国内鉄鋼最大手の新日鉄住金は16日、2019年4月1日付で社名を「日本製鉄(にっぽんせいてつ)」に変更すると発表した。

 6月の株主総会を経て正式に決める。51%を出資する子会社の日新製鋼を、19年1月1日付で完全子会社化することも発表した。

 新日鉄住金は12年に新日本製鉄と住友金属工業が合併し、発足した。社名変更で旧住友金属工業を表す「住金」の名称が消える。

 新日鉄住金は17年3月に日新製鋼を子会社化し、現在は山陽特殊製鋼を子会社化することを検討中で、海外での事業展開を強化している。新日鉄住金の進藤孝生社長は16日の記者会見で、社名変更の理由を「海外に出ていく時に、日本発祥の製鉄会社として世界で成長を続ける企業にふさわしい名称にしたかった」と説明し、海外でのブランド力の強化を目指す考えを示した。