旧保育園を憩いの場に 鶴岡・堅苔沢、地元有志が地域食堂オープン
小堅保育園は1981(昭和56)年の開園以来、子育て世代を中心に地域交流の中心だったが、園児数の減少で昨年度末に閉園した。運営していた社会福祉法人恵泉会(同市)から「施設を地域の活動に有効活用してほしい」といった要望があったほか、住民が気軽に集まれる機会が減っていたことなどから、地元住民4人が食堂を発案した。市社会福祉協議会の補助金を活用し、4人は5月から食事の提供を始めた。
メニューの考案や調理などの運営は全て自ら行い、7日の食堂では手作りのカニクリームコロッケやサラダ、スープ、ゼリーなどが食卓に並んだ。施設内では、同法人が乳幼児用の子育て支援センター「小堅わんぱくルーム」を週3回開設しており、子どもや孫を預け、食事を楽しむこともできるという。
運営メンバーの1人で、小堅保育園に自身の子ども3人を通わせたという志田さえ子さん(70)は「設備がきれいな状態で残っており、住民それぞれの思い出が残る場所を生かしたかった」と振り返る。交流の場が失われれば、引きこもりがちになる高齢者が増えることも危惧され、「高齢者から子育て中の親子まで幅広い世代に利用してもらい、孤独や孤立を防ぎたい」と語る。
食堂は小堅わんぱくルームの開設日に合わせ、不定期で開く。食事は1日限定20食で、1食800円。予約や問い合わせは堅苔沢自治会0235(73)2186。


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