3弾の今回で募集は最後となる予定という。

 樽単位でウイスキーを購入し、自分だけのオリジナルウイスキーをつくることができるサービス。オロロソシェリーを21カ月間、シーズニング(熟成)させたアメリカンオーク材の樽を使う。認証を受けているため、樽の製造所やワイナリー、シェリーの種類などを追跡できる。

 価格は200リットル樽330万円で、契約完了後、蒸留所で6年間を基本として貯蔵し、700ミリリットル瓶に詰める。熟成過程で蒸発するエンゼルズシェア(天使の分け前)があるため個体差は出るが、200本を保証する。

 加水しないカスクストレングスで、アルコール度数は55%程度となる予定。希望者には、貯蔵3年目経過から順次サンプルを送る。

 23、24年度は各50樽が完売した。セールスマネジャーの塚形直記さんは「原酒、詰め日が同じでも一つ一つ味わいが異なり、オンリーワンのウイスキーを楽しめる」とプライベートカスクの魅力を語る。

 同社は21年に設立し、23年秋に本格稼働。樽詰め前の原酒(ニューポット)を販売しており、来年は熟成期間3年未満のニューボーン、27年には3年熟成のジャパニーズシングルモルトウイスキーのリリースを予定している。資料請求は同社ホームページから。問い合わせは同社0234(25)3971。