山梨県にある「昇仙峡」を訪れたことはありますか?昇仙峡は大自然が作り出した独特の景観を持つ渓谷で、国の名勝にも指定されています。

そして昇仙峡には、エリアのあちこちに「パワースポット」と呼べる場所が点在しています。

今回は昇仙峡の中の数あるパワースポットの中でも厳選した12か所をご紹介します。ぜひ大自然のパワーをもらいに訪れてみてください。

昇仙峡の基本情報

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昇仙峡の概要

昇仙峡は山梨県甲府市の北部にある渓谷です。長い年月をかけて削り取られた花崗岩の景色や奇岩が、まるで仙人が住むような幻想的な景色を生み出し「 日本一の渓谷美 」とも呼ばれる多くの観光客が訪れる名所になっています。

国の名勝にも指定 されており、そのほかにも 全国観光地百選渓谷の部第1位、平成百景第2位、平成の名水百選 にも選ばれているほどの渓谷美を誇る屈指の観光名所です。

昇仙峡までのアクセス

  • 車で行く場合:中央自動車道甲府昭和ICまたは双葉スマートICから35分
  • 電車で行く場合:中央本線から路線バスまたはタクシーで約30分

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昇仙峡下流部〜遊歩道エリアのパワースポット

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昇仙峡の奇石群

昇仙峡入口の 長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝までの間には、花崗岩が削られてできた奇石・奇岩が点在 しています。

その岩の姿から、 亀石・猿石・ラクダ石 など動物の名前のついたものや、 大佛岩、五月雨岩、登龍岩 などのパワースポットのような奇岩などがたくさんあります。

いずれも大自然が長い年月をかけて作り上げてきた芸術作品です。

愛のかけ橋

昇仙峡にかかる小さなつり橋で、別名「天鼓林橋」ともいいます。

カップルで渡ると愛が実るといわれていることから「愛のかけ橋」 と呼ばれています。

橋の中間から下を流れる渓谷を除くと迫力満点です。つり橋効果で愛が深まる、カップルにおすすめのスポットです。

羅漢寺(らかんじ)

かつては山岳信仰である御嶽信仰の拠点となる修験道場であり、古くから地域の人々の信仰の対象として護られてきた場所です。

五百羅漢像は弘法大使空海の作といわれる木彫像で、150体前後の羅漢像と阿弥陀如来坐像とともに保存庫に安置 されています。

覚円峰(かくえんぽう)

昇仙峡の主峰でシンボルともいえる巨大な岩山 です。昇仙峡のパンフレット写真などでもよく見かけます。

かつて僧侶の覚円がこの岩山の頂上で修業をしたことからこの名前がつきました。

花崗岩が風化水食を受けてできあがった急峻な岩山で、 高さ約180m もあります。

対岸には岩肌がゴツゴツした天狗岩と呼ばれる岩があり、つるりとした覚円峰との対比が見事な景色を作り出しています。

仙娥滝(せんがたき)

昇仙峡遊歩道の最奥にある、日本の滝百選にも選ばれている名瀑 です。覚円峰の麓部分にあり、ともに昇仙峡を代表する景色でパンフレットなどに掲載されています。

花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝で、 落差は約30m あります。

滝周辺は美しい木々に囲まれていて、新緑から紅葉、雪景色と四季折々の美しい風景を見ることができます。

この滝の面白いところは、滝下から階段を上がると滝の上に行くことができ、滝が流れ落ちる所を間近で見ることができる展望台があることです。

訪れた際は滝を下からだけでなく、上から落ちる様子もご覧になってください。

昇玉堂(しょうぎょくどう)

仙娥滝の滝上にある祠で、巨大な水晶玉と不動明王が祀られています。

こちらには「 鈴結び 」という願掛けがあり、 金運上昇や商売繁盛を願う「金の鈴 仕事結び」、無病息災や健康祈願の「銀の鈴 健康結び」 があり、自分の名前を書き巨大な水晶玉に触ってから鈴を結んで祈願をします。

あわせて 「水晶絵馬」に願い事を書いてご神体に願掛けする のもおすすめです。

下流部〜遊歩道エリアの見学方法

昇仙峡の下流部で観光の玄関口にもなります。長潭橋(ながとろばし)をスタートしてしばらくは渓流沿いの車道を進んでいきます。しばらくすると土産店が立ち並び遊歩道になります。遊歩道の終点には名瀑・仙娥滝が豪快に現れ、ここまでが下流部〜遊歩道エリアです。

見学方法は主に徒歩 です。車道は車で行くことができますが、途中すれ違いが困難なほど道幅が狭い場所があります。また駐車場は長潭橋周辺か遊歩道入口、仙娥滝上流部の観光エリア周辺に限られています。

これから紹介するパワースポットを巡るには 車では不便 なので、 徒歩での見学をおすすめ します。

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ロープウェイ山頂エリア

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和合権現・浮富士広場(わごうごんげん・うきふじひろば)

かつて 金峰山の麓に男女の象徴をあわせ持った樹齢350年の楢の木 があり、近隣の人々から信仰の対象として崇拝されていました。

このご神木を ロープウェイ開業時(昭和39年)に山頂へ移して、権現様としてお祀りしたものが和合権現 です。平成23年には、地元宮大工により立派な六角堂の祠に御神木を納めました。

現在は、自然のうちに 縁結び・子宝・金運の神様 として親しまれています。

御神木は富士山の方角を向いているので、和合権現をお参りすると霊峰冨士の最強パワーもいただくことができます。

また和合権現の目の前は「浮富士広場」という、 富士を眺める絶好の展望スポット になっていて、 浮冨士に手を合わせることで運気が上昇する といわれています。

八雲神社(やくもじんじゃ)

甲斐の国巨摩郡猪狩村の氏神で、石祠内に石棒を安置して祀っており近隣の民衆の信仰が厚い神社でした。

ご祭神がスサノオノミコトとクシナダヒメの夫婦で、夫婦円満や縁結びのパワースポットとしても有名 です。

また 金櫻神社の参道の要所になっていて、参拝者が道中を祈願する神社でもありました

弥三郎岳(やさぶろうだけ)

ロープウェイ下り場の展望台から山道を10分ほど歩いたところにある、昇仙峡でも屈指の見どころでパワースポットでもあります。

大きな一枚岩になっていて、山頂からは甲府の町並み、遠方には富士山、南アルプスの山々、さらに後方には金峰山と360度の大パノラマを眺められるビュースポット です。

またここには 富士山から発する大地の気である龍脈が金峰山を経由して弥三郎岳頂上に流れている、山頂エリア最大のパワースポット でもあります。

昇仙峡ロープウェイの利用方法

昇仙峡ロープウェイは、昇仙峡のメインストリートである土産物街の中に乗車口があります。

山麓の仙娥滝駅から山頂のパノラマ台駅までの全長は1,015mで、所要時間は約5分 です。 通常20分間隔で運行 しています。

乗車料金は大人(中学生以上)は往復1,300円、片道700円、小人(4才から小学生まで)は往復650円、片道350円です。

山頂エリアまでは車で行くことができません。 ロープウェイには専用の駐車場はありませんが、周辺に無料・有料の駐車場がありますので、そちらをご利用ください。

https://kofu-tourism.com/spot/13

昇仙峡奥地エリア

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金櫻神社(かなざくらじんじゃ)

昇仙峡の最奥に鎮座する、 奥秩父の霊山・金峰山を御神体とする神社 です。 金運のパワースポットとしても非常に有名な神社 です。本宮は金峰山山頂にあり、こちらは里宮にあたります。

神社の名前の由来にもなっている 御神木の「鬱金(うこん)の桜」は古くから「金の成る木の金櫻」 として崇められています。

御神宝はこの地で発掘され、手ずり加工された水晶玉で大変貴重なものです。

https://kanazakura-shrin.webnode.jp/

夫婦木神社(みょうとぎじんじゃ)

縁結びや子宝にご利益があるといわれている神社 です。境内にある御神木は樹齢1,000年の栃の木で、胴回り10m、内部は空洞になっていて中には男性器の形をした木が垂れ下がっています。

男女が参詣して祈れば必ず結ばれて、夫婦で御神木に触れると子宝に恵まれる といわれています。

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板敷渓谷

昇仙峡の奥にある荒川ダムの上流にある 隠れたパワースポットで、気軽に散策が楽しめる渓谷 です。

渓谷入口の階段を下ると、川のせせらぎや木漏れ日などの渓谷ならでは景色を散策することができ、15分ほど歩くと大滝の絶景を眺めることができます。

遊歩道は歩きやすいように整備されていますが、急な上り坂や滑りやすい場所もあるので、スニーカーなど歩きやすい靴で行くようにしてください。

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奥地エリアのアクセス方法

奥地エリアは 公共交通機関がないので、マイカーもしくは甲府駅からタクシーで行くことになります。

金櫻神社、夫婦木神社は無料の駐車場 があります。 板敷渓谷は荒川ダム周辺に無料の駐車場 があるので、そちらから徒歩で行くことができますよ。

絶景の大自然からパワーをいただこう

国の名勝にも指定されている昇仙峡は、花崗岩が作り出した独特の風景がまるで仙人が住んでいる水墨画のような世界です。

霊峰冨士や金峰山をはじめとする山岳信仰の地であること、水晶の産地であることなどからまさに地域全体がパワースポットと呼ぶにふさわしいでしょう。

一歩足を踏み入れれば、普段とは違った風景を眺めながら大自然の力をいただくことができて、力がみなぎってくることでしょう。

次の旅行は、ぜひ昇仙峡のパワースポットを巡って大自然の力をもらってきてみてはいかがでしょうか。


余暇プランナー:nonta